「英会話はネイティブ講師が一番いいの?」「日本人講師でも大丈夫?」と疑問に思う保護者の方は多いのではないでしょうか。
特に子どもが小さい場合、ネイティブ講師がよいとされがちです。しかし、子どもによっては日本語でフォローしてもらえる安心感が、英語学習を続けるうえで大きな支えになります。英語への抵抗感が強いお子さんにとっては、日本人講師とのレッスンは「安心して学びに向かえる入口」になりやすいのです。
この記事では、日本人講師を選ぶメリットや、どのように学習を進めると効果的なのかを整理し、講師選びのヒントをお伝えします。
子どもが安心できる環境を作りやすいメリット
特に幼児期や小学校低学年の子どもにとって、「分からないことへの不安」は大きなハードルになります。その点、日本人講師は必要に応じて日本語でフォローできるため、安心してレッスンをスタートしやすいのが特徴です。
また、保護者にとってもメリットがあります。家庭学習の進め方や子どもの様子を日本語で相談できるため、アドバイスを受け取りやすく、家庭での学習サポートにもつながります。
初めて英語に触れる段階では、日本人講師のレッスンは「無理なく挑戦できる入口」としてとても有効です。
英語ネイティブの音源は必須
第二言語習得の分野では、外国語を身につける際にはネイティブ音声に触れることが欠かせないことが分かっています。日本人講師のレッスンを受ける場合でも、それだけで終わらせず、ネイティブの音声をしっかり取り入れる必要があります。
たとえば、英語の歌や絵本の音声、アニメ、デジタル教材などを活用すると、耳を育てるためのインプットを十分に確保できます。
小学生から英語を始める場合には、日本人の先生から教わりながらも、ネイティブ音声にたっぷり触れられるLepton英語教室がおすすめです。無学年制の個別学習スタイルで、通常のレッスンの中でネイティブ音声を中心に、4技能のバランスが取れた英語力を育てることができます。
日常会話を話せるようになったらネイティブ講師へ
英語を使うことに抵抗がなくなり、学術的な内容や抽象的なテーマにも取り組めるようになってきた段階では、ネイティブ講師のレッスンを取り入れることも有効です。
ネイティブ講師の強みは、決まりきった表現にとどまらず、その場に合った自然な言い回しや微妙なニュアンスを学べる点にあります。また、難しい内容を話そうとしたとき、非ネイティブ講師では誤りに気づけないケースもあるため、より正確な英語を身につけやすくなります。
もちろん、必ずしもネイティブ講師でなければいけないわけではありません。しかし、日常会話がある程度できるようになったタイミングでネイティブ講師にステップアップすることは、自然で正確な英語を身につける近道になると考えています。
まとめ:学びの段階に合わせて先生を選ぼう
子どもが日本人講師を希望する場合には、その気持ちを尊重してあげるのも良い選択肢のひとつです。安心できる環境で英語学習を始めつつ、家庭ではネイティブ音声を取り入れて耳を育てると、より効果的です。
そして、日常会話がある程度できるようになったら、ネイティブ講師にステップアップして自然な表現やニュアンスを学ぶことをおすすめします。学びの段階に合わせて講師を選んでいくことで、子どもは無理なく、自信を持って英語力を伸ばしていけるでしょう。

