はむ先生のプロフィール

サイト運営をしている「はむ先生」こと、村上さとみと申します。

本業は大学での非常勤講師です。

1983年生まれ。愛知県で生まれ育ちました。妹がいる長女。性格はマイペース。フットワークは軽め。気になることは、とりあえず挑戦してみることが多いです。

現役英語講師はむ先生

はじめまして!
ご訪問ありがとうございます。

若い頃は周りの目が気になり生きづらさを感じることもありましたが、年齢を重ね、毎日を自由に過ごせるようになってきた、今日この頃です。

専門領域は、応用言語学です。関西大学外国語学研究科博士課程で学ぶ機会を得えました。単位取得退学で博士論文は提出していません。初めての大学での仕事は、博士課程在学中に在職した日本語教師です。アメリカのジョージア州にあるエモリー大学で教えることでした。

帰国後は、日本語教師や英語教師として、関西圏の大学・短大で教鞭を取りました。途中、産休・育休を挟みましたが、英語講師歴は15年ほどになります。現在は、地元愛知県にある大学で様々な学部の学生さんに英語を教えています。

私の専門分野は第二言語習得、特に英語学習者の動機付け(motivaion)です。大学院では英語学習のやる気をどのように高めることができるのかについて主に研究していました。

私自身、中高生の頃は勉強に意味を感じられず、英語学習を本気で取り組み始めたのは大学生になってからでした。恩師との出会いで自分の学習行動が変わったこと、留学を実現でき教育心理学を学べたことが、学習動機づけ研究の面白さに興味を持つきっかけとなりました。

大学英語講師はむ先生

英語を身に付けたことで色々なことに挑戦できました!

30歳で地元に戻り結婚。幼い頃から何かを作ることが好きだったのでハンドメイド作家としての活動も始めました。赤ちゃんの帽子や歯固めなどを作っています。今年で8年目になり、3000人以上の方とご縁を頂きました(2024年度お休み中)。

1.サイト運営を始めたきっかけ

子供を育てる生活が始まると育児関係の情報に触れる機会が多くなり、特に早くて便利なネット情報を中心に、子供の英語教育についても目にすることが増えました。

言語習得に関しては専門知識があるためか、「ん?本当に?」「いやいや…」と感じるような根拠のない英語教育の情報に疑問を持つようになりました。

ブログ作成なども未経験でしたが、私自身がサイト運営をすることで大学院で培った専門知識を役立てることが出来るのではと考え始めました。

当サイト運営のテーマ

子供の英語教育について
根拠ある正しい情報は何か?

私はこのサイトを通して、第二言語習得の知識に基づいた効果的な学習方法や注意点などを踏まえたうえで、

  • おうち英語の進め方
  • 子供英語に役立つ英語教材
  • 子供におすすめ英会話スクール

について発信をしていきたいと思っています。

現役英語講師はむ先生

ネット情報は真偽が分かりにくいですね

元々は息子の英語教育をいつから始めるか、どの教材を使うべきかなど、皆さんが疑問に思うような悩みから調べ始めたものでした。

現在、研究の世界からは離れていますが、サイト運営をするにあたり、専門分野の知見に基づいた記事を執筆していくことをお約束したいと思います。

2.子供の英語教育に対して思うこと

乳幼児期(特に0歳)の外国語教育は注意しなければならない点も多く、私自身は何が何でも早期英語教育をすべきとは考えていません。

人間にとって物事を深く考えられる言葉(つまり母語)を持つことは重要であることは、さまざまな調査から明らかになっているからです。

一方、我が家には英語がなければ人生違っていた…と話す、英語が大嫌いな夫がおり、子供には幼いときから英語をやらせたいと考えているようでした。

大学英語講師はむ先生

難しい問題だなと感じました

結果的におうち英語に取り組むことになり、乳幼児期より英語に触れられる生活環境を整えた息子はもうすぐ小学生になります。

私が想像していた以上に子供の言語能力は高く、大人が苦労して覚えること(または最後まで身に付けられないこと)をいとも簡単に吸収していく姿を目の当たりにしています。

▷ 5年間おうち英語記録は、こちら
▷ スピーキングの変化は、こちら

これは個人の能力ではなく、全ての子供がもつ生まれ持った能力による成果で、適切な環境に身を置けば誰でも達成可能なものです。

そんな子供の潜在能力を見ていると、英語は子供の未来をより良い方向にひらく1つの手段になるかもしれないと感じるようになりました。

3.おうち英語は母語習得優先

私のやり方は、母語である日本語習得を重視しています。

言語のバランスは、日本語9割・英語1割くらいのイメージです。全体的な言語力を底上げできればと思いながら、両言語を生活に取り入れています。

我が家では、乳幼児期の育児において「英語での語りかけ」はしていません。0歳のときには、ほとんど英語インプットもしていません。その代りに、日本語でたくさん話しかけ、絵本を読み聞かせました。

息子の母語である日本語の発達に遅れを感じたことはなく、10か月の頃から言葉を口にし始めました。今年小学1年生になる現在も、年齢相応に発達しているように思います。

大学英語講師はむ先生

4歳にもなると絶妙な表現を使って話せるようになりますね!

英語に関しては、自分の気持ちを文章で話せ、英語で会話が進められるようになりました。英語の絵本も自分で読めるようになっています。

目指すレベルは上を見ればきりがありませんが、理論を踏まえて正しい方法で導くことで、(日本語を優先した育児でも)英語は後を追う形で身に付いていくと考えています。

情報にあふれる現代ですが、当サイトが、子供たちの英語教育の進める際に、後悔のない選択をするための手助けになれば嬉しく思います。

2024年3月8日

イギリス発英語教材サイトTwinkl(トゥインクル)インタビュー記事を掲載して頂きました。よろしければご覧ください。