夏休みの自由研究は英語で!100冊チャレンジのやり方とまとめ方

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「今年の自由研究、何にしよう…」。夏休みが近づくと、毎年この悩みがやってきますよね。

理科の実験や工作もいいけれど、高学年になったら一度検討してほしいのが、英語をテーマにした自由研究です。

特に小学校高学年から中学生のお子さんにおすすめです。

大学英語講師はむ先生

英語講師の「はむ先生(村上里実)」です。当サイトはおうち英語が中心ですが、家庭学習という意味では算数も地続き。母として伴走してきた記録をお届けします。

この記事では、

  • なぜ高学年の自由研究に英語が向いているのかという理由
  • 教え子にも使っている「英語100冊チャレンジ」のやり方・まとめ方

を、選べる3色!無料プリント付きでご紹介します。

タップできる目次

高学年の自由研究に「英語」が向いている3つの理由

理由1:小5・6は英語が「成績のつく教科」になる

2020年度から、小学5・6年生の外国語は正式な「教科」になり、通知表に成績がつくようになりました。

つまり高学年にとって英語は、理科や社会と同じように「研究テーマとして扱って自然な教科」です。

夏休みに取り組んだ英語の記録は、自由研究になるだけでなく、2学期からの授業への自信にもそのままつながります。

理由2:「続けた記録」がそのまま研究データになる

自由研究というと一発勝負の実験を思い浮かべがちですが、研究の基本は「記録を取って、変化を観察すること」です。

英語の多読は、読んだ本のタイトルと日付を記録していくだけで、夏休み40日分の立派な研究データになります。

実験器具も材料費もいりません。

理由3:高学年だからこそ「気づき」を言葉にできる

低学年の自由研究がスタートするのは3年生からですが、英語の研究として面白くなるのは断然高学年です。

「同じ本を、聞いてから読むと何が変わる?」「書き写してみて気づいたことは?」といった問いに自分の言葉で答えられるのは、メタ認知が育ってきた高学年ならでは。

この「考察」が書けると、自由研究の完成度が一気に上がります。

英語の自由研究アイデア|高学年向け4選

英語100冊チャレンジの前に、他のアイデアも簡単にご紹介します。

お子さんの興味に合うものを選んでください。

① 身の回りの「カタカナ英語」調査

家や街の中のカタカナ語を集めて、本当の英語と比べる調査です。

「ホッチキス」「シュークリーム」など、英語だと思っていたら通じない和製英語が見つかると、子どもは驚きながら夢中になります。

国語と英語をまたぐテーマなので、まとめやすいのも利点です。

② 地元の観光案内を英語で作る

住んでいる町の名所やおすすめスポットを、写真+短い英語で紹介するポスターにします。

「誰かに伝えるために英語を使う」経験ができる、発信型の研究です。

③ 同じ絵本の「英語版と日本語版」読み比べ

図書館で両方置いてある絵本を選び、タイトルやセリフの訳され方を比べます

「直訳じゃないのはなぜ?」という問いが立てられると、言葉そのものへの興味が深まります。

④ 英語100冊チャレンジ(多聴・多読・多書)← 今回のイチオシ

そして本命がこちら。

夏休みの間、英語の本を「聞く・読む・書き写す」の3つの方法で味わい、100冊を目指して記録していくチャレンジです。

次の章から詳しく解説します。

無料ダウンロード|夏休み英語100冊チャレンジのやり方

まず「問い」を立てる

記録を始める前に、お子さんと一緒に研究の問いをひとつ決めましょう

これがあるだけで、「がんばった記録」が「研究」に変わります。

たとえばこんな問いがおすすめです。

  • 同じ本を「聞く→読む→書き写す」の順でやると、何が変わるだろう?
  • 夏休みの間に、どのくらいの英語の本が読めるようになるだろう?
  • お気に入りの本には、どんな共通点があるだろう?

記録は「書かない」のがコツ

高学年とはいえ、毎回感想文を書かせると確実に続きません。

記録するのは日付と本のタイトルだけ。あとは「聞いた・読んだ・書き写した」の丸を塗り、お気に入り度の星を塗るだけにします。この方式なら1冊30秒で記録が終わるので、記録の負担で多読が止まることがありません。

教室用に用意した記録プリント(A4・全5ページ)を無料で配布します。100冊分の記録表と、最後に研究レポートとしてまとめられる「振り返りページ」がセットになっています。

英語100冊チャレンジ記録シート(無料ダウンロード)

「書き写し」は1冊1〜2文でOK

このチャレンジの特徴は、多聴・多読に「多書(書き写し)」を組み合わせていることです。

といっても、長い本の場合は丸ごと写す必要はまったくありません。ノートを1冊用意して、お気に入りの場面を選んで書き写すだけで十分です。

書き写しをすると、読み飛ばしていた冠詞や語順に自然と目が向きます。

「aとtheが思ったよりたくさん出てくる」「日本語と順番が逆だ」といった気づきは、書き写した子にしか出てきません。

そしてこの気づきこそが、自由研究の「考察」の材料になります。

自由研究レポートへのまとめ方

夏の終わりに、記録シートを研究レポートに仕上げます

模造紙でもレポート用紙でも、構成は同じです。

  1. 研究のきっかけ:なぜ英語の本のチャレンジをしようと思ったか
  2. 問い:最初に立てた問いをそのまま書く
  3. 方法:「聞く・読む・書き写す」のルールを説明する
  4. 結果:聞いた冊数・読んだ冊数・書き写した冊数、お気に入りの本ベスト3。記録シートをコピーして貼ると説得力が出ます
  5. 考察:書き写して気づいたこと、夏の前と比べてできるようになったこと
  6. 感想と次の目標:2学期にやってみたいこと

配布している記録シートの最終ページは、この構成に沿った「振り返りレポート」形式になっているので、そこに書いた内容をほぼそのまま清書すれば完成します。

よくある質問

Q. 100冊も読めなかったら、自由研究として成立しませんか?

成立します。研究として大事なのは冊数ではなく、記録と気づきです。むしろ「目標100冊に対して結果は42冊だった。理由を考えてみると…」という考察は、100冊達成の報告よりも研究らしくなることさえあります。

Q. 英語がほぼ初心者でも大丈夫?

大丈夫です。1ページ1文の絵本や、音声を聞きながらページをめくるだけの本からカウントしてOKにしましょう。やさしい本をたくさん、が多読の大原則です。

Q. 本はどうやって用意すればいい?

図書館の英語絵本コーナーが第一候補です。音声付きの多読用図書や、読み放題の多読アプリを併用すると、聞く・読むの両方をカバーしやすくなります。

まとめ:夏の英語が「研究」になると、2学期が変わる

英語100冊チャレンジのいいところは、自由研究が完成するだけでなく、夏の間に英語にふれる習慣そのものが手に入ることです。

成績のつく高学年だからこそ、「夏に100冊分の英語を積んだ」という事実は、お子さんの大きな自信になります

お子さんの英語の現在地がわからない、どのレベルの本から始めればいいか迷うという方は Fiest Little Readers(ファースト・リトル・リーダーズ)を検討してみてください。

first little readers booksそれぞれのレベルと内容を紹介!の記事を読んでみる>>

お困りのことがありましたら、Noteメンバーシップ個別相談もご活用ください。

この夏が、親子にとって楽しい研究の夏になりますように。

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