小学生の英検はどこで受ける?小学1年生初めての受験レポート

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我が家には小学1年生の息子がおり、今回初めて英検を受験しようと考えています。

現在はまだ受験準備中で、検討を進めているのは英検4級です。

大学英語講師はむ先生

はじめまして!
英語講師の「はむ先生」と申します。教歴は15年ほど。
現在、大学の非常勤講師として働いています。

少し前まで英検はまだ先かなと思っていたのですが、日本語の読解力が高まってきた様子を見て、英検も行けるかもと考えたのがきっかけです。

この記事では、

小学1年生の英検受験までの記録とその対策

について書いていきたいと思います。

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小1初めての英検はどこで受ける?小学生は準会場がおすすめ!

実用英語技能検定(英検)は年に3回実施されている、国内最大級の英語検定試験です。

私自身、英検を受験したのは大昔のことで(ざっくり25年くらい?)、すっかり詳しい情報を忘れてしまい調べ直しました。

英検は年に3回しかなかったんですね。

英検は他の英語技能試験に比べて、非常に簡単なレベルから用意されているため、小学生から利用しやすい検定試験だと感じました。

TOEICとは違い、問題用紙に書き込みができるところも子どもが受験するのに向いていると思います。

大学英語講師はむ先生

英語レベルを外に見せるのに分かり易い指標になりますね。

小学生はどこで受ける?準会場受験のメリットは?

初めての英検受験は準会場である公文教室を選びました。

準会場での受験の大きなメリットは、

  • 受験料が安いこと

だと思います。

英検って結構な受験料がかかり、英検4級であれば本会場の場合は4,700円かかります。

それが準会場であれば2,900円で受験できるので、この機会を逃すことはないかと。

英検2級くらいまでは取得しても将来的に何かメリットがある訳でもないレベルですから、できるだけ安くに抑えたいというのが本音です。

大学英語講師はむ先生

目標をもって頑張る目安にはなると思います!

あと、担当の先生が子供に慣れているということも親としては安心できるポイントでした。

大きな会場に解き放つには、6歳の子供だと少々心配だったので、小さい会場を選びました。

一般受験者を受け入れている準会場を探すことができますので、皆さんも利用されると良いと思います。

▷ 準会場検索は、こちら

スクロールできます

ちなみに、各級の受験開始時間は一律で決まっています。

4級の場合にはどこも午前中スタートということが分かったので、準会場で日曜日に開催しているスクールを選び申し込みました。

大学英語講師はむ先生

申し込んだ準会場は部屋数が少なく、上の時間とは違っていました!

キャンペーンも行っている場合があるのでチェック!

2024年度は英検4級と5級を受験する場合、不合格でも無料で再チャレンジできるというキャンペーンが行われていました。

なかなか心強いですよね。

毎年行われているものであるのか、初めての企画なのかは分かりませんが、一度、公式HPで確認してみても良いと思います。

現役英語講師はむ先生

今回は4級を受けることにしました!

小学生が英検を受ける難しさはとは?どこで受けるかは重要

小学1年生が英検を受験する難しさはどこにあるのでしょうか?

個人的な意見ではありますが、

  • 約1時間という長めの試験時間
  • ルールを守って受験すること
  • 困った時にひとりで対処できる能力

ではないかと思います。

英検をどこで受けるか(本会場 or 準会場)は、幼いお子さんにとっては大事な選択となりそうです。

現役英語講師はむ先生

詳しく書いていきます!

筆記35分、リスニング30分の集中力が続くかどうか

英検4級の場合には、解答時間だけで1時間を越える試験時間になります。

5級の受験でも、5分程度短くなるだけであまり変わりません。

つまり、小学1年生にとっては集中力が続くことが試験結果を左右すると感じます。

個人的には、英語力が十分にあったとしても、お子さんの集中力が相応に続かない場合には時期早々かと思うので、もう少し待つと良いかもしれないですね。

現役英語講師はむ先生

1時間は座っていられることが条件かなと感じます。

周りに迷惑をかけずに受験し終わること

英検の受験会場には、たくさんの子供や大人が試験に臨んでいます。

周りの人たちに迷惑をかけずに受験し終わることが、小学1年生にとって英検を受験できるかどうかの目安となるでしょう。

  • トイレは事前に済ます
  • しゃべらない(音読含む)
  • 泣かない・怒らない

など、周りに迷惑をかけない振る舞いができることが最低条件になります。

万が一を考えると、準会場での受験を検討される方が、本気で英検に臨んでいる中高生や大人がいないので良いかもしれません。

困った時の対処が子供だけでできるか

子供が困ったときに大人に助けを求められる力も大切になります。

問題を対処するには、泣くことで周りに伝えるのではなく、言葉できちんと相手に伝えることができることが重要です。

授業参観などで1年生の様子を見ていると、

  • 困った事があっても自分の力で対処できない子

がほとんどのように思います。

万が一困った時にどうしたら良いのかという点についても、お子さんに話しておいた方が良いように思います。

そういう意味で、準会場は普段子供と接している公文や英会話の先生が担当されるので、親としては安心ですね。

現役英語講師はむ先生

息子にも言っておかないといけないですね。

小学生が英検を受けるときの試験対策はどうする?

小学生が

  • 英検を受験するときに準備しておきたい対策

について書いていきたいと思います。

具体的には、受験級の選び方とテスト形式慣れについてまとめていきます!

まず間違いなく受かるだろうレベルを受ける

小学生の英検受験には、受験する級の選び方が重要だと思います。

英検は満点でなくても受かりますが、満点が取れるくらいの余裕をもって受験できる級を選ぶのが良いと思います。

当日何が起こるか分かりませんし、英検受験をポジティブな経験にしたいことを考えると、合格の確立が高いレベルを選んだ方が得策です。

初めて過去問を解かせてみた正答率は、

  • 筆記:35問中33問正解
  • リスニング:30問中29問正解

という感じでした。

初めてマークシートの問題を解いて、楽しかったようです。余計なことをたくさん書いていますが。

我が子も英検3級いけるかなと思いましたがライティングに無理があるので、まずは英検4級から挑戦することにしました。

当日の正答率は恐らく落ちますし、もったいないのはお金くらいで、合格できた方が後々の英語学習には良い影響を与えると思います。

現役英語講師はむ先生

準会場でも英検2級まで受けられます。

英検4級の合格ライン

英検は合格点というものが毎回決まっていて(毎回同じ)、英検4級の場合は65問中41問正解していれば合格します。63%正解していれば合格します。

リスニングでほぼ満点(例えば、27/30)取れた場合、筆記で半分不正解(例えば、14/35)でも合格するのです。結構ゆるいですね。

問題の形式に慣れておく

小学生(特に低学年のお子さん)でマークシート形式の試験を受けたことのあるお子さんはまずいないでしょう。

また、学校でテストは受けたことがあると思いますが、英検の形式とは異なっているはずです。

  • マークシートはどうやって使うのか
  • 英検の問題にどうやって答えるのか
  • 長文読解はどうやって読むのか

など、英検の問題形式を経験しておくことは重要です。

私は英検の過去問を買ってみました。

色々な問題集が販売されていますが、過去問がそのまま掲載されている問題集の方がおすすめです。

問題をコピーしておいて、隙間時間に1枚ずつ解かせてみる。

それを数日にわたって繰り返し、過去問1セット分解かせてみて、合格できそうかを見極めてみると良いと思います。

まずはスモールステップで少しずつがポイントです。

大学英語講師はむ先生

英検対策のための勉強をさせないといけないような場合には、受験級を下げた方が良いでしょう。

試験が近づいて問題にも慣れてきたら、最後に1セット分通して練習してみるのはいかがでしょうか。

小学1年生に英検受験は必ずしも必要なものではないので、英検受験の挑戦を「合格証書がもらえた楽しかった経験」にできるように環境を整えることをオススメします。

格安で利用できる英検対策可能なオンライン英会話もあるので、検討されても良いかもしれません。

学研の英検テキストを利用できるスクールもあり、レッスンは英語で進められる場合が多いですが、リスニング対策にもってこいだと思います。

▷ 【英検におすすめ】英会話TOP3、こちら

参考にしていただければ嬉しいです!

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