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公文英語を小学5年生から効率的に始めるコツとは?

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本格的に英語の授業が始まる小学5年生。

個人的な意見にはなりますが、小学5年生から英語を始める教材として公文は適していると考えています。

現役英語講師
はむ先生

はじめまして。
英語講師の「はむ先生」と申します。

教歴は15年ほど。現在は子育てをしながら、大学で非常勤講師として働いています。

個別相談も行っています。どうぞお気軽にご利用下さい!

公文の英語教材は、読解と文法理解が中心です。

小学校のテスト対策はもちろんですが、中学高校長期的に見た時に、スムーズに英語力を高めることができる学習教材だと見ています。

この記事では、

  • 小学5年生で始める公文教材の上手な使い方

について書いていきたいと思います。

参考にしていただければ嬉しいです!

公文英語を5年生から始めるメリット・デメリット

まずは、公文英語を「5年生から始める」ことのメリット・デメリットを考えていきたいと思います。

英語学習を始めるにあたって、公文でなくとも、英会話という選択もあります。

塾に入るという方法もありますね。

ここでは、公文を選ぶことによって身に付く力に焦点を当ててみたいと思います。

現役英語講師
はむ先生

私も2023年4月から社会人枠で公文を続けています!

メリットはここ!

英語に限らずですが、公文の一番のメリットは毎日の宿題が出ることです。

大人でも同じですが、毎日何かを続けることって難しいと思います。

たった5分でも、毎日机に座って勉強することって大変ですよね。

公文英語は毎日宿題プリントが出ます

基本的には5枚(30分程度)ですが、もっとやりたい場合には、どれだけ増やしても大丈夫です。

週2回の通学がありますので、丸付けをしてくれる先生の存在も大きいと言えます。

現役英語講師
はむ先生

毎日の習慣づけにぴったりです。

英語を学ぶというのは、新しい言葉を身に付けると言い換えられます

英語が他の科目と違うのは、生まれ持った能力に関係なく誰でも身に付けることができるという点です。

その代わりに、どんなに頭の良い人でも一定量の学習時間が必要という特徴もあります。

言語習得の分野では、ある程度不自由なく英語を使えるようになるには、1万から2万時間、英語に触れる必要があることが分かっています。

1万時間と言われてもピンとこないと思いますが、なかなかの長時間です。

1日1時間と計算しても、約27年ほど。

それも当然で、日本語を母語とする場合の母語完成は15歳と言われていますから、母語ですら15年もの時間が必要なのです。

現役英語講師
はむ先生

外国語は尚更時間がかかります!

とはいえ、TOEICなどの英語資格で高得点を取るくらいであれば、そこまでの時間は必要ありません。

英語に触れる時間は、2000時間をひと先ずの目安にするのが良いと思います。

毎日1時間英語に費やして、5年半で2000時間になります。

このくらいの時間は英語を身に付けるには必要です。

コツコツとした努力が必要な英語学習には、公文のような英語学習を習慣化してくれる教材がぴったりなのです。

デメリットはここ!

個人的な意見ですが、小学5年生から公文英語を始めるデメリットは特にないのではと思っています。

一般的に公文英語のデメリットは和訳の多さと言われています。

しかし、それがデメリットとなるのは幼児期に日本語と英語を同時に身に付ける場合です。

未就学児の場合には、英語を耳で覚え、英語のまま覚えていきますから和訳は邪魔になります。

しかし、日本語の基礎力が既に完成し、論理的な思考ができるようになってくる高学年の子供さんには日本語で理解することは欠かせません

自分の言葉となった日本語で理解し、英語を身に付けていった方が早いのです。

現役英語講師
はむ先生

英語力が高まれば、日本語で考えずとも、英語を話したり読んだりできるようになります。

一方、デメリットという訳ではありませんが、公文英語では会話の練習をしません。

プリント学習なので当然ですね。

ということで、公文英語で身に付けた知識をアウトプットする機会をどこかで設ける必要があります。

5年生から公文英語をやるならここを工夫する

親世代では中学生から始まった英語教育。

5年生から英語学習を始める場合、英語を学習する条件はほぼ変わらないと考えて良いと思います。

子供だから耳が良いという類の話があると思います。

2年早まったからといって、それが適応されることはないということです。

もう少し幼い子供の場合には映像などを使って英語を聞き流しているだけで自然に言葉を身に付ける場合もあります。

しかし、小学校高学年にもなるとそれは難しいと思ってください。

現役英語講師
はむ先生

大人よりも記憶力が衰えていないなどのメリットはあります!

一方、小学5年生から始めることで、大学生までに2年間分の余裕ができたと捉えることができます。

英語が自分の言葉となるまでに2000時間はかかることを考えると、時間的な余裕ができた訳ですからラッキーなのです。

本人がやる気をもって取り組む

これは個人的な意見ではありますが、小学5年生にもなったら英語は勉強であってよいと思っています。

幼児期のように、歌を歌ったり、ゲームをしているだけで言葉が身に付く時期ではありません。

勉強ですので、単純な楽しさは無くて良いのです。

毎日1時間、自分の将来に必要だから「英語の時間を作る」という意識が欲しいところです。

公文の宿題を30分、YouTube動画を30分、これで合計1時間です。

現役英語講師
はむ先生

大した話ではありませんね。

英語の動画は料理、スポーツ、アート、ファッション、ロボットなど、自分が好きな内容のものを探します。

例えば、ナショナルジオグラフィック日本版に子供向け動画があります。

自然(動物・植物・宇宙など)が好きなお子さんにおすすめの番組です。

英語は言葉だからこそ、どんな分野の動画も存在するはずです。

もちろん、英語学習用のDVDなどでも良いですし、幼児用のアニメも楽しいですよ!

\英語絵本も豊富/

たまに親御さん(お子さん)に「映像を見ても分からないと思う」と言われるのですが、当然100%は分からないでしょう。

でも、日本語のテレビでも知らない単語や表現はあり、全てを理解している訳ではないと思うのです。

文脈や映像から推測する力も、大切な言語能力の1つです。

現役英語講師
はむ先生

何となく内容の想像ができ、楽しく見られればOK!

もし1日1時間の英語時間を作ることができたら、1年で365時間英語に触れたことになります。

中学生までに約700時間英語に触れることができます

この時間を英語に費やすか否かは、中学生からの英語学習に大きな差が出ること間違いなしです。

小学校までの教材内容をしっかり覚える

公文の英語は初級教材から用意されています。

もし英語学習の経験がないのなら、幼児教材からスタートがおすすめです。

表記としては教科書の学習レベルを参考に「幼児」と書かれていますが、外国語学習に幼児も大人もありませんから気にされなくてよいと思います。

現役英語講師
はむ先生

お子さんにも気にしなくて大丈夫と伝えてくださいね!

ただし、幼児教材を「幼児と同じレベル」で終えないことは大切です。

基本的には、公文のプリントに出てきた英語は

  1. タッチペンで聞く
  2. 声に出して言ってみる
  3. 単語を見て読めるようにする
  4. 暗記するまで繰り返す

という流れで学んでいきます。

幼児のように何となくプリントをこなすのではなく、意識的にしっかり学ぶことを心がけます

ひとり一人、得意とする学び方は違いますから、自分の頭との付き合い方をよく考えます。

書いた方が覚えやすい人なのか、声に出す方が良いのか、実際に使ってみる方が良さそうか、という具合にです。

こちらの投稿も参考になりそうなので、張り付けておきます。

現在は小学校低学年から学校で英語に触れていますので、多少は英単語を知っているかもしれません。

復習のつもりで、公文英語教材は最初からしっかり取り組んでいくのがおすすめです!

その後、オンライン英会話を併用する

小学5年になったら公文はおすすめと述べましたが、注意点が1つあります。

F教材まで終わったら、一旦休会(or退会)して、オンライン英会話に切り替えることをおすすめします。

先に進み過ぎると、三人称単数などの文法用語が出てくるのです。

現役英語講師
はむ先生

G教材になるとカラーでなくなるので分かりやすいですよ。

通学タイプではなく、オンライン英会話スクールを勧める理由は、

  • 1対1で英語を使う機会が断然多い
  • マンツーマンレッスンでも月謝が安い
  • 歌とゲームで1時間終わるということがない

という点に尽きます。

公文英語のF教材までに培った英語の知識を、実際に使える言葉とするのが英会話スクールを利用する目的です。

私のおすすめオンライン英会話はNovakid(ノバキッド)一択です。

子供が楽しくレッスンを受けられ、教材・教師の質がとても高いのです。

12才までの子供専用レッスンなので年齢に限りがありますが、ぜひ試して頂きたいと思います。

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公文英語は小学5年生からおすすめ

記事のまとめになりますが、公文は小学5年生から始める英語学習におすすめできる教材です。

興味のある方は、公式HPより、無料体験レッスンを申し込んでみて下さいね!

▷ 公文公式HPは、こちら

ひとつ覚えておきたい点があるとすれば、公文英語で知識として覚えた言葉を、最終的には実際に使う練習(英会話)につなげる必要があるということです。

現役英語講師
はむ先生

最初から英会話と同時進行という手もあります!

小学校高学年になったら英語は勉強

英語の授業は「楽しさ」を求められることが多いのですが、小学校高学年にもなれば英語は勉強として取り組むべき学習です。

どんな勉強も楽しいに越したことはありませんが、例えば、漢字を身に付けるのに楽しいかどうかは考えないと思います。

楽しかろうと、楽しくなかろうと、必要な学習内容であれば練習しますよね。

日本語も英語も同じだと理解してもらいましょう。

現役英語講師
はむ先生

どんな職業についても小学校の学習内容は覚えておいて損はありません。

ただし、自分にとって「楽な」方法で勉強することは、長い英語学習をする上で必要なことです。

例えば、学校では何度も書いて覚えなさいと言われるかもしれませんが、目で見て覚えた方が記憶に残る人もいます。

学習スタイル(learning style)といって、人にはそれぞれ適した学習方法があるのです。

人間は少なからずできると感じることを好きになる側面があります。

「僕も(私も)勉強できるかも」と感じられるような瞬間が、日々の勉強時間の中にあるといいなと思います。