first little readers booksそれぞれのレベルと内容を紹介!

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First Little Readers booksそれぞれのレベルと内容を紹介!

英語絵本を読ませたいけれど、どの本から始めればいいのか分からない。

そんなときに候補に入りやすいのが、ScholasticのFirst Little Readersです。

大学英語講師はむ先生

英語講師の「はむ先生(村上里実)」です。教歴は15年、大学で非常勤講師を務め、第二言語習得を専門としています。

小さな薄い絵本が箱に入っているシリーズで、英語圏の子どもが読み始める時期に使うリーダー教材です。

日本のおうち英語でも、「最初の多読用絵本」として使いやすいシリーズだと思います。

わが家でも、息子が小2のときに多読の導入として取り入れました。

今回は、First Little Readersのレベル、内容、英語の難しさ、多読向きかどうかをまとめます。

タップできる目次

First Little Readersは全部で8箱

First Little Readersは、Scholasticから出ている初級リーダーのシリーズです。

レベルは、Guided Reading Levelという英語圏の読書レベルに対応しており、AからLまであります。ただし、箱の分かれ方はA、B、C、D、E&F、G&H、I&J、K&Lの8パックです。

A、B、C、Dはそれぞれ25冊入り。E&F、G&H、I&J、K&Lはそれぞれ16冊入りです。

現役英語講師はむ先生

わが家にはG&Hまであります

いずれも短いお話で作られたストーリーブックで、絵の手がかりを使いながら読み進める構成になっています。

レベルごとのイメージは、ざっくり次のようになります。

  • Level A:英語の本を読み始める最初の段階です。1ページに1文程度で、同じ文型のくり返しが多い
  • Level B〜D:少しずつ文が増え、単語や表現も広がります。それでも、絵を見ながら意味を推測しやすい作り
  • E&F以降:1ページあたりの文量が増えます。I&Jでは3〜6行、K&Lでは4〜6行程度の文があると紹介されている

つまり、First Little Readersは「英語の絵本を自分で読んでみる」段階から、「少しまとまった英文を読む」段階まで、ゆるやかに進めるシリーズです。

どんな内容?

First Little Readersの内容は、子どもの日常に近いものが中心です。

家族、学校、友だち、動物、食べ物、遊び、天気、身の回りのものなど、幼児から小学校低学年の子どもが理解しやすいテーマが多く使われています。

Level Aでは、かなりシンプルな文がくり返されます。

たとえば、

I see a cat.
I see a dog.
I see a bird.

のように、同じ文型で単語だけが変わるイメージです。

こうしたくり返しは、大人から見ると単調に感じるかもしれません。でも、英語を読み始めた子どもにとっては、とても大切です。

「読めた」と感じやすい。
次に出てくる文を予測しやすい。
文字と音、意味がつながりやすい。

この3つがそろっているので、最初の多読に向いています。

レベルが上がると、短いストーリー性が出てきます。登場人物が何かをしたり、ちょっとしたオチがあったり、説明文に近い内容が出てきたりします。

ただし、物語としての深さを楽しむ本というより、「英語で読める経験を積む本」と考えるとよいです。

Nate the GreatやElephant & Piggieのように、キャラクターの魅力や物語の面白さで読ませるシリーズとは少し違います。First Little Readersは、もっと基礎練習に近いリーダーです。

英語のレベルはどう?

First Little Readersの英語は、かなりやさしいレベルです。

特にLevel A〜Cは、英語絵本を自分で読み始める子に向いています。

公式では以下のように紹介されています:

ScholasticのLevel Aの商品説明▷ Guided Reading Level Aに対応した、読み始めの子にちょうどよい本
Amazonの商品情報▷ Level Aは対象年齢5〜6歳、25冊入り、Guided Reading Level Aに対応する本

特徴は、次の3つです。

1つ目は、文が短いことです。
Level Aでは、1ページに1文程度のものが多く、子どもが目で追いやすいです。

2つ目は、くり返しが多いことです。
同じ文型が何度も出てくるので、最初は読んでもらっていた子でも、だんだん自分で言えるようになります。

3つ目は、絵の手がかりがしっかりとあることです。
Scholasticの商品説明でも、simple text、decodable words、strong picture cuesが特徴として挙げられています。

日本の子どもが読む場合、英検5級レベルの文法を全部理解している必要はありません。

むしろ、基本的な英単語を聞いたことがある、短い英文を音で覚えている、絵を見ながら意味を推測できる、という状態の方が読みやすいと思います。

一方で、K&Lまで進むと、1ページあたりの文量が増えます。K&Lの説明では、4〜6行の英文があるとされているため、Level Aとはかなり印象が違います。

そのため、「First Little Readersは簡単」とひとまとめに考えるより、AからLに向かって少しずつ難しくなるシリーズと考えるのがよいです。

First Little Readersは多読向き?

結論からいうと、First Little Readersは多読の最初の一歩にとても向いています

理由は、1冊が短く、冊数が多く、レベルが細かく分かれているからです。

英語多読では、難しい本を1冊がんばって読むより、やさしい本をたくさん読むことが大切です。その点で、First Little Readersはかなり使いやすいです。

特にLevel A〜Dは、1冊あたりの負担が小さいです。子どもが「もう1冊読める」と感じやすく、冊数を重ねやすいのがよいところです。

また、箱にたくさん入っているので、親が毎回本を探さなくても済みます。

現役英語講師はむ先生

おうち英語では、この「選ぶ手間が少ない」ことも大事です

ただし、注意点もあります。

First Little Readersは、あくまで初級リーダーです。ストーリーの面白さやキャラクターの魅力でぐいぐい読ませる本ではありません。

そのため、英語力がある程度ついている子や、物語性の強い本が好きな子には、少し物足りなく感じるかもしれません。

わが家でも、小3で読むと「読めるけれど、内容はやさしい」という印象でした。

絵本の内容自体がおもしろい本は他にあるといったところでしょう。

英語の自力読みを始める年長〜小学校低学年、または英語絵本に慣れてきた子の多読スタートに向いていると思います。

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YL(読みやすさレベル)の目安

First Little ReadersのYLは、正確に全巻そろっている公式データを見つけるのは難しいです。

ただし、日本の多読の感覚で見ると、Level A〜Dはやさしい絵本リーダーに入ります。

Amazonの商品ページでは、Level Aについて「語数849(25冊合計) YL 0.2」とする情報が確認できます。

25冊合計で849語ということは、1冊あたりの語数はかなり少なめです。実際に読む感覚としても、Level AはYL 0.1〜0.2前後、Level B〜Dでも0.2〜0.4前後くらいのイメージでよいと思います。

E&F以降は文量が増えるため、YLも少し上がると考えられます。

▽ Level Aはこんな感じ

▽ Level E&Fはこんな感じ

目安としては、次のように考えると使いやすいです。

Level A:英語の自力読みの入り口
Level B〜D:短い文を読む練習
Level E&F〜G&H:少しストーリーを追う練習
Level I&J〜K&L:初級リーダーから次の読み物へ進む準備

YLはあくまで目安です。子どもによって、絵の好み、音声経験、語彙の量、読むことへの抵抗感が違います。

大切なのは、レベルを上げることよりも、「読めた」「もう1冊読もう」と思える本を選ぶことです。

息子小3が読んでみた感想

小3の息子がFirst Little Readersを読んでみた感想としては、Level A〜Dはかなりやさしく感じたようです。

文字が少なく、絵もはっきりしているので、自分で読むことへの抵抗は少なかったです。1冊が短いので、「これなら読める」という安心感がありました。

ただ、息子が小1のときにFirst Little ReadersのレベルG&Hを読ませたときには、ちょうど良いレベル感だと思ったので、そのときの子どもの英語力や読解力によるのだと思います。

絵本のレベルを見てみても、ある程度英語に触れてきた子には、簡単すぎたり、内容面では少し幼く感じたりするかもしれません。

物語を楽しむというより、「英語の本を自分で読む練習」として使う感じでした。

すでにElephant & PiggieやNate the Greatのような本に進んでいる子なら、First Little Readersは復習用、音読用、スラスラ読む練習用として使うのがよさそうです。

逆に、これから英語の自力読みを始める子には、とてもよいシリーズだと思います。

  1. 親が読み聞かせる
  2. 子どもがまねして読む
  3. 同じ文型をくり返し読む
  4. 最後に自分で1冊読んでみる

この流れが作りやすいシリーズです。

特に、英語を「読む」ことにまだ自信がない、負担を感じる子に向いています

最初から難しい本を渡すより、First Little Readersのような薄くてやさしい本をたくさん読む方が、成功体験を作りやすいと思います。

どこで買える?

Amazonで各レベルおおよそ3000円くらいで購入できます。

レベルK&Lの最後のボックスまでそろっているので、1つずつ読み終えていくのにもぴったりです。

ただ、わが家は安く購入したかったのでメルカリを使用しました。

MP3の音声付きでスマホで再生可能なところ、格安なところがメリットです。6箱セットで7000円くらいで購入できます。

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現役英語講師はむ先生

私はメルカリなら、育児館さんかNOHAさんで購入しています。梱包も丁寧でおすすめです。

First Little Readersは英語多読の土台作りにぴったり

First Little Readersは、英語の自力読みを始める子に向いた初級リーダーです。

AからLまでのレベルがあり、箱としてはA、B、C、D、E&F、G&H、I&J、K&Lの8パックに分かれています。

  • A〜Dは特にやさしく、短い文とくり返しが中心
  • E&F以降は少しずつ文量が増える
  • K&Lでは1ページに4〜6行程度の英文が出てくる

多読として使うなら、最初はLevel Aから順番に進めるのがおすすめです。ただし、小学生で英語経験がある子なら、Aは簡単すぎる場合もあります。その場合は、BやCから始めてもよいでしょう。

First Little Readersのよさは、「英語の本を1冊読めた」という経験を作りやすいことです。

英語多読は、いきなり長い本を読む必要はありません。むしろ、最初はやさしすぎるくらいの本で大丈夫です。

子どもが「読める」と感じる。
読むことに自信がつく。
もう1冊読んでみようと思える。

First Little Readersは、その土台作りにぴったりのシリーズです。

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