私の義妹は「公文英語は意味ない」と感じている親の1人です。
姪っ子に小学校1年生から3年間、公文英語をやらせてみたけれど「何も身にならなかった」と話をしてくれたことがありました。
はむ先生
その話を聞いたのは私が息子を授かる前のことで、現在、姪っ子は小学6年生になりました。
親からしてみると、公文英語は意味がなかったかもしれません。
しかし、「長い目で見れば」そんなことはないのではというのが、私の考えるところです。
この記事では、公文英語は
- 本当に意味がないのか
- どんな能力を高められるのか
- 上手く利用する方法
について書いていきたいと思います。
実は2023年3月末から、私自身、公文英語に取り組んでいることから、直接子ども達の様子を見る機会も増えました。
参考にしていただければ幸いです!
公文の英語は意味ないのか?

まずは、公文英語教材で高められる英語力について具体的に見ていきたいと思います。
公文式は世界中で利用されている教材です。
英語教材に関しては、和訳が付いているかどうかという点で、海外では仕様が異なると言われています。
日本で使われている公文英語の教材は、本当に意味がないのでしょうか。
はむ先生
海外教材は世界共通で、全て英語(翻訳なし)であることが特徴です。
公文英語で高められる英語力
初級教材は語彙力を増やすことが目的

公文の先生にも実際に伺いましたが、公文の初級レベルの教材は語彙力を高めることが主な目的です。
▷ 公文の先生に聞いた話は、こちら
話すにも、読むにも、書くにも、言葉を知らなければ何もできません。
ですので、語彙数を増やすというのは大切だと言えます。
しかし、語彙を増やす方法は、プリント学習以外にもありますので、公文で学ばなければいけない理由にはなりません。
最大のメリットは学習習慣
個人的な意見になりますが、公文式最大のメリットは学習習慣が付くという点だと考えます。
言い換えると、毎日宿題プリントに取り組むことで、英語をに触れる時間(量)を確保することができるのです。
専用のタッチペンから、ネイティブの音声が流れます。
毎日、英語を聞きながら、英語を口に出す練習ができます。
はむ先生
コツコツ取り組めることは強いですね!
英語を身に付けるには、やり方も大切ですが、絶対的に量も必要です。
どんなに語学の才能がある人でも、日本語を母語とする人が英語の基礎力を付けるためには2,500時間程度はかかると言われています。
これはなかなか長い時間で、1日1時間取り組んで約7年くらいです。
長く必要な学習時間を、宿題をこなすことでで少しずつでも積み重ねられるのはメリットであると、私は考えます。
公文英語が意味ないと感じてしまう理由

私の義妹のように、公文英語を利用することに意味を感じないケースは多いように思います。
先日、息子のお友達も「半年ほど公文英語を続けたけれどやめようと思っている」という話を聞きました。
親の立場から見るとなぜそのように感じてしまうのか、以下、その理由を考えていきたいと思います。
公文英語の成果は感じにくい
公式HPにも記載がありますが、公文英語教材は話せるようになることを目的に作られたものではありません。
ここは、大事なポイントです。
多くの親御さんは英語を使える(話せる)ようになってもらいたいと考えていると思いますが、それを目的には作られていないのです。
数年続けたところで、話せるようにもならず、学んだだろう内容は頭の中に蓄積されているだけです。
決して意味がない訳ではないのですが、〇〇が出来るようになった、言えるようになったというような、目に見える変化が見えにくいと言えます。
これは公文式に限ったことではなく、外国語学習は成果が感じられにくいという特徴があります。
その理由は、言語は身に付くまでに「長く時間がかかる」からという1点に尽きます。
はむ先生
例えば、短期留学に参加したとしても、ぱっと目に見えるような、分かり易い変化は期待できません。
公文の教室で何かを教えてもらえるわけではない

姪っ子が小学校1年生から3年生まで公文で英語をやり、中学1年生レベルまで進んだけれど意味がなかったというエピソード。
義妹は「そもそも単語の意味が分かっていないから意味がない」と言っていました。
公文式は誰が教えてくれるわけでもなく、自分でプリントを進めていく方式です。
はむ先生
先生はあえて教えないことを徹底されているようです。
英語の場合、タッチペンで読んでくれますし、どんどん先に進むことができます。
公文では、次のレベルの教材へ進むかどうかの確認テストがありますが、日々の学習の中で覚えたかどうかを確認する訳ではありません。
言い換えると、機械的にプリントをこなしているだけの場合、内容を何も理解していない可能性もあり得るということです。
こうなってしまうと、本当に意味がなくなってしまうので、気を付けた方が良いですね。
公文式は誰かに何かを教えてもらうのではなく、自ら学ぶことを前提としている教材だと言えます。
意味ない公文英語で終わらせない為に

最後に、効果的な公文英語の利用の仕方を考えてみたいと思います。
公文は1教科おおよそ月7000円強ほどかかり、決して安いとは言えない習い事です。
年齢が上がるほど量がこなせるためか、月謝も上がります。
公文英語をやらせても意味がなかったと感じないためには、どのように対応すればよいのでしょうか。
はむ先生
せっかくなので良いとこどりをしましょう!
幼児期から小学校低学年は時期をみて英会話スクールへ移行
先に、公文英語の教材は
- 語彙数の強化
- 文法理解
- 読解力
を高めることを目的にしていることをお伝えしましました。
私のおすすめは、基本的な語彙学習が済んだらに英会話スクールへ移行することです。
幼児の場合にはC教材まで、小学校低学年はF教材が終わったタイミングが良いと思います。

G教材になると単数・複数などの文法用語での解説が出てきます。
英語のルールは文法用語を使って説明されなくても使い分けできるようになります。
例えば、Be動詞はこれで、それ以外が一般動詞で…という解説は必要ないと言うことです。
子供の場合は、文法用語を使うことで、余計に混乱しますね。
はむ先生
文法用語は大人ための学習ツールです。
うまく英語学習カリキュラムが組んであり、教え上手な先生に出会うことができれば、文法の説明をしなくても子供はルールを体得できます。
▷ おすすめの英会話は、こちら
小学校高学年を目安に公文を積極的に利用

小学校高学年になれば、公文英語は積極的に利用しても良いと思います。
公文は幼いときの習い事というイメージがありますが、公文英語に関しては思考力が高まる高学年からが向いています。
今の小学校英語は実質中学校英語の前倒しです。
小学校の英語教科書に出てくる内容は理解したものとして、中学校では英語学習が進みますので、文法学習も決して早すぎることはありません。
小学校の英語授業はまだ始まったばかりで、うまく機能している訳ではありません。
しかし、中学校では2年間の英語学習を前提とするので、実質、以前よりもペースが速まりました。
小学校の英語教科書にある内容は、中学校入学前にしっかりと理解しておく必要があります。
公文英語を本格的にスタートするのであれば、高学年からが向いています。
▷ 公文の公式HPは、こちら
子供の学ぶ意思を確認する
最後に、お子さんの英語を学ぶ意志についてです。
子育てをしている以上、習い事の選択には、少なからず親の方針や想いが込められているのが常だと思います。
しかし、親の一方的な想いだけではなく、子供の意志を少なくとも確認することは大切だと感じます。
これが現実ですよね。
親と子供の意思が必ずしも一致している訳ではないかと思います。
一方、親の立場からすると、動かなければ現状維持のままです。
はむ先生
難しいところです。
個人的には、子供本人の意思がそこになれけば、期待するような伸びは見られないかと思います。
逆に、本人の意思さえあれば、多少スタートが遅れても後から追いつきます。
子供にやる気を感じられない場合には、一度、親御さんの考えを伝え、お子さんの意見を聞いてみると良いかもしれません。
強制することなく妥協点を探ることが、長期的に見れば、最も良い結果を得られるように思います。
参考にしていただければ幸いです!