我が家では年長の10月からそろタッチを始め、小学1年生の3月までかけてJ12まで終えました。
1年半のゆっくりペースではありますが、学校の勉強に困ることもなく楽しく授業を受けている姿を見ていると、そろタッチを始めて本当に良かったと思っています。
はじめまして!
英語講師の「はむ先生」と申します。教歴は15年ほど。
現在、大学の非常勤講師として働いています。
我が家は足し引きの暗算がある程度できるレベルのJステージを終えて、公文算数に移行・併用することを検討しました。
結果からお伝えすると、わが家では公文との組み合わせはやめて、RISU算数との併用をすることに決めました。
この記事では、
算数の学習にそろタッチと公文の併用をやめた理由
について書いていきたいと思います。
そろタッチで身に付けた基礎計算力!公文を併用を検討!
1年生の終わり頃、そろタッチのJステージをクリアしたことから
- そろタッチを継続する
- 公文と併用または移行する
- 公文以外の教材と併用する
といった選択を迫られました。
結果的に、わが家では公文算数を利用することはやめたのですが、その経緯について、まずは書いていきたいと思います。
Jステージを終えたの暗算力ってどの程度?
Jステージを終えた暗算力はそんなにすごいレベルではありません。
- 50・100の繰り上がり、繰り下がりができる
- かけ算が一通り分かる
という計算力なので、ちょうど2年生が終わったくらいの実力です。
Jステージを終えると達成感を味わえるのですが、正答率もまだまだ。
実際に日頃の学習などに活かせるかと言われるとまだ心もとないと感じました。
ただ、Jステージを終えるまでに結構苦労したので、継続するか非常に悩みました。
小学生になった息子の算数は公文で進めたいと前向きに検討
私自身が公文の算数で育った訳ではありません。
それなのに、なぜ公文算数をやらせたいと思うのかということについて書いていきたいと思います。
結論から書きますと、大学生に「子供の頃にやっててよかった習い事は?」と尋ねると、結構な頻度で「公文の算数」という答えが返ってくるからです。
つまり、特に根拠がある訳ではないです。笑
そろタッチをこれ以上進めても、暗算名人にはなるかもしれませんが、それ以上の計算ができるようになる訳ではありません。
公文算数は文章題は網羅していないと言われますが、小数・分数など小学生で扱う範囲は含まれます。
私自身、文章題は言語理解の問題だと思っているので、国語力(つまり、思考力)が高まれば問題ないのではと考えています。
また、公文の英語教材はイマイチなのですが、国語はとても良くできていると感じます。
そろタッチと公文を併用で計算力は活かせる?
我が家は公文へ移行しようと考えていたので、そろタッチ▷公文という順で公文の算数プリントをお試し体験しました。
体験を通して、そろタッチで高めた計算力は活かせるのかについて考えました。
公文もそろタッチも大量の繰り返し
子供たちは小学校に入学後、基本的な足し引きの計算をスピード感をもちながら学習していきます。
2つの違いは、
- 公文▷繰り返し解くことで答えを暗記する
- そろタッチ▷頭の中にそろばんを作り上げる
と言えると分かりました。
どちらも大量に繰り返し解くことに変わりないため、Jステージ終了くらいのレベルであれば、最初から公文式の方法でやり直すことになります。
そろタッチの魅力は、Jステージ終了の地点でかけ算まで覚えられることかなと思います。
いずれも訓練的な要素が強いので決して楽しい作業ではありませんが、高い計算能力を身に付けるためには必要不可欠だと言えそうです。
公文のプレイスメントテストの結果|いちからやり直し
私は実際に公文で話しを聞くまで知らなかったのですが、公文式の算数には「公文式のやり方」があるようです。
ただ解ければ良いという訳ではなく、とにかく早さが求められます。
そろタッチのように暗算で計算していく訳でもなく、どちらかというとパッとみたら答えが思い浮かぶまで鍛えるというイメージです。
息子の場合、そろタッチを1年半続けてJステージを終えていたため、かけ算までできる力はありました。
しかし、公文式で再スタートする場合にはまた最初からやり直しという結果でした。
長期的に考えれば、悪くはないと思いますが、息子はイヤだったみたいです。
そろタッチと公文の併用をやめた訳|RISUを選択!
公文算数の体験とプレイスメントテストの結果、基本的な足し算、かけ算はマスターしていても、公文のやり方をイチから身にけなければいけないということを言われました。
どうするべきかと迷うところではあったのですが、わが家は別の無学年で学べる通信教材「RISU算数」を併用することに決めました。
RISU算数は考える力を養う教材
私の基本的な考え方ですが、学校の授業で初めて習うという状態は少ししんどいかなと考えています。
なので、これ知ってるな、どこかで聞いたことあるなという程度に、先に学ばせておける教材を探しました。
そこで気になったのが、RISU算数というタブレット教材です。
SNSで見かけたことがあったので、この機会にと使ってみたら、値段は安いとは言えませんが思考力を鍛えるとても良い教材でした。
検討の結果、小学2年生の1年間はそろタッチの継続とRISU算数を併用することに決めました。
公文へ移行・併用するならそろタッチはJステージまでは終えてから

そろタッチで計算の基礎力を付けようと考えた場合、少なくともJステージまでは終えた方が良いと思います。
Jステージを終了すれば、
- 1桁10口までの足し引き(2+3+5+9+1など)
- 2桁2口までの足し引き(12+15、53+19など)
- かけ算の暗記
ができるようになります。
Jステージを終えても計算ミスをすることはあります。
しかし、Jステージまで終えれば、繰り上がり・繰り下がりなど、ある程度は自信をもって計算できるようになるはずです。
ただし、最初から公文式の算数をやらせたいと思っている場合には、そろタッチから始めるのはあまりおすすめできません。
そろタッチと公文式では考え方が違うので、何歳であっても、公文式から始めた方が「公文式のやり方で」スムーズに計算力が身に付くように思います。
参考にしていただければ幸いです!