elephant and piggieシリーズ|エレピギ絵本は親子で読んで欲しい

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英語絵本を親子で読んでいると、「そろそろ子どもが自分でも読める本に進みたい」と感じる時期があります。

そんな時期におすすめしたいのが、Mo WillemsのElephant & Piggieシリーズです。

日本のおうち英語界隈では「エレピギ」と呼ばれることもあります。

大学英語講師はむ先生

英語講師の「はむ先生(村上里実)」です。教歴は15年、大学で非常勤講師を務め、第二言語習得を専門としています。

このシリーズは、英語がやさしいだけでなく、会話のテンポがよく、親子で役になりきって読めるのが大きな魅力です。

英語絵本というと「親が読んで、子どもが聞く」形になりがちですが、Elephant & Piggieは、親子で掛け合いを楽しめます。

今回は、Elephant & Piggieシリーズの冊数、あらすじ、英語レベル、多読に向いているかどうか、わが家で読んでみた感想をまとめます。

タップできる目次

elephant and piggieシリーズは全25冊

Elephant & Piggieシリーズは、アメリカの絵本作家Mo Willemsによる人気シリーズです。

Penguin Random House公式ページでは、Elephant GeraldとPiggieの冒険を描いたシリーズとして紹介されており、基本シリーズは全25冊です。

1冊目はToday I Will Fly!、最後の25冊目はThe Thank You Bookです。

本のサイズは絵本ですが、中身はかなりシンプルです。ページ数は1冊64ページほどありますが、1ページあたりの文字数は少なく、ほとんどがGeraldとPiggieの会話で進みます。

出版社ページでも、各巻の対象年齢はおおむね6〜8歳、学年ではGrades 1〜3とされています。

あらすじは?

Elephant & Piggieは、ゾウのGeraldと、ブタのPiggieという2人の友だちを中心にしたシリーズです。

Geraldは心配性で、慎重で、まじめな性格。一方のPiggieは明るく、前向きで、思い切りがよいタイプです。

Penguin Random Houseの紹介文でも、Geraldは慎重、Piggieはそうではない、Piggieはいつも笑顔、Geraldは心配する、と対照的な性格として描かれています。

お話はとてもシンプルです。

たとえば、空を飛びたい、パーティーに誘われた、新しいおもちゃを手に入れた、外で遊ぼうとしたら雨が降ってきた、ボールを投げたい、アイスクリームを分けるか迷う、など。

大きな事件が起こるわけではありません。

でも、その小さな出来事の中に、子どもが感じる気持ちがぎゅっと詰まっています

英語はとてもやさしいのですが、感情の動きがはっきりしているので、子どもが内容をつかみやすい絵本です。表情豊かなイラストも大きな助けになります。

時折、大学の授業でも使っているくらい、私の気に入っているシリーズです。

特に親子で読む場合は、Gerald役とPiggie役に分かれて読むと楽しいですよ。英語を「勉強」として読むというより、英語でミニ劇をしているような感覚になります。

英語のレベルはどう?

Elephant & Piggieシリーズは、英語圏の子どもにとっては、読み始めの時期にぴったりの本です。

Accelerated Reader Bookfinderでは、たとえばCan I Play Too?は

  • ATOS Book Level: 0.6
  • Interest Level:Lower Grades(K〜G3)
  • 語数:199語

とされています。

Lexileもかなり低めです。Lexile Hubでは、シリーズ内のI Will Take a Nap!が190L、It’s Shoe Time!が210Lなどと確認できます。

日本の子どもが英語多読で読む場合、英検5級レベルの文法がすべて必要というより、むしろ「英語の音」「短い会話」「基本的な単語」に慣れているかどうかが大切です。

文そのものは本当に短いです。

I am sad.
I can fly!
Can I play too?
You are my friend.

このような短い英文が中心です。

ただし、短いから簡単とは限りません。Elephant & Piggieは会話の間、表情、オチを楽しむ本なので、文字だけを追うよりも、絵と一緒に意味をつかむ力が必要です

だから、大人でも楽しめるんですね。

日本の子どもにとっては、「読む練習の最初の1冊」としても使えますし、「親子で音読する本」としてもとても優秀です。

elephant and piggieシリーズは多読向き?

結論からいうと、Elephant & Piggieはかなり多読向きです。

理由は、英語がやさしく、文字量が少なく、シリーズ全体に統一感があるからです。

多読では、難しい本をがんばって読むよりも、少しやさしい本をたくさん読むことが大切です。その点で、Elephant & Piggieはとても使いやすいです。

まず、登場人物がほぼGeraldとPiggieに限られています。毎回キャラクターの性格が同じなので、1冊読むと次の本も読みやすくなります。

次に、会話中心でテンポがよいです。地の文が少なく、吹き出しのような形で話が進むため、英語のかたまりを目で追いやすいです。

さらに、1冊あたりの語数が少なめです。阪南市立図書館の英語多読資料リストでは、Elephant & Piggieの各巻はYL 0.4、総語数はおおよそ150〜290語前後で掲載されています。

この語数なら、英語の本を1冊読み切る経験を作りやすいです。

「英語の本を読めた」という感覚は、子どもにとって大きな自信になります。特に小学生の場合、文字がびっしり詰まった本よりも、余白が多く、絵を見ながら読める本の方が入りやすいです。

Elephant & Piggieは、英語絵本から自力読みへ進む橋渡しとして、とてもよいシリーズだと思います。

YL(読みさすさレベル)の目安

Elephant & PiggieシリーズのYLは、図書館の多読リストでは0.4前後で掲載されています。

阪南市立図書館の英語多読資料リストでは、Today I Will Fly!、My Friend Is Sad、I Am Invited to a Party! など、所蔵されている25冊すべてがYL 0.4として掲載されています。

総語数は、少ないもので151語、多いものでも289語ほどです。

また、市立米沢図書館の英語多読資料シリーズ一覧では、Elephant & Piggie SeriesはYL 0.4〜0.5とされています。

YL 0.4というと、英語多読の中ではかなりやさしいレベルです。ただし、ここで気をつけたいのは、「やさしい=英語初心者が必ずひとりで読める」ではないことです。

Elephant & Piggieは、会話の流れや絵の読み取りが大切な本です。親子で一緒に読みながら、声の調子を変えたり、表情をまねしたりすると、英語の意味がぐっと入りやすくなります。

最初から子どもに一人読みを求めるより、まずは親が読み聞かせる。次に親子で役を分けて読む。そのあと、子どもが好きなセリフだけ読む。

この順番で進めると、無理なく楽しめます。

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わが家で読んでみた感想

わが家がElephant & Piggieを購入したのは、息子が4歳のときでした。

多読として子どもに読ませようというよりは、私が読み聞かせる絵本の1つとして選んだシリーズでした。

読んでみて一番よかったのは、親子で一緒に読めることでした。

英語絵本の読み聞かせは、どうしても親が読む時間になりやすいです。もちろんそれも大切なのですが、子どもが少し英語を読めるようになってくると、「自分も読みたい」という気持ちが出てきます。

Elephant & Piggieは読み聞かせとしても使っていましたが、その後、息子が初めて読んだ絵本にもなりました。

どの本も、オチが分かりやすいのもよかったです。英語の本で笑える経験は、とても大事だと思います。

英語を読んでいると、どうしても「正しく読めたか」「意味が分かったか」に意識が向きがちです。でも、Elephant & Piggieは、読み終わったあとに「おもしろかったね」と言いやすい本です。

これは多読を続けるうえで、かなり大きなポイントだと感じます。

個人的にも大好きな絵本で、おすすめのシリーズです。

どこで買える?

Amazonなどで1冊1500~2000円くらいで購入可能です。

5つのお話が1冊になって値段もお値打ちなものも購入できます。ただ、分厚いので子どもには扱いづらく、読み切った感がでにくいように思います。

25冊のセットだと、大体2万円くらいで販売されています。

我が家は、息子が4歳のときにメルカリで中古で購入しました。記録を見てみると、当時1万円くらいで購入しましたようです。

現在はMP3で再生できる音源や動画も付いて、6000円前後で購入できます。

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現役英語講師はむ先生

私はメルカリなら、育児館さんかNOHAさんで購入しています。梱包も丁寧でおすすめです。

elephant and piggieは英語で親子の会話を楽しめる絵本

Elephant & Piggieシリーズは、英語を読み始めた子どもにとって、とても心強い絵本です。

どれにしようか迷ったら、この本を選べばよいと思います。

基本シリーズは全25冊

  • YL:0.4〜0.5前後(初級)
  • 英語圏:6〜8歳(Grades 1〜3向け)

の本として紹介されています。

英語のレベルだけを見ると、とてもやさしいシリーズです。でも、魅力はそれだけではありません。

GeraldとPiggieのやりとりには、友だちとの関係、気持ちのすれ違い、思いやり、ユーモアが詰まっています。短い英文でも、ちゃんと物語になっている。だから、親子で読んで楽しいのだと思います。

  • 英語多読を始めたいけれど、いきなり長い本は難しい
  • 子どもに英語を音読してほしいけれど、無理に読ませたくない
  • 親子で一緒に楽しめる英語絵本を探している

そんな家庭には、Elephant & Piggieシリーズはかなりおすすめです。

英語を「勉強」として読む前に、まずは英語で笑う。英語でやりとりする。英語で友だちの会話を楽しむ。

エレピギは、その入口にぴったりの絵本です。

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