こどもちゃれんじイングリッシュはいつまで？その後はどうする？

こどもちゃれんじイングリッシュは、いつまで、どのように利用することで、最大の効果が発揮できるのでしょうか。

こどもちゃれんじイングリッシュはお手頃な価格で、取り掛かりやすい英語教材です。

一方、いつまで続けようか・その後はどうしようかと、卒園時に悩む親御さんも多いのではないでしょうか。

参考にしていただければ幸いです！

こどもちゃれんじイングリッシュはいつまで？

こどもちゃれんじイングリッシュはそもそも何歳まで教材が用意されているのでしょうか。

また、年齢が上がるにつれ、学習教材にどのような変化が見られるのかについてもまとめていきたいと思います。

教材が用意されている年齢は6歳まで

こどもちゃれんじイングリッシュの教材が用意されているのは、赤ちゃんから幼児期の1歳から6歳までです。

同じ6歳でも小学生に上がる学年に生まれたお子さんの場合には、Challenge Englishというタブレット型の学習教材に変更となります。

Challenge Englishは、こどもちゃれんじではなく、小学生からの学習教材を提供している進研ゼミの傘下となります。

通常の進研ゼミを契約している場合、追加料金なしで利用できるサービスです。

つまり、DVD教材と付録のおもちゃを中心に英語に触れることができる「こどもちゃれんじイングリッシュ」は幼児期のみのサービスと言えます。

最終教材まで終えると1800単語

こどもちゃれんじイングリッシュでは、1歳から6歳までの全教材を利用すると約1800語の英語に触れることができるよう計画されています。

以下、公式HPに記載されている学習内容を表にまとめたものです。

年齢	単語数	フレーズ
1歳	20曲の歌	記載なし
2歳	20曲の歌	70個
年少	345単語	記載なし
年中	160単語	20個
年長	250単語	30個

単純に足し算すると1800語にはなりませんが、恐らく歌などに含まれている単語も含まれているのだと思います。

小学校5・6年生の学習指導要領で計画されている英単語数は約600～700語です。

それを思うと、十分な単語数のように思えます。

年長さんの付録教材であるMy English pad JUMPだけでも、250単語に触れることができるので、語彙を増やしたい目的で利用するには良い教材です。

その他、年長さんの教材にはアルファベットのワークブックで書き方も学ぶことができます。

こどもちゃれんじイングリッシュはいつまで続ける？

こどもちゃんれんじイングリッシュはいつまで続けることで、効率よく学ぶことができるのでしょうか。

小学生用として用意されている進研ゼミ講座も併せて考えていきたいと思います。

年長さん3月の最終教材で自動的に終了

年長さんの教材「じゃんぷ English（5歳・6歳向け）」は3月をもって自動的に終了となります。

こどもちゃれんじイングリッシュは、退会手続きの必要はありません。

英語教材が他にない場合には、別の教材や方法を検討する時期であるとも言えるでしょう。

進研ゼミ小学生講座でも英語は学べる

ベネッセの教材は、子供の年齢によって教材の呼び方が変わり、こどもちゃれんじイングリッシュは幼児期の教材を指します。

小学生からは進研ゼミ小学生講座という呼び名になります。

英語教材はchallenge Englishと呼ばれていて、通常の進研ゼミ教材に含まれているものです。

つまり、進研ゼミを受講していれば英語教材は無料となります。

こどもちゃれんじを利用されている方も多いと思うので、その場合には悩む必要がありませんね。

ただし、我が家もこどもちゃれんじ1年生教材を使っているのですが、内容は十分とは言えない点は知っておくと良いと思います。

小学生講座はいくら？

もちろん、進研ゼミを受講しなくても英語だけでも契約可能ですが、コスパを考えると英語だけ受講するのはあまりおすすめとは言えません。

Challenge Englishのみを受講したい場合、デジタル教材とオンライン英会話（月1回）の利用料金は月々 3,450円です。

進研ゼミは、例えば小学1年生の場合、月々4,020円で英語も含まれています。

オンライン英会話は有料オプションで、月1回の場合1,080円です。

つまり、差額1,650円で、全教科の教材を使うことができる計算になります。

全教科	英語のみ
5,100円	3,450円

こどもちゃれんじイングリッシュとChallenge Englishの一番の違いはおもちゃ（付録）が届かないことだと感じます。

進研ゼミのchallenge Englishはタブレット学習で、個人のレベルに合わせて学ぶ、お勉強の要素が強い教材です。

小学生になるので問題ないのかもしれませんが、子供たちは付録が楽しくて続けたいと感じていることが多いと思います。

その点は子供に確認しながら、検討されてみることをおすすめします！

↑学年に合わせた教材内容を見てみる↑

私なら英語年齢で考える

個人的な考えとしては、子供が楽しく英語に触れていることが大前提だと思っています。

進研ゼミchallenge Englishは学校のカリキュラムに合わせた教材なので、学習内容が充実している訳ではありませんが、何もやらないより良いです。

将来的に英語を身に付けるのに必要なことは、英語を耳にしている時間を継続してもつことです。

※　可能な限り毎日、1日30分以上は時間を取れることが理想です。

子供は楽しいと感じることからより多くのことを吸収するので、楽しいと感じることを見つけてあげた方が良いと思います。

英語を聞かせるおおよその期間は2年間です。

英語を身に付けるということを考えた時に、良いタイミングでスピーキングを伸ばすことができる環境を子供に用意することが必要です。

英会話を始めるタイミングは、英語を始めて3年目くらいを目安にしてください。

一方、子供が0歳から始めた場合には（発達段階を踏まえると）4歳くらいがスムーズです。

年齢が上がると努力の必要なスピーキング力の向上ですが、低年齢の子供は自然に英語を口にするようになるからです。

いつまで！？こどもちゃれんじイングリッシュの次は？

こどもちゃれんじイングリッシュを年中、または年長さんまで続けてきた場合、英会話スクールを検討しても良い時期だと思います。

こどもちゃれんじイングリッシュを利用するのも、将来、子供に英語で困って欲しくないという親の願いが少なからず込められていると思います。

言語習得には多様な能力が絡み合っています。

英語が読めるからといって話せるわけではないし、英語が話せるからといってうまく書けるわけではありません。

言葉の力は総合的に伸ばしていく必要があるものです。

スピーキング力を伸ばしたいなら英会話

英語で話せるようになって欲しいと考えている場合、スピーキング力を伸ばすことができる環境を用意する必要があります。

息子の場合もそうでしたが、いくら幼いときから英語を聞かせていても、聞かせているだけでは話すようにはなりませんでした。

▷　息子が英語を話すようになったきっかけは、こちら

子供が日本語を話し始めたのは、親である私たちが日本語で話しかけ続け、子供が日本語を話したときに返答をしたからです。

外国語である英語も同じで、子供が意味のある言葉として自分に話しかけられることで、初めて英語を使おうとするのです。

日本で英語環境を用意する手っ取り早い方法は英会話スクールを利用することだと思います。

英会話レッスンは質と頻度で効果が決まる！

英会話レッスンの効果を左右するのは、

• レッスンの頻度
• カリキュラムの質
• レッスン外の取り組み

だと私は考えています。

よくあるパターンは、週1回グループレッスンに数年通って要るけれど、全く英語ができるようにならないというものです。

恐らく、週1回のレッスン「だけ」では、10年通い続けても英語は話せるようにはなりません。

週1回では1か月で4時間、1年間で48時間です。

日本語を母語とする人が英語を身に付けるのに必要な時間は、2500時間から4000時間だと言われています。

少なめに2000時間だと見積もっても、1日1時間英語に触れると仮定して約5年半の計算です。

この時間をどのように作り出すかが腕の見せ所です。

私は、英会話レッスンはマンツーマンを条件に、少なくとも週2回、理想は週3回、受けられると良いと考えています。

▷　マンツーマンレッスンの良さは、こちら

おすすめはオンライン英会話

日本における英会話スクールのレッスン料は安くありません。

通学タイプの英会話グループレッスンで、教材費などを含めると平均月額15,000円から20,000円ほどかかります。

マンツーマンレッスンですと1レッスン1万円程の料金となるので、継続が必要な英語習得にはあまり現実的な料金だと言えません。

私のおすすめは、子供専用のオンライン英会話スクールの利用です。

入会費、教材費などがかからず、マンツーマンレッスンでも料金が安いことが特徴としてあげられます。

コロナ蔓延をきっかけに、オンライン学習環境が整備され、世界基準の質の高い英会話レッスンが受けられるようになりました。

▷　おすすめオンライン英会話一覧は、こちら

参考にしていただければ幸いです！