小学生で英検取得を目指したい場合、どのような塾を選べば良いのでしょうか。
英語をどこで・どのように学ぶかという選択は、お子さんの英語学習成果を左右するものです。
はじめまして!
英語講師の「はむ先生」と申します。教歴は15年ほど。
現在、大学の非常勤講師として働いています。
言語学習は一般的に若い方が強いと言われるように、小学生だからこその強みもあります。
英検を目指すことは良いことですが、子供の得意を活かしながら英検取得に近づけるスクール選びをすることが大切だと言えるでしょう。
この記事では、
英検取得を目指す小学生のための塾の選び方について
書いていきたいと思います。
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小学生を対象にした英検対策をする塾を選ぶコツ
お子さんの英検対策のための塾選びには、「言葉を身に付けるために必要な学習量」について知る必要があります。
例えば、子供にピアノを弾けるようになってもらいたいと思った場合、週1回レッスンに通うだけで身に付くと考える親御さんは少ないはずです。
毎日自宅で練習しなければ、上手くピアノを弾けるようにならないことは、多くの親御さんが理解している点でしょう。
一方、英語を身に付けることに関してはあまり知られておらず解像度が低いように感じます。
子供に英語を身に付けてもらいたいと思ったら、正しい知識に基づいた戦略が必要です。
詳しく見ていきましょう!
週1-2回では英語力は身に付かない
英検対策のための塾の授業の頻度は、平均して週1回が多いのではないでしょうか。
英検に限定したことではありませんが、英語は週1回では目に見える力は成果は見られないと考えて良いでしょう。
現在の小学校の英語教育では、
- 小学3-4年生で週1回程度
- 小学5-6年生で週1-2回程度
の授業数が確保されています。
英語を身に付けたいと思ったら「量」が必要で、週1-2回程度の学習時間では十分とはいえません。
英語を身に付けたいと思ったら、授業外でそれ相応の英語時間を確保する必要があると言えます。
毎日30分は取り組みたいですね!
とはいえ、小学生の子供がひとりで英語学習を進めるのは難しいのが現実でしょう。
小学生の塾選びのポイントは、必要な学習サポートをしっかりとしてくれる塾を選ぶことです。
塾を利用するなら授業外のサポートを含めて検討する
小学生(中学生も同じですが)の塾選びは、授業外でのサポートを含めて検討する必要があると言えるでしょう。
- 授業外での学習サポートはゼロ
- 次週までの宿題が出る
- 毎日の宿題を考えて出してくれる
のかは、成果を左右する重要なポイントです。
授業料はレッスン外の取り組み・サポートを含めた料金であることを前提に、どの塾がお子さんに適しているのか考えます。
小学生の場合には、英検の勉強に特化するよりも、会話力を同時に身に付けられるスクールを選ぶことをオススメします。
英検対策はどうしても教科書での学びが中心になります。
つまり、言葉を身に付けたいのに(日本語を介して)頭で考える勉強となり、どうしても実践から遠のいてしまいます。
特に若さの特権である「英語を聞き取れる耳」が残っているのに、本でばかり勉強していてはもったいないと感じます。
小学生はまだまだ耳が良いですよ!
小学生にぴったり|英検取得を目指すおすすめ塾
塾を利用して英検取得を目指す場合、
- 1週間単位でどのくらい英語の勉強に取り組めるよう配慮されているか
を考えてスクール選びをする必要があります。
どんなに素晴らしい授業でも、週1回1時間のみのレッスンでは、英語力は思ったように伸びません。
ここでは、日々の学習習慣を作ってくれる(またはサポートしてくれる)塾を紹介したいと思います。
お子さんに合いそうなスクールを検討してみてください。
毎日でも格安▷学研教材で英検対策ができるKiminiオンライン英会話
学研の英検教材を使って、毎日レッスンが受けられるのがKiminiオンライン英会話です。
本来「英語を使うこと」を目的とした英会話レッスンを毎日のように受ける必要はありませんが、それはレッスン外で英語に触れる時間を自分で作れることが前提となっています。
つまり、英語を身に付けようと思ったら、毎日英語の時間を作る必要があるのです。
もしも、家庭内で英語を聞く時間を作り出すことが難しいのであれば、半強制的に毎日レッスンを受ける環境を作ることは上達の近道だと言えるでしょう。
Kiminiオンライン英会話では、時間を気にせず毎日1回レッスンが受けられ、値段も手頃です。
- 平日&週末6-24時【スタンダードPlus】プラン:月額7,480円
- 平日6-24時【スタンダード】プラン:月額6,380円
毎日が多すぎるようなら「平日のみ」も良いと思います。
英検合格コースが用意されており、学研の「英検をひとつひとつわかりやすく。」シリーズをもとに作られた無料教材を使ってレッスンが受けられます。
レッスンは全て英語で進められますが、教材は日本語で解説がされているので安心です。
入学金もかからず、必要なのは月額費のみです。
予習・復習の教材も全て用意されいるので、何から始めたら良いか分からない・日々の勉強をサポートして欲しいという方にお勧めです!
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予算が許すなら理想▷英検を基軸に会話も同時に学べる英語塾ESL club
英検を主軸としたカリキュラムをもとに、厳選されたバイリンガル講師から英語を教えてもらえるのがESL clubオンラインです。
母体は大手の明光義塾グループが運営しており、そこでのノウハウが存分に活かされているレッスンだと言えます。
レッスン頻度は、
- 週2回・1回45分(15分休憩をはさみ1日に2コマ連続も可)
と固定され、レッスン外でも英語学習に取り組めるよう宿題も用意されます。
コーチングスキルを用いて、子ども達がやる気をもって楽しく取り組めるように工夫されたレッスンは、値段相応の価値を感じます。
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予算が許すなら、ぜひ試してみたい英語塾です。
子供が乗り気でない▷ゲーム形式で楽しく確実に実力を高めるオンライン英会話Novakid
英検を取得させたいという親御さんの想いとは裏腹に、英語の勉強にイマイチ乗り気ではないお子さんにはNovakid(ノバキッド)がおすすめです。
英検合格に必要な学習は、
- リスニング(英語が聞いて分かる)
- 文法(正しい文章の組み立てが分かる)
- 読解(文章が読み取れる)
という3点です。
これらは必ずしも教科書で勉強する必要はなく、(カリキュラムがしっかりしていれば)ゲーム感覚で楽しく身に付きます。
▷【動画あり】レッスンの様子は、こちら
ノバキッドの教材は子供が楽しめる様に作られているだけでなく、基本的な文法・読解力がしっかりと身に付くように考えられています。
年齢的に幼かったり、「勉強」に拒否反応を見せたりするお子さんにはぴったりな英会話スクールです。
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英検のための塾は小学生では必須でない
日本の学校教育で何かともてはやされる英検ですが、小学生に英検取得は必須ではありません。
教科書ベースの勉強に偏りがちな英検は、使い方次第でメリットにもデメリットにもなると感じます。
お子さんの状況を的確に判断して、上手な使い方ができれば良いですね。
最後に英検受験と英語習得に関する要点をまとめて、この記事を終えたいと思います。
英検にはメリットもあるが執着しすぎない
英検など目標を立てて英語学習を進めることは、お子さんの英語習得の後押しになると感じます。
特に英検3級からは、日常であまり使わない語彙や表現に出会うきっかけになります。
今の日本は英語を使って生活する環境にありませんので、英語が共通言語の学校に通っていない限り、放っておいて身に付くものではないと言えます。
英検などの資格取得を目的に、新しい言葉のジャンルに触れることはメリットとなるでしょう。
他の方法としては、英字新聞や洋書を読むなどがあります。
一方で、基本的な英語力が付いていない場合には注意が必要です。
英検対策は文法・読解問題が中心になります。
日常会話がままらない状態で英検対策に固執することは、小学生の英語学習方法としてはあまりお勧めできません。
母語である日本語を身に付ける過程において、まずはたくさん言葉を聞くことで理解できるようになったように、言語習得は先に聞いて分かるようになることが自然です。
そういう意味で、英語をたくさん聞く+少し使ってみる環境を用意することを検討してみるのもオススメです。
英語を始めたばかりの小学生に英検は必須ではないことは覚えておいても良いでしょう。
英語学習は長期戦!親御さんは長い目で見守る
言語を身に付けるための英語学習は、5年・10年単位で考えるべき長期的な取り組みです。
特に最初の1・2年は成果が見えなくても当然で、赤ちゃんが突然話し始めるように、十分に量の言葉を耳にすることで脳が自然に理解するようになるのです。
頭の中で何が起こっているんでしょうね。
何度でも言う。英語がなかなか話せるようにならない原因の一つは『圧倒的に語彙が足りない』。
— Eddie (エディー)🇺🇸2度目の海外駐在中🗽 (@EddieEigo) August 15, 2024
英検準2級 (TOEIC500)レベル
→3,000語
英検2級 (TOEIC600)レベル
→5,000語
TOEIC900と英検1級
→10,000語以上 pic.twitter.com/pSMQ769tro
意識的・無意識的に関わらず、言語学習というのは生涯続きます。
上の語彙数の表も参考になるでしょう。
小学生のお子さんの日本語力を考えると分かりやすいかと思います。
日常会話は話すことができるでしょうが、子供は大人のように場面や状況によって適切な言葉を使うことはまだ難しいはずです。
外国語である英語はなおさらでしょう。
長期的な学習行動を促すにはうまくなりたいという気持ちが一番大切ですので、焦らず見守る姿勢も必要になってくるかと思います。
参考にしていただければ幸いです!