コラム・雑感

英語の次に学ぶべき言語は?6歳開始スペイン語学習記録

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今年度小学生になる年長の息子は、英語がそこそこ話せて読めるようになりました。

そこで英語の学習は継続しながら、もう一言語取り組もうと考えました。

現役英語講師
はむ先生

はじめまして。
英語講師の「はむ先生」と申します。

教歴は15年ほど。現在は子育てをしながら、大学で非常勤講師として働いています。

半年前くらいから、英語の次に学ぶべき言語は何なのか考えてきました。

色々と悩んだ結果、スペイン語を進めていこうという結論に至りました。

この記事では、息子の2つ目の外国語として

  • スペイン語を学ばせようと思った理由
  • 6歳から始めるスペイン語学習方法と成果

について書いていきたいと思います。

参考にしていただければ幸いです!

※ 学習を始めたばかりなので目に見える成果はしばらくでませんが、随時追記していきたいと思います。

英語の次に学ぶべき言語は何?

国際機関で使われている言語を基準に選ぶ

国連で使われている公用語は、中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語の5カ国語です。

時間の経過と共に、そこにアラビア語が加えられ、現在6カ国語に拡大されました。

その中でも、常用語としてフランス語と英語が用いられています。

国際機関で使われている言葉を基準に3言語目を選ぶなら、フランス語となりそうです。

現役英語講師
はむ先生

候補としてはフランス語も考えました。

学びやすい言語を選ぶ

ある言語がその人にとって学びやすいかどうかは、既に身に付けた言語との言語間距離によって決まります

こちらのグラフが分かりやすいと思います。

言語間の距離が遠い程、お互いに共通点がなく、身に付けるのに時間がかかる言葉ということになります。

逆に、近ければ共通点も多く、学びやすいのです。

息子にとって学びやすい言語と考えた時に、2つ選択肢を考えました。

  1. 日本語に近い言語▷中国語
  2. 英語に近い言語▷フランス語・スペイン語

息子にとって英語は母語ではありませんが、第二言語と距離の近い言葉スペイン語を選択する可能性も考えました。

現役英語講師
はむ先生

最初は中国語を候補として調べました!

英語の次に学ぶべき言語|スペイン語に決定

スペイン語にした理由

最終的に、息子の3つ目の言葉はスペイン語にしました。

その理由は、

  1. 息子自身がYouTubeでスペイン語をいくつか覚えていた
  2. 教材がネット上に豊富にある
  3. 高校や大学での第二言語でスペイン語は必ずある
  4. 世界でスペイン語話者は少なくない
  5. 親の私がスペイン語に親しみを持っていた

という単純なものです。

個人的には中国語も良いと思ったのですが、息子がまだ日本語の漢字を学んでいないことから混乱するのではないかと考え避けました。

ビジネスのことを考えると、中国語は強いなと思うのですが。。。

現役英語講師
はむ先生

我が家は母語である日本語習得を最優先で進めています。

学習方法は2つ

6歳のスペイン語スタートということで、英語を始めたときとは状況が異なります

大きな違いは母語である日本語の基礎ができあがっていること、外国語としての英語が幼児レベルではありますが身に付いていることです。

※ 英語のレベルは表現が難しいのですが、文法にミスはありますが文章で話すことができる程度です。

私の想像では、スペイン語アニメのようなものを見せても理解度が浅く嫌がります。

しかし、外国語学習は耳で聞いて理解できるというところからスタートしなくてはいけません。

現役英語講師
はむ先生

「分からないからイヤ」ではいつまで経っても前進しないままですね。

6歳スタートの息子には、耳から聞いて分かる単語を増やすことにしました。

耳から音声を聞いて分かるという点がポイントです。

子供から外国語を学ぶメリットは耳の良さを活かせることにありますから、音声を最大限に活用する方法を採用することが理想です。

私が選んだ教材は、dinolingoのスペイン語版です。

▷ dinolingo公式HPは、こちら

Dinolingoはいくら?

50カ国語で利用でき、月額定額$14.95です。

7日間の無料トライアルレッスンを試してみて、これなら手軽に楽しくできそうだと思い決定しました!

2か月ほどやったり・やらなかったりを繰り返していた時に、ブラックフライデーのセールで35%オフ($96.85)で1年のプランを購入できました。

2024年11月末まで、dinolingoを取り組むことに決めました!

またRaz-plus(ラズプラス)を利用して、スペイン語の絵本を取り入れていくことにしました。

年間3500円で利用できるため、非常にお値打ちに絵本を使った学習に取り組めます。

※ 本来、英語学習の多読を目的に利用されている方が多いデジタル教材です。英語の絵本も追加料金がかかることなく利用できます。

本来、英語ネイティブのお子さん用の教材ですが、初期レベルからスペイン語教材が用意されているので、息子にも使えると考えています。

▷ Raz-plusの公式HPは、こちら

学習目標

今から書く学習目標は、私のぼんやりとした希望であり、その通りに進むかどうかは未知数です。

そのように理解して読み進めて頂ければと思います。

さて、息子にとっての3つ目の言語であるスペイン語はおまけ程度に考えています。

現在の息子の英語力は6歳にしては高い方だと思いますが、何といっても6歳ですので、全てにおいて未熟です。

大したこと話していませんし、語彙も不十分、文法も怪しいというレベルです。

今から小学校に通い日本語で色々な知識を学ぶ段階ですので、同時に英語での語彙や表現も増やしていく必要があります。

これは自然に高まるものではなく、本人の努力も必要なプロセスとなります。

一旦やめてしまえば、英語のレベルは後退します。

現役英語講師
はむ先生

言葉を身に付けるには色々な方法でずっと続ける必要があるんですね。

英語とスペイン語を同時進行で、同レベルまで引き上げることは難しいと思います。

小学校卒業の地点で、英語は英検準1級程度、スペイン語は聞いて日常会話が分かるくらいが限界ではないかと思います。

相手のいうスペイン語が理解でき、簡単な返答ができるようになればいいですね。

高校や大学に入学すると第2言語として、英語ともう一つ外国語を学びます。

私にとってのスペイン語は、高等教育で学習が必要になった時に役立つレベル、つまり聞き取りができるよう目指す取り組みです。

英語の次に学ぶべき言語をスペイン語にした成果

息子の小学校生活が始まる4月から、気持ちを新たにdinolingoスペイン版アプリを取り組むことにしました。

実は去年の10月から契約していたのですが、毎日継続できなかったので、新生活の始まりと同時に再出発することにしました!

現役英語講師
はむ先生

毎日続けるのって大変ですね。

半年ほどゆるく取り組み気が付いたことは、息子はスペイン語を外国語の勉強だと感じているということです。

ある時「今頑張っていることはなに?」と尋ねられたときに、「スペイン語」と答えたときには驚きました。

英語の方がよほど日常で触れているのに、それを差し置いて、スペイン語を頑張っている勉強という位置づけているようなのです。

気が向いたときにやるくらいでしたが、色・数字・簡単な単語など少し覚えましたね。

さて、まずは半年、スペイン語も積み重ねていきたいと思います。

スペイン語1か月目(2024.04)

1か月目の計画:毎日動画を1本見る、簡単な絵本を1冊音声に続いて音読する

現在、取り組み中!

現役英語講師
はむ先生

1か月後に様子を報告します!

スペイン語は親の私も全くできない言葉です。

おうちでの取り組みによって、どのように子供のスペイン語習得が進んでいくのか分からない部分もありますが、1例として参考にしていただけるのではないかと思っています。

どうぞあたたかく見守っていただければと思います。