英検は子どもに受けさせた方がいい?

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おうち英語に取り組んでいる保護者から「子どもに英検は受けさせた方がいいの?」という質問をよくいただきます。特に小学校に入学したり、少し話せるようになったりすると、気になってくるテーマですね。

結論から言えば、英検は子どもの英語力を“見える化”するツールとして役立ちます。受験するかどうかは家庭の方針次第ですが、合格そのものを目的にしないことが大切です。

この記事では、小学生の英検受験について、役立つポイントや気をつけたい点を整理しながら、おうち英語にどう取り入れればいいのかをお伝えします。

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英検は「到達度の確認」に便利

英検の良いところは、各級ごとにリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングといった英語の力を幅広く確認できる点です。

おうち英語を続けていると「どのくらいできるようになったのかな?」と不安になることがありますが、英検を受けることで客観的な目安を得られます。また、受験して合格できれば、子どもの自信につながることも多いでしょう。

▷ 小1で英検4級を受験した体験談は、こちら

合格をゴールにしない

英検合格そのものをゴールにしてしまうと、おうち英語の良さである「楽しく続ける」という雰囲気が損なわれてしまいます。また、試験対策ばかりに偏ると、かえって英語嫌いになるリスクもあります。

おすすめは、無理なく合格できる状態で受験することです。6割程度の段階で挑戦するのではなく、8〜9割ほどできるようになったら、軽く試験対策をして受験してみるのがおすすめです。「今の力を確認する」という位置づけで受験すれば、子どもに負担なく取り組めます。

▷ 小学生の受験級の目安は、こちら

モチベーションアップに活用する

英検をうまく活用すると、子どものモチベーションアップにつながります。小学生の場合、「3級に合格できたら中学生並みなんだ!」と実感できれば、日々の取り組みにも張り合いが出てきます。

また、英検に出てくるトピックは生活や社会に関するものが多いため、語彙を広げるきっかけにもなります。親が「試験のために勉強して!」と迫るのではなく、「どんな内容が出てくるかな?」と一緒に楽しむ姿勢が理想です。

まとめ:道しるべとして使うのがベスト

英検は子どものおうち英語をサポートする便利なツールですが、あくまで「英語の道しるべ」として使うのがベストです。

合格を目的にするのではなく、学んできた成果を確認し、次の学びへのきっかけにしていきましょう。おうち英語の基本は毎日の習慣ですから、英検はその積み重ねを確かめる「通過点」として活用するのがおすすめです。

▷ 高校・大学受験における英検のメリットは、こちら

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