赤ちゃんに英会話ってどう？いつから始める？

赤ちゃんから英会話教室を利用することはどうなのでしょうか。

いつから始めることで効果が感じられるのか、そもそも意味はあるのか、そんな疑問に答えてみたいと思います。

私の見解では、英会話教室へ通うことを「英語に触れる機会」と捉えるなら、それは意味があることだと思います。

しかし、長い目で見ると、週1回の英会話教室の時間だけでは英語を自分の言葉として身に付けることは難しいのが現実です。

参考にしていただければ幸いです！

赤ちゃんに英会話｜いつからなら意味がある？

赤ちゃんから利用できる英会話教室は、大手の英会話スクールを中心に用意されています。

早いところですと1歳からレッスンを始められる教室もあるので、早くから英語に親しむ環境を作ることができると言えるでしょう。

これはメリットの1つだと思います。

しかし、個人的な意見にはなりますが、赤ちゃんを対象にした英会話レッスンの主な目的は

• 親御さんの英語力を上げること
• 英語環境の作り方を学ぶこと

にあるように思います。

なぜなら、1歳のお子さんは日本語もまだ流暢に話せるわけではありません。

英単語をいくつか言えることに、そこまでの価値はないのではと思うのです。

赤ちゃんが英会話に通うメリットは他にあるのではないでしょうか。

赤ちゃんの英会話は1歳から可能

英会話教室によってレッスンを始められる年齢は変わります。

早いところですと1歳から、遅いところだと2歳から、英会話レッスンが用意されています。

子供用の英会話レッスンを行っている教室でも、小学生からというところも多いので、そこまで選択肢は多くないと言えそうです。

大手ECCKIDSは1歳半からレッスン可能！

3歳までは母子同伴でレッスンが進められるので、一緒にレッスン時間を過ごしたい親御さん向けです。

実績のあるカリキュラムで進められる大手の安心感が嬉しいですね。

▷　公式HPは、こちら

シェーン英会話は2歳からと少し遅めです。

しかし、英会話教室では珍しい母子分離でレッスンが行われます。

2歳なら先生と1対1の個人レッスンでも、月11,000円と格安でレッスンが受けられます。

お子さんが親御さんと不安なく離れられるのであれば、おすすめです。

先生にお任せしたい親御さんにはぴったりです！

▷公式HPは、こちら

Peppy Kids Clubは、親子コースではありますが、1歳からレッスンを開始できる英会話教室です。

※　2歳6か月からは母子分離のレッスン

誰もが知っている大手の英会話教室ではありませんが、全国に1400もの教室があります。

ペッピーキッズの特徴は、日本人講師とネイティブ講師の両方から教えてもらえることです。

先生との距離が近いため、何でも相談できるアットホームな雰囲気が好きな親御さんに向いています！

▷　公式HPは、こちら

レッスンは保護者同伴が基本

基本的には、赤ちゃんの英会話は保護者同伴で進められます。

その理由は子供の発達段階にあります。

1歳から2歳のお子さんは、親御さんと離れることに不安を感じることが多いためです。

人見知りがひどくて無理だと感じる親御さんもいらっしゃるかもしれません。

しかし、3歳になれば幼稚園入園も控えています。

親が付き添いながら同年代のお友達と交流する練習の場と捉えると、英語以外の価値も出てくると感じます。

保護者同伴で親が学べること

保護者同伴のレッスンは英会話など知育系の習い事の他にも、ベビースイミングなどがあります。

子育て期間を18年と捉えると、母子同伴で何かを学ぶ時期は長くありません。

長く見積もっても3年（3歳）くらいまでだと思います。

その後は、プロの先生にお任せというのがほとんどです。

逆に考えると、英語を教えることを学んできた先生を直接見ることができる良いチャンスと捉えることができます。

後に詳しく書いていきますが、いくら赤ちゃんの頃から英会話を始めても、週1回のレッスンでは上達に限界があります。

英語を身に付ける最短コースは「自宅で英語環境を作る」ことです。

しかし、英語を身に付けさせるのに何から始めたらいいか分からないという場合がほとんどだと思います。

手始めに英会話教室を利用するという選択は賢いと思います。

母子同伴でプロの先生と交流を持てる時期に、

• 簡単な英語の受け答えが不安なくできるようにする
• 子供の英語の身に付け方について情報収集をする

ことが大きな意味を持つからです。

先生との交流を通して多くを学び、「英会話教室＋自宅の取り組み」で子供の英語力を飛躍的に高めることができます。

赤ちゃんの英会話｜いつからがおすすめ？

赤ちゃんの英会話（つまり英語に触れさせる時期）は、経験上、早い方がより良いと思います。

経験上とあえて書いた理由は、何歳からでも外国語を身に付けることは可能だからです。

以下、詳しく書いていきたいと思います。

早い方が英語を嫌がらない

早いお子さんでは、3歳くらいから慣れない外国語を嫌がることがあります。

4歳にもなると英語のアニメを見せようとすると、多くのお子さんは分からないからイヤだと言い出します。

こちらのツイート（現在のX）の参考になると思います。

遅いとは思わないけど、もう間に合わないアプローチは人によってはあるなと思う。やっぱり3歳くらいから知らない言葉に拒否感を示す子は増えるなーとPDやインプット会で見てると感じる。 https://t.co/fdixmSHzuc

— ちむ子👶3y@おうち英語 (@chimwo_chimko) August 11, 2023

息子の周りのお友達も年中あたりから、徐々に親御さんも英語に興味を持ち始めるのですが子供が嫌がるというケースが増えてきます。

つまり、拒否されることなく英語に触れさせたいと思うなら早い方が良さそうだと言えるでしょう。

年中、年長さんから始めても、うまく軌道に載せられる親御さんはいらっしゃいます。

本人に自然に興味を持たせて楽しく英語を身に付けさせたいなら、1歳から2歳くらいのスタートがおすすめです。

集団行動を嫌がる場合には英会話である必要なし

英会話教室を利用する主な目的は、親が自宅での英語環境を整える方法を直接教えてもらうことでした。

英会話教室に入れば、必然的に教材が手に入りますし、自宅での使い方を聞くことも可能です。

また、週1回教室に足を運ぶことは、毎日英語時間を作るという習慣づけの助けにもなります。

教材選びから、継続までを全面的にサポートしてもらえるという点が、一番のメリットです。

しかし、家庭の事情、子供の性格などから、英会話教室を利用できなかったり、向かなかったりする場合もあるでしょう。

そんな場合も、親御さんが「自宅で英語環境さえ作ることができれば」遜色ない結果が出せます。

現在、自宅で子供に英語環境を用意するための教材は手に入りやすくなっています。

個人的には

• 0歳に映像は控えたいので音声付きの英語絵本のみ
• 1歳2歳は英語絵本と映像1時間まで

で、自宅の取り組みは十分だと考えています。

以下のツイートにあるように、いずれ英会話レッスンは必要ですので、そこは頭に入れておくと良いでしょう。

→子供が映像からのインプットで英語知識を獲得したのが事実でも、その後に親以外の人とアウトプットの経験を積んだ事によりアウトプット力が磨かれていった、と考えられます。このようなケースは、映像からの英語インプット「だけ」で高度な英語アウトプット力が身につく直接的な証拠ではありません。

— 尾島司郎@早稲田大学教授 英語で戦う日本人の育成 (Shiro Ojima, Waseda U) (@Shiro_OJIMA) September 23, 2023

自宅で取り組めるおすすめ教材

音源付き英語絵本と歌のセットなら、Baby English Laboがおすすめ！

この教材の良い点は、スマホからそのまま音源の再生が可能なことです。

今は全てスマホで片付けられる時代です。

わざわざCDをセットして、、、というひと手間が、習慣化を難しくします。

忙しい日々を理解し、手厚いサポートのある教材です！

▷　公式HP（資料請求可）は、Baby English Labo

ディズニー英語システムは、映像のある幼児英語教材の代表ですね。

歴史があるだけあり、教材も非常に考え抜かれたものです！

しかし、全ての教材をそろえるとおおよそ100万円ほどするので、赤ちゃんの時期のみ使用する教材としてはコストがかかるのが難点です。

12歳まで使う想定で教材は作られていますが、実際のところは、同じ教材を10年継続するのはかなり難しい。

▷　dwe公式HP（サンプル請求可）は、こちら

乳幼児期の2-3年に必要な英語インプットDVD教材として利用するなら、ミライコイングリッシュもおすすめです。

英会話に1年通う値段よりも安く、大量の英語インプットが可能な教材です。

同じ内容を覚えるまで見せることが大切なので、お子さんが映像を気に入ってくれるようであればぴったりです！

▷　公式HP（サンプル音声映像あり）は、こちら

お試し買い切り、おすすめDVD教材ならGoomies（グーミーズ）！

短いストーリーと有名な歌を組み合わせて、楽しく学べる内容になっています。

キャラクターと一緒に、幼児期の子供達が出演しているのも、子供の目を引くようです。

息子は幼稚園に入り、英語の歌をたまに耳にして覚えてくるようになった頃、好んで見ていました。

これだけでは不十分ですが、自宅での取り組みの手始めにぴったり！

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▷　定価（3,900円）ですが、Amazonでも購入可能

赤ちゃんの英会話だけではいつから始めても効果は限定的！

赤ちゃんの英会話は、英語環境を作るきっかけ作りです。

つまり、英会話教室は英語環境を作るための1つの方法だと捉えることができます。

同じような目標を持った仲間に出会え、先生がいるコミュニティに入る手段です。

週1回のレッスンだけでは限界があるが価値はある

先にお伝えしたように、週1回のレッスンだけでは期待するような効果は得られません。

いくら子供の言語習得能力が高いと言っても、週1回1時間で身に付けられることは限られます。

日本語も毎日聞いて、触れているからこそ身に付くのです。

母語ではない英語を身に付けるとなれば、少なくとも毎日その言葉に触れる時間を持つ必要があります。

DVDをかけて見せるとか、絵本を読み聞かせるなどです。

親御さんがご自身である程度の方針を判断して英語環境を作ることができれば、英会話教室は絶対に必要なものではありません。

それが難しい場合は、教材から選定してくれる英会話教室を上手く利用することはおすすめです。

毎日コツコツ子供の頭の中に英語を蓄積していくのです。

英会話教室を利用してもしなくても、自宅での取り組みに違いはありません。

おうちでの取り組みが英語力を高める

おうち英語、つまり自宅での英語環境を作りコツコツと取り組むことは難しいものではありません。

言葉は自然に身に付くものなので、英語を教え込む必要は全くないためです。

逆に英語を教えようと親が意気込むと、子供に嫌がられることが多いように思います。

一方、日本語のように自然に身に付くことを前提とするため、根気が必要であることは確かです。

毎日英語の勉強をする代わりに、毎日英語に楽しく触れる時間を作ります。

言い換えれば、自分の子供が楽しいと感じるような環境を親が用意するのです。

こちらのツイートをご覧ください▽

達成感についてですが、だいたい7割のチカラで成し遂げるとちょうどよく継続できると言われています。
10-11割のチカラでやると多分二度とやりたくなくなります。
2割のチカラでやれるものだと飽きます。

— てんねんDr. (@adhdsavetheplan) September 27, 2023

楽しく英語に触れるのは子供ですが、その環境を用意するのは親の役目です。

言葉を身に付けるには長い時間がかかり、少なくとも10年近く継続が必要になります。

赤ちゃんは英語のDVDを見たい、英語の本を読みたいなどとは、まず言いません。

親が無理せず7割の力でできることの中から、自分の子供に合った取り組みを考えてみるのが良いのではと思います！

▷　はむ先生の個別相談は、こちら