生後6か月頃から息子に始めた我が家のおうち英語は、今年で6年目になりました。
海外生活・インターの経験はゼロ、ごく普通の日本語を使う幼稚園・小学校に通い生活をしています。
はじめまして!
英語講師の「はむ先生」と申します。
教歴は15年ほど。現在、大学の非常勤講師として働いています。
優位な言語は日本語ですが、年齢相応の英語アニメを楽しむことができ、就学前レベルの絵本を読め、日常会話であれば話せるように育ちました。
おうち英語は子供の得意や興味に合わせて進めていくものなので絶対的な方法はありませんが、おうち英語の一例としてまとめます。
この記事では、5年間のおうち英語で
- わが家で使った英語教材の紹介
- 息子の英語力の変化
を記録していきたいと思います。
おうち英語に興味をお持ちの方の参考になれば幸いです!
おうち英語ブログを読んで頂く前提として
我が家のおうち英語は日本語習得優先で進めており、子供が最も自由に操れる言葉を日本語として育てています。
私はある程度の英語を身に付け、英語を教える仕事をしていますが、英語の母語話者ではありません。
- 英語が母語であること
- 外国語としての高度な英語力をもつこと
この2つは、英語が使えるという点では同じですが、全く次元が異なります。
私は学生時代にTOEIC900点台を取得し、現在英語を使って仕事もしていますが、ネイティブには程遠いという実感があります。
それもそのはずで、英検1級やTOEIC満点レベルは、英語ネイティブの小学校高学年くらいの言語レベルでしかないのです。
毎日聞くニュースや日常会話などから意識することなく高まる言語力は、ノンネイティブには敵いません。
そのような事実を踏まえると、英語ネイティブ話者の代わりとして私が英語を教えることは無謀であると考えています。
子供の英語教育についての考え方は、こちら
現在、英語を使って日常生活を送る幼稚園(プリスクール)の数も増え、英語環境を以前よりも簡単に用意できるようになりました。
一方、母語が日本語の両親のもとで日本の生活環境で育つ場合、どれだけ英語に触れる環境を整えても英語ネイティブ(レベル)になることは難しいと言われています。
息子には、豊かな日本語力を育みながら英語ができる日本人として言葉を身に付けていくスタンスでおうち英語を進めています。
親からの英語での語りかけはなし
赤ちゃんの母語(全ての言葉の基礎)となる言語は、養育者である親御さんが語り掛ける言葉です。
日本語で話しかけて育てれば日本語が身に付きますし、英語で話しかけていれば英語が身に付きます。
しかし、その大前提として、親御さんがもっとも自由に操れる言葉(つまり母語)を使用することが鉄則とされています。
状況に合った最も適切な言葉を使う必要があるからです。
そのため、我が家では育児に使う言葉は日本語に限定しました。
職業柄ある程度の英語を話すことも可能でしたが、私は英語ネイティブ話者ではありませんので避けることにしました。
▷ 母語育児の大切さについては、こちら
結果論にはなりますが、親が英語で話さなくとも「英語を使う環境」を用意することで息子は英語を話すようになりました。
つまり、子供が英語を話しだすかどうかという点において、親の英語力は関係ないと言えそうです。
おうち英語ブログ|お家で具体的に何をした?
息子Hiroを簡単に紹介
2017年生まれの息子は一般的な日本語使う幼稚園に通っています。
いわゆるお勉強的なことは一切しない園で、季節の行事ごとには熱心ですが、基本的には1日好きなことをして遊んで過ごしています。
幼稚園での英語レッスンは1か月に1回あるかないかというところなので、英語に力を入れている園ではありません。
- 第一言語(母語):日本語
- 第二言語:英語
息子の第一言語は日本語で年齢相応の発達が見られます。
年中の夏から日本語の読解力を伸ばすため公文国語を利用し始め、年長の現在は小学校1年生教材(カタカナと初めての漢字)に取り組んでいます。
親が気が付いたら身に付いていたという天才肌ではなく、コツコツ取り組みが必要なタイプだと見ています。
第二言語は英語です。
簡単な日常会話ができ、ある程度の文章が読めるレベルですが、日本語に比べて1歳程度幼い感覚を持っています。
英語を話したいという欲求はゼロに等しく必要性があれば話すだけなので、英語を話したくて誰にでも積極的にアタックしていくことはありません。
性格はマイペースです。引っ込み思案ではありませんが内向的だと思います。幼児期は外でボール遊びよりも、工事ごっこ・お家ごっこなどの遊びに勤しんでいました。
周りの人や環境に大きく左右されないため、ご機嫌に過ごしていることが多いです。何かを作ることが好きで、自宅では工作を楽しんでいます。
何か楽しいことはないかと、日々探している感じのタイプです。
1年ごとのおうち英語の取り組み
0歳からの5歳(現在)までのおうち英語で
- 実際に使った教材
- 教材の使い方
- その成果
についてまとめていきたいと思います。
どの教材を何歳の時に、どのように活用したのかを知ることで、それぞれのご家庭に応用できるのではと感じています。
日本語の習得度合いも関係してくると思いますので、簡単にそちらも書いていきます。
正しい方法という訳ではありませんので、参考程度に見て下さいね!
0歳 ▷日本語中心・英語ほぼなし
おうち英語で使った教材
- 英語絵本の読み聞かせ
- DWE教材(プレイアロング)
今振り返れば、私は話さない赤ちゃん相手によく(日本語で)話しかけていたと思います。
親の勝手な思い込みかもしれませんが、何となく「通じてる」気がしながら育てていた気がします。
ただ、初めての子育てで必死という点に変わりはなく、言葉について考え始めたのは生まれて2~3か月してからでした。
わが家では生後3か月の頃に、ディズニー英語システム(DWE)の教材を検討・購入しています。
当時、もう少し色々と調べれば、他の英語教材があったのかもしれませんが、そんな余裕もなかったように思います。
とはいっても、0歳ではほとんど活用していないません。
一言でいえば、ほやほやの赤ちゃんに映像を見せるということに抵抗があったからです。
WHO(世界保健機構)が推奨している、1歳未満のスクリーンタイムは0時間です。
この情報を当時知っていた訳ではありませんが、乳児に映像を見せることに抵抗がありDVDやCDをかけ流すことは避けていました。
一方、せっかく教材を購入したのに全く使わないというのも…という思いもありました。
当時は(育児も英語も)本当に手探りでした。
DWE教材の中に赤ちゃん用の「play along(プレイアロング)」というDVDがあります。
息子が0歳のときには、Play alongのDVDを使って1日2曲歌を聞かせることにしました。
※ 歌2曲なので時間にすると5分程度です。
毎日継続して英語の音を聞かせていることで「英語の音を聞き取れる耳」を残しておくことが目的でした。
0歳で英語に触れる時間が30分でなければ意味がないのか、1時間でなくてはいけないのかは、まだ調査されておらず分かっていません。
なので、この2曲というのは私の感覚です。
私が使ったのはDWE教材ですが、一般的な英語の童謡を聞かせるのと何ら変わりありません。
もう1つ我が家の0歳おうち英語で取り入れたのは、英語絵本の読み聞かせです。
生後2か月頃から日本語の絵本の読み聞かせをしていたので、そこに英語絵本も取り入れました。
絵本を読む時は「寝る前」と決めていたので、1日に3回読み聞かせの時間がありました。
だいたい1回に3冊読んでおり、2冊は日本語、1冊は英語にしていました。
自分で読み聞かせるのはちょっと…という親御さんも、CDなどの音源を使えば気楽に取り組めますのでオススメです。
▷ CD付きの英語絵本なら、こちら
0歳の取り組みに意味があったのかは、私の実感としては正直なところよく分かりません。
理論的に説明はできますが、言葉の習得は「頭の中で」行われることなので目に見えるものではないからです。
日本語に関しては生後10か月で初めて「まんま」と話しましたが、英語の発話は見られませんでした。
日常会話は全て日本語で話しかけていましたし、1日5分の取り組みですので、当然かなと受け止めていました。
ただ、小さな息子と寝転んで絵本を読む時間、抱っこして歌を聞く時間は、親の私にとって素敵な思い出になっています。
赤ちゃんのときは、車の中でも日本語の童謡をかけ流していました!
\英語年齢0才/
英語に触れた合計時間
- 1年間:約45時間
おうち英語1年目は、1日10分程度、英語を少し聞かせる時間を作った1年間でした。
1歳 ▷英語1日30分
おうち英語で使った教材
- 英語絵本
- DWE教材(プレイアロング・シングアロング・ストレートプレイ)
1歳を過ぎた頃から、DWE教材のsing along(シングアロング)やStraight Play(ストレートプレイ)を使い始めました。
簡単なお話や歌を英語で聞くことができるDVD教材です。
▷ DWE教材に興味があれば、こちら
日本語の発話も増えてきたこともあり、英語を1日30分程度に増やしました。
日本語9割・英語1割を意識して英語はDVD教材にお任せました。
※ CDも教材にありますが、我が家は使っていません。
その他には特に何もしておらず、親の私は積極的に日本語で話しかけることを常に心掛けていました。
お昼寝は1日2回、夜は7時には寝るパターンでした。
WHOの推奨時間は(0才と変わらず)1-2才は0分です。しかし、多くても1日60分という表記が追加されています。映像を見せる時間の目安とすると良いのかと思います。
1歳7か月頃になると簡単な英単語を繰り返すことがありました。
例えば「eat」「key」などです。
ただ、この時期の英語に関しては繰り返しているだけなので、あまり意味があるものとは感じませんでした。
息子にテレビを解禁したのは2歳からなので、日本語インプットは私との会話が中心です。
この時期、日本語は年齢相応に習得していました。
1歳2か月の発話は「ねんね」「だっこ」「ないないー」「おっちゃった」「でた!」「どーじょ」などです。
1歳9か月で2語文で話すようになり、例えば「これとって」「これたべたい」「これほしい」などの発話が見られました。
\英語年齢1才/
英語に触れた合計時間
- 1才の1年間:約182時間
- 総合計時間:227時間
おうち英語2年目は、1日30分程度、英語インプット時間を作った1年になりました。
2歳 ▷英語1日30分-1時間
おうち英語で使った教材
- 英語絵本
- こどもちゃれんじイングリッシュ
- Phonics DVD1&2(worldwide kids)
ほぼ使っていない教材
- dwe教材
dwe教材(3種類)を継続して使おうと考えていたのですが、2年目にして親の私がDVDを聞き飽きてしまいました。
dwe教材を中古にすれば良かったと悟ったのは、この頃です。
これは予想しておらず困りました。
英語を身に付けるのに「聞くこと」は欠かせず、継続が何よりも大切です。
親である私が気乗りしないときには、何でもいいから英語に触れさせることを目標にしていました。
苦肉の策で、こどもチャレンジの英語教材も購入してみました。
英語インプット教材としてはdweよりも劣りますが、こどもちゃれんじは子供心をよく分かっており、好んで遊んでくれるものが多いので助かりました。
▷ こどもちゃれんじEnglishは、こちら
また、無料でもらったお試し教材で息子が気に入ったので、Worldwide kidsのPhonics DVDをメルカリで中古購入しました。
この時期、英語に触れる1日の時間は1時間へと少し増やしています。
- 子供の起きている時間が増えたこと
- 日本語が年齢相応に上達していること
が理由です。
2歳になると、英語の歌をDVDに続いて何となく歌う、青信号をみて「it’s blue!」と言うなどの発話が少し見られるようになりました。
しかし、知っているフレーズを言ってみるレベルで、1歳の頃、日本語を話し始めた頃に似ている感じがしました。
日本語に関しては、2歳1か月に3語話すようになりました。
例えば「まだおうち帰らない」「今からお買物に行く」「おかあさんとトイレに行く」などを話します。
2歳3か月、過去形が使えるようになり「今日、かして、言えたねー」「お母さん、嬉しかったねー」などと言っているので、日本語と英語の差が大きい時期でした。
日本語のテレビを解禁すると、ピタゴラスイッチがお気に入りになりました。
一番大変で可愛らしい頃でした!
\英語年齢2才/
英語に触れた合計時間
- 2才の1年間:約274時間
- 総合計時間:約501時間
英語2年目も1年目と同様に、インプットのみに注力した1年でした。
年少(3-4歳)▷英語アニメにハマる
おうち英語で使った教材
- 英語絵本
- 英語アニメDVD
- YouTube動画
- オンライン英会話(お試し数回)
ほぼ使っていない教材
- DWE教材
- こどもちゃれんじEnglish
3歳の途中から幼稚園が始まったことで、生活のリズムに変化がありました。
1日の大半を自宅で過ごしていた時とは異なり、慣れない幼稚園での生活に疲れ、帰宅してから英語どころではないのです。
登園に片道歩いて30分の距離。当然疲れますよね。
さすがの私も、このままでは英語を聞かなくなると思い、解決策を考えました。
私の結論は「できる範囲で習慣にするしかない」というもの。
幼稚園の出発前30分間を英語の時間とし、ディズニー英語システムのDVDをかけるようにしました。
英語のDVDを見ることを嫌がるなどはありませんでしたが、目に見える英語力の変化はありませんでした。
どうしたらいいものかと考えていたら、半年が過ぎました。
幼稚園の夏休みは1か月以上の長いお休みがあります。
息子が年少になった年はコロナが流行した1年目で、自由に出歩くこともままなりませんでした。
本当はサマースクールなどの参加を考えていましたが、オンライン英会話を利用することに決めました。
夏休み中は時間があり、色々なオンライン英会話の無料体験レッスンを受けられました。
▷ おすすめ英会話一覧は、こちら
また、我が家はほぼテレビが付いていない家だったのですが、英語アニメに限定してYouTube動画を見せることにしました。
息子の初めて見るアニメは、Peppa Pig(ペッパピッグ)になりました。
▷ peppa pig公式YouTubeは、こちら
ペッパピッグはイギリスの教育番組で、幼児期に誰もが好きなアニメとして存在しています。
ストーリー展開は大人が見ていても楽しく、1話が短くシンプルなお話は幼児期にぴったりです。
息子は半年ほど、ペッパピッグのアニメにどっぷりハマりました。
DWEの代わりの英語インプット教材として考えました。
今振り返ると、この選択は正解だったように思います!
▽DVDの購入も可能です▽
ペッパピッグを見るまで英語インプットは、私が用意したDWE教材を見たり聞いたりするのみでした。
それを嫌がっていた訳でもないのですが、ペッパピッグに関しては子供がどうしても見たいものになりました。
そこから新しい言葉や表現をどんどん覚え、ペッパピッグの人形で遊ぶときは英語になりました。
ただ、このときはアニメなどで聞いた言葉をそのまま丸覚えして独り言として話していたと思います。
子供自身が「楽しい」と感じることが学びにつながると実感しました!
\英語年齢3才/
英語に触れた合計時間
- 3才の1年間:約365時間
- 総合計時間:約866時間
おうち英語3年目は、初めて英語を使う体験を試みましたが、中心となっているのは英語インプットでした。
年中(4-5歳)▷週2英会話とアニメ
おうち英語で使った教材
- 英語絵本
- 英語アニメDVD
- YouTube動画
- オンライン英会話
ほぼ使っていない教材
- DEW教材
4歳のおうち英語では「英語を使う機会」を設けたことが、最も大きな変化と言えます。
息子の初めての英会話スクールとして、カリキュラムと教材の質において群を抜いていたNovakid(ノバキッド)を選びました。
▷ Novakid公式HPは、こちら
▷ レッスンの様子(動画あり)は、こちら
私自身オンライン英会話の経験は無かったので、始める前はその効果に半信半疑でした。
しかし、
- 入会金等も必要ない
- レッスン料も良心的
- 1か月単位で気軽に辞められる
という点に惹かれ、ダメならやめればいいと始めることにしました。
この選択は正解だったと思っています!
時間に余裕のある夏休みからスタートしたところ、たった1か月でしたが想像以上の成果を感じました。
幼稚園が始まったあとも、引き続きオンライン英会話スクールを継続することに決めました。
※ 夏休みは週3回でレッスンをうけ、幼稚園が始まったら週1-2回のペースでレッスンを受けていました。
無理をさせず楽しさ重視で進めていました。
英語アニメに関しては半年くらいして飽きてきた様子が見受けられたので、別のアニメを紹介してみました。
パウパトロール(Paw patrol)に誘導してみたところ、興味はそちらへ。
YouTube動画も観ることはありますが、パウパトロールはDVDセットで楽しんでいます。
この時期、日本語でもパウパトを見たがることがありました。
(迷うところではありましたが)私はダメとは言わないようにしていました。
一方で「日本語も英語も、毎日聞いたり話したりするから上手になるんだよ」というようなことは時折話しをしました。
年中さんになると、少しだけ抽象的な話ができるようになりますね!
普段は普通の幼稚園に通っているので、英語のサマースクールに入れたいと考えていたのですが、年中の夏休みもコロナが収まる様子もなく断念しました。
この1年で英語インプットはアニメ、英語アウトプットはオンライン英会話という環境が整いました。
今のところ英語をイヤだと言うことはなく、本人の意思で英語に関わっているので、この調子で進んでくれればいいなと感じます。
\英語年齢4才/
英語に触れた合計時間
- 4才の1年間:約547時間
- 総合計時間:約1413時間
おうち英語4年目は、オンライン英会話を利用し定期的に英語を使う時間を確保しましたが、それ以上に英語インプット量が増えた1年でした。
年長(5-6歳)▷動画+週3英会話
おうち英語で使った教材
- オンライン英会話
- YouTube動画
- Oxford Reading Tree
- ワークブック(書き)
たまに使う教材
- DEW教材
5歳の息子は、
- 娯楽はYouTube動画で見る英語アニメ
- 週3回のオンライン英会話
- 英語絵本(ORTまたはDWEの絵本)を読む
1と2がメイン・3がサブとして、おうち英語の取り組みが進みました。
ORTの絵本をもっと読ませたかったのですが、無理でしたね。
息子の英語インプットのメイン教材であり、子供にとって娯楽であるのがYouTube動画です。
前述したペッパピッグやパウパトロールの英語アニメも頻繁に見ていますが、最近ではブリッピーなどの知識系の動画も楽しんで見るようになりました。
▷ YouTube公式ページ:Blippi – Educational Videos for Kids – YouTube
YouTubeばかり見ているというのはよくないので約1時間くらいを目途にしていますが、平均すると1日1.5時間程度は見ていると思います。
日常生活で英語に触れられる環境にいない分、YouTubeなどの英語インプットできるメディアはありがたい限りです。
\6歳1か月レッスン風景/
Novakid3年目スタート
定期的な英語アウトプットの習慣を作ってくれているのがオンライン英会話の存在です。
今年は週3回にしました。
もう2年以上同じ先生に教わっており、随分色々なことが話せるようになり、文章も読めるようにもなりました。
息子の英語を見守ってくれている大切な存在です!
最後に年長さんになり新たな取り組みとして取り入れたのがOxford Reading Treeという多読教材です。
子供の読解力を高める教材として選びました。
5歳の1年でStage3まで読み終え、6歳もゆっくり継続しています。
もっと私が主導してやらせれば進むのでしょうが、あまり縛るのもという気持ちもあり、ゆっくりカメのようなペースです。
公文の国語教材と構成が似ていて、少しずつ難しくなっていくので、自然に長い文章が読めるようになります。
私はCDをかけるという手間が継続を妨げると判断し、タッチペンで音声再生可能なORTセットをメルカリで購入しました。
Amazon購入を希望なら
▽CD付きがおすすめ▽
DWEに関しては、正規会員をやめようかとかなり悩んだのですが、DEW教材をせっかく購入したので卒業を目指すことにしました。
子供本人はdweで英語が上手くなりたいと思っておらず、帽子が欲しいなどの外的な動機でやってみようと思っているようです。
※ 2023年2月 step by stepの卒業を目指すことができる教材を購入しました。
卒業には合格しなければいけない課題が1か月に3つあり、私に促されると取り組む感じです。
息子の場合、DWE教材は飽きてしまい娯楽として楽しく見ることはできないので、課題の提出のために必要に応じて使うものとなっています。
▷ DWE卒業までの道のりは、こちら
年長の夏休みは時間に余裕があったので、Brain Questのワークブックに取り組みました。
息子は公文国語を年中の夏から続けてきて、1年経ってやっと平仮名が思ったように書けるようになり、最近、文字を書く楽しさを知った様子が見られました。
今だったら英語も楽しく書けそうだと判断し、ワークブックに取り組むことに決めました。
このシリーズは全ページカラーで切り取りも可能、大変使いやすいワークブックです。
英語はぼちぼち読めるようになったし、そろそろ英語も書けるように練習させようかなとお考えの方にぴったりです。
ワークの問題はすべて英語なので読解の練習にもなります。
日本語でもそうですが、言葉の習得の順番は読めるようになってから、書けるように練習するのが自然だと思います。
Kindergartenレベル(黄色の本)は、大文字・小文字のアルファベットを書くところから含まれ、数字・形のパターンなどの練習ができます。
大文字・小文字のアルファベットを練習するのではなく、書く練習は単語レベルです。
とはいっても、難しいものではなく、1日数枚、楽しんで使えるワークブックなので、自宅で取り組めるワークをお探しの方に良いのではと思います。
息子は毎日このくらいの量を日課として取り組んでいました。
30分から1時間くらいで終わりますが、幼稚園のある日にはなかなか難しいですね。
6歳からは徐々に書きも取り入れたいと思っています。
\英語年齢5才/
英語に触れた合計時間
- 5才の1年間:約547時間
- 総合計時間:約1960時間
おうち英語5年目は、1日平均1.5時間の英語時間を作ることができました。もしかしたら、2000時間を越えているかもしれません。
おうち英語で資格取得はめざす?どうする?
資格取得に関して、私は幼児期には必要ないと考えています。
英検にしても、TOEFL Primaryに関しても、ペーパーテストに耐えられる年齢(高学年)になってからで良いのではと思っています。
特にうちの息子は集中力もまだまだなので、そう感じるのかもしれません。
幼児期から英語を始めた場合、小学生のうちに英検準2級(できたら2級)は取れるレベルまで持っていきたいとは考えています。
英検準1級レベルになるには英語以外の知識量も必要なので、実際に小学生になってみないと何とも言えません。
個人的には英検5級など飛ばして、いっきに上の級を狙えば良いのではと思っています。
子供が英語を取り組むうえで励みになるなら良いかな?
おうち英語ブログは一旦終わり|5年間を振り返って
息子のおうち英語記録を書いていると、模索しながら、今に至ると感じるところが多くあります。
この5年間で息子の英語力が一番伸びたと感じたのは、本人の意思で英語アニメを楽しむようになってからです。
あとは、英会話レッスンを受けるようになって英語を話す相手ができてからだと感じます。
やはり、子供自身が楽しいと感じることは大切で、その楽しい時間が「英語」であるとうまくいく気と思っています。
親にとっては計画、子供にとっては偶然です。
もちろん、毎日コツコツと英語時間を積み重ねることは絶対条件です。
恐らく、5歳になった息子の英語時間は2000時間くらいで、随分と文章で正しい英語が話せるようになってきています。
ここまで継続するには、やはり子供が好きな教材を見つけられるかが鍵になると思っており、子供の学びは「遊び」だということを実感する毎日です。
まだまだ続くおうち英語、子供が楽しく取り組めるような環境を用意してあげられたらと思っています。
おうち英語ブログはここでいったん終了します。
参考にしていただければ幸いです!