1歳、2歳、3歳から始めるおうち英語。
「もう0歳を過ぎてしまったけれど、今からでも間に合う?」
「まだ日本語も十分に話せないのに、英語を始めて大丈夫?」
「英語の歌や動画を、毎日どのくらい取り入れればよい?」
そんな疑問を持つ親御さんも多いのではないでしょうか。
1歳・2歳・3歳は、英語を勉強として教え込まなくても、歌や絵本、遊びを通して生活へ取り入れやすい時期です。
ただし、早く英語を話させようと焦る必要はありません。
大学英語講師はむ先生はじめまして!
英語講師の「はむ先生(村上里実)」と申します。教歴は15年ほど。大学で非常勤講師として教えています。
1〜3歳は、好きな歌や絵本、アニメを通して「英語を聞いて分かる経験」を増やしていきましょう。
英語だけに偏るのではなく、日本語での親子のやり取りを大切にしながら、英語を生活に加えることがコツです。
子どもの成長に合わせて、方法を調整しながら進めていきます。
この記事では、
- 1歳・2歳・3歳のおうち英語は何から始めるのか
- 年齢によって始め方はどう変わるのか
- 英語を話さないときはどう考えるのか
- 日本語と英語のバランスをどう取るのか
- 歌・絵本・映像・セット教材の選び方
- 1日に取り組む時間の目安
について、詳しくお伝えします。
おうち英語スタート診断から来られた方へ
この記事では、診断で表示された1〜3歳の取り組みについて、その理由と具体的な進め方を詳しく解説しています。
30秒で分かる|年齢別 おうち英語スタート診断 >>
0歳の赤ちゃんから始める方へ
こちらの記事をご覧ください。
0歳のおうち英語は何から?始め方・教材・日本語とのバランス >>
1歳・2歳・3歳のおうち英語は何から始める?

1歳・2歳・3歳のおうち英語で、最初から高価な教材をそろえる必要はありません。
まず必要なのは、毎日の生活の中で英語に触れる小さな習慣です。
最初に始めたい3つのこと
初めて自宅で英語に取り組む場合は、次の3つから始めてみてください。
- 親子で楽しめる英語の歌を1〜3曲決める
- 短い英語絵本を1冊用意する
- 朝食後や寝る前など、英語に触れる時間を決める
最初から長時間取り組む必要はありません。
英語の歌を1曲聞く。絵本を1冊開く。
まずは、親御さんが負担なく続けられる量から始めましょう。
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無料で受け取る ▷英語の歌を親子で楽しむ
英語の歌は、1〜3歳のおうち英語に取り入れやすい教材の一つです。
たくさんの歌を次々に流すよりも、最初は同じ歌を繰り返し聞く方が、音や表現に親しみやすくなります。
例えば、
- 朝の着替え
- 歯磨き
- 食事の前後
- お風呂
- 寝る前
など、毎日行うことと英語の歌をセットにします。
親御さんも一緒に歌ったり、手をたたいたり、歌詞に合わせて体を動かしたりすると、英語の音と意味が結び付きやすくなります。
発音に自信がなくても、完璧に歌う必要はありません。音源を流しながら、親子で楽しめば十分です。
英語絵本を1冊用意する
英語絵本も、1歳から長く続けられる取り組みです。
ただし、英語絵本だけを頑張る必要はありません。
日本語の絵本も含めて、親子で絵本を開く時間そのものを楽しいものにすることが大切です。
最初は、次のような絵本を選ぶとよいでしょう。
- 絵が大きく、内容を想像しやすい
- 1ページの英文が短い
- 同じ言葉や表現が繰り返される
- 歌やネイティブ音声が付いている
- 親御さん自身も読んでいて楽しい
子どもが最後まで聞いてくれなくても、気にする必要はありません。
途中でページを閉じたり、好きな場面だけを何度も見たりするのも、幼児期の自然な楽しみ方です。
年齢ではなく「英語に触れてきた期間」を考える
3歳の子どもでも、初めて英語に触れるのであれば、英語の理解は最初の段階から始まります。
この記事では、それを分かりやすく考えるために、便宜的に「英語年齢0歳」と表現します。
「英語年齢」は学術的な発達尺度ではありません。
日本語ではたくさん話せる3歳の子どもも、英語では初めて音を聞き、物や動作と結び付けるところから始まります。
日本語でできることと、英語でできることを比べる必要はありません。
すぐに単語を覚えさせたり、英語で質問に答えさせたりするのではなく、まずは英語の音を聞き、場面から意味をつかむ経験を増やしていきましょう。
1歳・2歳・3歳では始め方が少し違う

1歳から3歳は、ことばだけでなく、遊び方や興味も大きく変化する時期です。
基本となるのは歌と絵本ですが、年齢や子どもの様子に合わせて取り入れ方を少し変えてみましょう。
1歳のおうち英語|歌と動きを親子で楽しむ
1歳頃は、言葉だけを聞いて意味を理解するというより、表情、指さし、動き、目の前の物などを手がかりにして、周りの人とやり取りしています。
英語の歌に合わせて、
- 手をたたく
- 体を揺らす
- 動物のまねをする
- 絵本の絵を指さす
- 親子で同じ動作をする
といった遊びを取り入れましょう。
英語を覚えさせるよりも、
「この歌を聞くと一緒に遊んでもらえる」
「英語の絵本を開くと楽しい時間が始まる」
という経験をつくることが大切です。
1歳から自宅で英語を始める場合は、歌を1曲、絵本を1冊用意するだけでも十分な一歩になります。
2歳のおうち英語|好きなものを何度も繰り返す
2歳頃になると、好きなものがはっきりし、同じ歌や絵本を「もう一回」と求めることが増えてきます。
大人は新しい教材を次々に与えたくなりますが、子どもが気に入ったものは、飽きるまで繰り返して大丈夫です。
同じ言葉を同じ場面で何度も聞くことで、英語の音と意味が少しずつ結び付いていきます。
例えば、
- 乗り物が好きなら、車や電車の歌と絵本
- 動物が好きなら、動物の鳴き声が出てくる歌
- 食べることが好きなら、食べ物を扱った歌やお話
- 体を動かすことが好きなら、動作をまねできる歌
というように、子どもの興味を英語の入り口にします。
2歳のおうち英語では、親が用意したものを一方的に与えるのではなく、子どもが繰り返したがるものを見つけることがポイントです。
3歳のおうち英語|短いお話やごっこ遊びにつなげる
3歳頃になると、登場人物のいる短いお話や、出来事の流れを楽しめる子も増えてきます。
歌だけでなく、短い英語アニメやストーリーのある絵本を少しずつ取り入れてみましょう。
見たり聞いたりした内容を使って、
- ぬいぐるみに英語であいさつする
- 絵本に出てきた動作をまねする
- 好きなセリフを一緒に言う
- 食べ物や動物の名前を使って遊ぶ
といったごっこ遊びにつなげることもできます。
3歳からおうち英語を始めても、遅くはありません。
ただ日本語で理解できることや興味の幅が広がっているため、英語を嫌がることもあります。
本人の興味のあるものから上手に取り入れ、まずは英語を聞いて分かる言葉を増やしていきましょう。
1〜3歳は「話す力」より聞いて分かる力を育てる

おうち英語を始めると、親御さんはどうしても、子どもが英語を話すかどうかに注目しやすくなります。
けれども、聞いた言葉を理解する力と、自分で言葉を使う力は、同時に同じ速さで育つわけではありません。
言葉をためている時期があり、その中の一部が少しずつ話し言葉として出てきます。
この時期のことばの習得は、母語も外国語も同じ順序で身に付きます。
英語を言わせようとしなくてよい
絵本に犬が出てくるたびに、「What’s this?」と尋ね、子どもに「Dog」と答えさせようとする。
よくある光景のようにおもいませんか?
この様なやり取りを頻繁にすると、英語の時間がテストのようになってしまうこともあります。
子どもに答えを求める代わりに、親御さんが、
「A dog!」
「A big dog!」
「The dog is running!」
と、絵を見ながら言葉を添えてみましょう。
子どもが答えなくても、犬を指さしたり、笑ったり、走るまねをしたりしていれば、英語の音と場面を結び付けようとしています。
英語を話すことだけでなく、表情、指さし、動作、簡単な指示への反応なども見てあげてください。
同じ歌や絵本を繰り返して大丈夫
幼児期には、同じ歌やお話を繰り返すことにも意味があります。
内容を知っているからこそ、子どもは次に来る場面や言葉を予想できます。
何度も聞いた歌の一部を口ずさんだり、絵本の決まった場面で同じ動作をしたりする姿が見られることもあります。
教材を何種類持っているかよりも、気に入った教材にどのくらい親しんだかを大切にしましょう。
人とのやり取りを加える
英語の歌や音声を流すことは、英語に触れる機会を増やす助けになります。
ただし、音声を流しておくだけで、すべての言葉の意味が自然に分かるようになるわけではありません。
子どもが見ている物を指さして名前を言ったり、子どもの動作に言葉を添えたりすると、音と意味が結び付きやすくなります。
こうした子どもと大人の応答的なやり取りは、ことばやコミュニケーションの発達を支えるものとして重視されています。
参考:Harvard Center on the Developing Child|Serve and Return
教材を、親子のやり取りを助ける道具として使っていきましょう。
1〜3歳のおうち英語|日本語と英語のバランス

1歳、2歳、3歳のおうち英語で、親御さんが心配することの一つが日本語への影響です。
「二つの言語を聞くと混乱しない?」
「日本語を十分に話せるようになってから、英語を始めた方がよい?」
「英語を聞かせると、日本語が遅れるのでは?」
こうした疑問を持つのは自然なことだと思います。
1〜3歳は日本語と英語を混ぜて話しても大丈夫?
子どもが日本語と英語を混ぜて話したときに、毎回、
「英語で全部言って」
「日本語で言い直して」
と訂正する必要はありません。
例えば、子どもが、
「Appleちょうだい」
と言ったときは、
「りんごがほしいんだね。Here you are.」
と、会話を続けながら日本語と英語の表現を自然に聞かせる方がよいでしょう。
子どもの言い方を間違いとして直すのではなく、親御さんが少し長い言葉にして返してあげることで2言語を混ぜなくなります。
「Dogいた」なら、
「大きな犬がいたね。There is a big dog!」
というように、子どもが伝えたかった内容を受け止めながら、言葉を付け加えます。
なお、日本語と英語のどちらでも簡単な言葉の理解が難しい、人とのやり取りそのものが少ないなど、言葉やコミュニケーション全体に心配がある場合は、英語の影響だけだと考えず、自治体の発達相談や小児科などへ相談してください。
参考:American Speech-Language-Hearing Association|Learning More Than One Language
親が最も自由に使える言葉を大切にする
親御さんが日本語を最も自由に使えるのであれば、日常の細かな気持ちや出来事は、日本語でたっぷり話しかけてよいと思います。
例えば、
「転んで痛かったね」
「さっき見た赤い車、速かったね」
「お友達に貸してあげたかったけれど、まだ使いたかったんだね」
と、子どもの気持ちや出来事を丁寧に言葉にします。
こうしたやり取りは、ことばだけでなく、子どもの考える力や親子関係を育てる時間でもあります。
英語を頑張ろうとして、親御さんが十分に表現できない英語だけで話しかける必要はありません。
親御さんが最も自然に、豊かに話せる言語を土台にしながら、歌や絵本、教材を使って英語を加えていく方法で大丈夫です。
わが家では、日本語を軸にしながら英語を加える方針で進めました。
日本語でたくさん話し、日本語の絵本も十分に読んだうえで、英語の歌や絵本、映像教材を生活の一部として取り入れています。
1歳・2歳・3歳のおうち英語は1日何分?

おうち英語を始めると、「1日何分聞かせればよいですか」と尋ねられることがあります。
けれども、すべての家庭や子どもに共通する、絶対的な時間の正解があるわけではありません。
初めは、1日5〜15分程度の小さな習慣から始めてみてください。
例えば、
- 英語の歌を1〜2曲聞く
- 英語絵本を1冊開く
- 短い動画を1本見る
という程度です。
子どもが楽しんでいて、親御さんにも余裕があれば、朝、移動中、夕方、寝る前などに分けて、少しずつ英語時間を増やしていきます。
1日の取り組み例
1歳の例
- 朝の着替え中に英語の歌を1曲
- 寝る前に英語絵本を1冊
2歳の例
- 朝食後に英語の歌を2〜3曲
- 午後にお気に入りの短い動画を1本
- 寝る前に英語絵本を1冊
3歳の例
- 朝に英語の歌や短いお話を10分
- 夕方に英語アニメやDVDを15~20分
- 寝る前に英語絵本を1冊
これは一例であり、すべて行う必要はありません。
映像を見せない方針であれば、歌、音声付き絵本、親子遊びだけでも取り組めます。
最初から「毎日必ず1時間」と決めてしまうと、できない日が続いたときに、おうち英語そのものをやめてしまいやすくなります。
合計時間だけでなく、親子が負担なく翌日も続けられることを優先しましょう。
英語で十分な会話力を育てたい場合は、長い期間にわたって英語に触れる量を増やし、実際に人と英語を使う経験も必要になります。
まずは生活に定着させ、その後、家庭の目標に合わせて量や内容を調整していくのがおすすめです。
1歳・2歳・3歳のおうち英語教材の選び方

1〜3歳のおうち英語教材は、子どもの年齢だけでなく、家庭の生活スタイルや、映像を使うかどうかによって選び方が変わります。
教材を選ぶ前に、
- 何を目的に使うのか
- 毎日の生活で無理なく使えるか
- 子どもの興味に合っているか
- 数年後まで活用できるか
- 親子のやり取りにつなげられるか
を考えてみましょう。
まずは英語の歌と絵本で十分
おうち英語を試してみたい段階であれば、英語の歌と絵本から始められます。
最初に用意するものは、
- 親子で楽しめる英語の歌を3曲ほど
- 短い英語絵本を1〜3冊
- ネイティブ音声を再生できる環境
で十分です。
初めて英語に触れる子どもには、同じ表現が繰り返され、動作をまねしやすいSuper Simple Songsなどが取り入れやすいと思います。
『英語ことば図鑑』はおうち英語をされているご家庭で人気の一冊です。
現役英語講師はむ先生カタカナ表記が気になる場合は、ペンで塗りつぶすのがおすすめです!
英語絵本を増やすならLiaoリスト

英語絵本の読み聞かせを続けたいご家庭には、音声付きの英語絵本をまとめたLiaoリストも選択肢になります。
最初から130冊を順番どおりに読み切る必要はありません。
1〜3歳では、子どもが気に入った本や、親御さんが読みやすい本から始めましょう。
音声ペンやネイティブ音声を使えば、英語の発音に自信がない親御さんも取り入れやすくなります。
幼児期には読み聞かせに使い、数年後には子どもの自力読みに活用することもできます。
短いDVD教材ならGoomies

予算を抑えながら、歌と短いお話を映像で取り入れたい場合は、Goomies(グーミーズ)も選択肢になります。
歌だけでなく、短いストーリーや日常会話が含まれているため、歌からお話へ進む橋渡しとして使いやすい教材です。
1話が短いため、長時間見せ続けず、毎日少しずつ取り入れたい家庭にも向いています。
体系的に取り組むならセット教材
歌、絵本、映像、カード、遊びなどを一つの流れに沿って取り入れたい場合は、体系的なセット教材も選択肢になります。
セット教材の利点は、親御さんが教材を一から探さなくても、同じ言葉や表現に異なる活動を通して繰り返し触れられることです。
一方で、教材を購入しただけでは英語は身に付きません。
音声を流す、絵本を開く、子どもと一緒に歌うなど、毎日の生活で使う仕組みが必要です。
また、高価な教材ほど、購入前に子どもの反応と親御さんの使いやすさを確認したいところです。
ディズニー英語システム(中古でも◎)

低年齢の子どもに、シンプルで繰り返しの多い英語教材を取り入れたい場合は、ディズニー英語システムも候補になります。
わが家も0歳から使用しましたが、すべてを急いで使うのではなく、息子の年齢に合わせて使い方を変えてきました。
正規購入だけでなく、中古教材を使って試す方法もあります。
サンリオイングリッシュマスター

歌やお話だけでなく、遊びや知育的な内容も含めて長く使える教材を探している場合は、サンリオイングリッシュマスターも比較候補になります。
子どもによって好きなキャラクターや映像の好みは異なります。
高額なセット教材は、できるだけサンプルや体験を利用し、実際に子どもが楽しめるかを確認してから検討しましょう。
サンリオイングリッシュマスターの口コミ・内容を詳しく読む >>
サンリオイングリッシュマスターとディズニー英語システムの違いをまとめた記事を読む >>
3歳頃から英語アニメに挑戦する

英語の歌や学習用教材を聞いて、簡単な言葉が少しずつ分かるようになったら、短い英語アニメにも挑戦できます。
最初は、
- 映像から話の内容を想像しやすい
- 登場人物の動作が分かりやすい
- 会話が速すぎない
- 子どもの日常に近い内容が出てくる
- 親御さんが安心して見せられる
ものを選びましょう。
3歳頃には、日常生活を題材にしたPeppa Pigなどを楽しむ子もいます。
ただし、初めて英語に触れる子どもには難しく感じることがあります。
子どもが内容をほとんど理解できず嫌がる場合は、英語学習者向けの歌や短い教材へ戻って大丈夫です。
1歳・2歳・3歳に映像教材を見せてもいい?

英語に触れる量を増やすため、動画やDVD、タブレット教材を使いたいと考える方も多いと思います。
映像には、言葉と動き、物、場面を結び付けやすいという利点があります。
一方で、映像を使わなくても、歌、絵本、親子遊びを通しておうち英語を進めることはできます。
映像は、英語を身に付けるための必須条件ではありません。
現役英語講師はむ先生取り組みの方法は1つではないので大丈夫です
年齢だけでなく、内容と使い方を考える
世界保健機関(WHO)は、1歳では座ったまま見るスクリーン時間を推奨せず、2〜4歳では1日1時間以内、少ないほどよいという目安を示しています。
参考:WHO|To grow up healthy, children need to sit less and play more
米国小児科学会は、単純な時間だけではなく、
- 子どもの年齢や性格
- 見ている内容の質
- 映像を気持ちを落ち着かせるためだけに使っていないか
- 睡眠、外遊び、読書、家族との会話を押し出していないか
- 親子で内容についてやり取りできているか
といった点を含めて考える「5Cs」という考え方を紹介しています。
参考:American Academy of Pediatrics|Kids & Screen Time: How to Use the 5 C’s
家庭で映像を使う場合は、
- 自動再生で長時間つけっぱなしにしない
- 年齢と英語レベルに合った内容を選ぶ
- できる範囲で親子一緒に見る
- 歌ったり、動作をまねしたりする
- 食事中や就寝直前の習慣にしない
- 睡眠、外遊び、絵本、会話を優先する
ことを意識しましょう。
映像を見るか、まったく見せないかの二択ではありません。
子どもの様子と家庭の方針を見ながら、納得できる使い方を探してください。
1〜3歳のおうち英語を習慣にする5つのコツ

1〜3歳のおうち英語で最も大切なのは、評判のよい教材をたくさん購入することではありません。
英語に触れる時間を、毎日の生活に無理なく定着させることです。
1.すでにある生活習慣とセットにする
新しく「英語の勉強時間」をつくろうとすると、忙しい日にはできなくなります。
朝食、着替え、お風呂、寝る前など、毎日行うことと英語をセットにしましょう。
例えば、
- 朝の着替え中に英語の歌を流す
- 歯磨きのときに決まった歌を聞く
- お風呂で体の部位を英語で言う
- 寝る前に英語絵本を1冊開く
という形です。
「時間があったらやる」のではなく、「これをするときに英語も使う」と決めると続きやすくなります。
2.最低ラインを小さくする
最初から、毎日長時間取り組もうとしなくても大丈夫です。
最低ラインを、
「歌を1曲聞く」
「絵本を1冊開く」
くらいにしておきます。
余裕がある日は増やし、忙しい日は最低ラインだけ行えばよいと考えます。
小さな取り組みでも、完全にやめてしまわず生活の中に残しておくことが大切です。
3.子どもの「好き」を優先する
親御さんが覚えさせたい英語よりも、子どもが好きな動物、乗り物、食べ物、歌、キャラクターを入り口にしましょう。
興味のない教材を無理に見せ続けると、英語そのものを嫌がることがあります。
反対に、好きな内容と英語が重なれば、同じ歌やお話を自分から繰り返したがるようになります。
4.英語の時間をテストにしない
「これは英語で何?」
「さっき出てきた単語を言ってみて」
「これどういう意味?」
と確認したくなることもあるでしょう。
毎回質問されると、子どもは英語の時間を試される時間だと感じることがあります。
できるかどうかを確かめるよりも、親御さんが英語を言いながら、一緒に歌ったり笑ったりする時間を大切にしましょう。
5.休んでも、また戻ればよいと考える
1〜3歳は、体調を崩したり、生活リズムが変わったり、イヤイヤ期で今まで好きだったことを突然拒否したりする時期です。
毎日同じように取り組めなくても、不思議ではありません。
数日、数週間休むことがあっても、落ち着いたら歌を1曲聞くところから再開できます。
「一度休んだから失敗」ではなく、何度でも生活に戻せる習慣を目指しましょう。
1歳・2歳・3歳のおうち英語|よくある質問

- 3歳から始めるのは遅いですか?
-
遅くありません。
3歳は、日本語で理解できることや興味の幅が広がり、好きな物語、動物、乗り物、ごっこ遊びなどを英語につなげやすい年齢です。
無理に進めると「英語は嫌だ」と拒否することもあるので、上手に取り入れます。
0歳から始めた子と同じことがすぐにできなくても、比べる必要はありません。
英語を初めて聞く段階から、子どもが楽しめる内容を使って始めましょう。
- 英語をまったく話しません
-
始めて間もない時期に、英語を話さなくても不思議ではありません。
まずは、
- 英語の歌に反応する
- 好きな絵本を持ってくる
- 英語を聞いて絵を指さす
- 簡単な動作をまねする
- 決まった場面で次の展開を予想する
といった、聞いて分かる変化を見てあげてください。
子どもが話し始める時期には個人差があります。英語を復唱させたり、言えないことを叱ったりしないようにしましょう。
- 英語のかけ流しだけでもよいですか?
-
かけ流しは、英語に触れる時間を増やす補助として使えます。
ただし、初めて聞く音声を長時間流しておくだけでは、子どもが内容を理解することはむずかしいでしょう。
以前に見た動画の音声、読んだことのある絵本の音声、親子で歌ったことのある曲など、子どもが内容を知っている音源を使うと、意味を思い出しながら聞きやすくなります。
音声は意味を伴って、始めて「ことば」として機能します。
可能な範囲で、絵本、動作、遊び、親子の声かけと組み合わせましょう。
- 発音に自信がなくても、英語絵本を読んでよいですか?
-
音声を利用しながら、親御さんも一緒に楽しめば大丈夫です。
最初に音声を聞いてからまねして読む、音声を流しながらページをめくる、子どもと一緒に音声ペンを使うなどの方法があります。
完璧な発音を目指すより、絵本を開く習慣をつくることを優先しましょう。
- 英会話教室にも通った方がよいですか?
-
1〜3歳から英会話教室へ通うことは、英語で人と関わる楽しい経験になります。
ただし、週1回のレッスンだけで、英語を十分に身に付けることは難しいと思います。
教室を利用する場合も、家庭で歌や絵本に触れる時間をつくり、レッスン以外でも英語を聞く環境を整えることが大切です。
人見知りが強い子、親子で参加すると楽しめる子、先生とのやり取りが好きな子など、向き不向きもあります。
まずは体験レッスンを利用し、子どもの反応を見て判断しましょう。
- 日本語が遅れないか心配です
-
英語を聞くこと自体が、日本語の遅れを引き起こすわけではありません。
ただし、子どもが起きている時間や、家族とやり取りできる時間には限りがあります。
英語動画を長時間見せることで、日本語で話しかける時間、絵本を読む時間、外で遊ぶ時間が大きく減っていないかは確認しましょう。
親御さんが最も自由に話せる日本語で、気持ちや出来事をたっぷり伝えながら、英語を生活に加えていけば大丈夫です。
まとめ|1歳・2歳・3歳は好きな英語を生活に加えよう

1歳、2歳、3歳は、英語を勉強として教え込む時期ではありません。
- 好きな歌を一緒に聞く
- お気に入りの絵本を何度も読む
- 短いお話を親子で楽しむ
そうした小さな経験を重ねながら、英語を聞いて分かる土台を育てていきます。
- 1歳では:歌と動きを楽しむ
- 2歳では:好きなものを繰り返す
- 3歳では:短いお話やごっこ遊びにつなげる
年齢に合わせて入り口を少し変えながら、子どもの興味を大切にしましょう。
日本語を減らす必要も、毎日決められた時間を完璧にこなす必要もありません。
親子の生活に無理なく入る方法を見つけ、細く長く続けること。
それが、1〜3歳のおうち英語の最初の一歩です。
4歳以降から始める場合は、子どもの好みや意思がさらに強くなります。
次の記事では、4〜6歳のおうち英語の始め方を詳しく紹介しています。
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