コラム・雑感

子ども英会話に日本人講師は選ばない方が良い?

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子どもの英会話はどのよう基準で選ぶのが正解なのでしょうか。

幼いうちはネイティブ講師の方が良い、日本人講師にもメリットはあるなど、色々な話を聞いたことがあるのではと思います。

現役英語講師
はむ先生

はじめまして。
英語講師の「はむ先生」と申します。

教歴は15年ほど。現在は子育てをしながら、大学で非常勤講師として働いています。

個別相談も行っています。どうぞお気軽にご利用下さい!

私の考えとしては、一概に日本人講師はやめた方が良いということは決してありません。

私自身も日本人の先生にお世話になりましたし、人生に影響を与える恩師との出会いというのは同じ環境にいる日本人であることの方が多いように思います。

一方、英語力の向上を考えた場合、ネイティブ講師を選んだ方が伸びる時期もあると思います。

この記事では、英会話レッスンにおける

  • 日本人講師講師のメリット
  • 日本人講師を選びたい年齢
  • 良い日本人講師の選び方

について書いていきたいと思います。

参考にしていただければ幸いです!

日本人講師は子ども英会話で活躍している

日本人講師は通学タイプの英会話で多く活躍しています。

オンライン英会話では数は少ないもののバイリンガル講師という名のもと、日本人講師が担当するスクールも存在します。

日本人講師に教えてもらうメリット・デメリットを改めてみていきたいと思います。

現役英語講師
はむ先生

日本人講師の良さもありますよ!

日本人講師のメリット

日本人に教えてもらえるメリットは、

  • 英語が身に付くまでの道筋が明確に分かっていること

だと思います。

子どもの英語レベルを把握して、最良の道を提示できるのが、自らも実際に英語を学んできた日本人講師の良さです。

英語を話す難しさも、伸び悩む辛さも、外国語を学んだことがない人には理解することは難しいでしょう。

そういう意味で、日本人講師は学習者目線で子供の英語学習を応援することができると思います。

日本人講師のデメリット

英語を話すことは子供にとっても難しい

英語を話す難しさは、大人も子ども変わりません。

子どもでも慣れない英語を話すということは、決して簡単なことではないのです。

日本人講師の場合、日本語が通じるという安心感があります。

その安心感が良い方向に働けばよいのですが、英語を話さなくても良いという判断につながる可能性があります。

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はむ先生

日本人講師のデメリットになり得ます。

英語を話さなければいけない環境を作り出す大切さ

子ども自身が、英語が上手くなりたいと思って英語学習を始めることは稀だと思います。

例えば、身近に英語を話せるお友達がいて自分もそうなりたいと思えば、自らの意思で学ぶこともあるかもしれません。

ただし、あまりそういう例は少ないように思います。

子どもの学びには「その時間」が楽しいと感じることが大切で、興味のあることには積極的に取り組みメキメキと力を付けていく特徴があります。

現役英語講師
はむ先生

子どもは遊びを通して学ぶと言われるのはそのためです。

外国人講師である良さは、英語の時間が楽しく、もっと先生と話をしたいと思った場合に、英語で話さなくては意思疎通ができないという点です。

親や先生から強制されるのではなく、そうせざる得ない環境におかれることは、英語を使う強い動機となります。

子ども英会話に日本人講師を選びたい年齢

日本語講師が適しているかどうかは、子どもの年齢判断基準として用いることができます。

子どもの年齢によって、外国語の身に付け方が変わるからです。

日常のやり取りを通して自然に言語力を高めることを得意とする7歳以下のお子さんは、外国語講師が適していると言えます。

逆に、母語である日本語力をもとに思考力が高まる8歳以降の子供さんは、日本語講師が向いているかもしれません。

参考までに、各子どもの年齢の外国語の学び方をまとめます。

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理論に基づく、向き不向きです。

小学校低学年までは外国人講師

人が言葉(特に母語・第一言語)を身に付ける時期について、バイリンガル研究の分野で調査されています。

人が言葉を身に付ける時期は「言語形成期」と呼ばれ、言語形成期前半の0歳から8歳は、母語を獲得する重要な時期として知られています。

この時期は耳から聞いて自然に言葉を身に付けることができる年齢で、英語ネイティブ講師との遊びを通して言葉を習得することができます。

個人的には、英語学習開始年齢が6歳頃(未就学児)までは、ネイティブ講師のレッスンがおすすめです。

▷ ネイティブ講師については、こちら

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小学校に上がると、日本語が強くなり英語に抵抗を示す子供も出てきます。

小学校高学年になったら日本人講師

言語形成期後半である8歳から15歳になると、子供は文字情報に強くなります。

新しい言語である英語も、文字で提示された方が言葉を習得しやすいのです。

逆に音声情報には弱くなるので、母語にはない音の違い(LとRなど)は自然に聞き分けることができなくなっていきます。

言葉を身に付ける上でこのような特徴をもつようになると、後天的に日本語を学んできた日本人講師の方が説明上手だったりします。

個人的には、小学校高学年になったら日本人講師を検討しても良い時期だと思います。

日本人講師から教わることができる子ども英会話スクール

通学タイプの英会話なら大手のECCキッズが、小学1年生からネイティブ講師とペアで英語レッスンが受けられ、利用者の口コミも好評です。

▷ ECCキッズについては、こちら

子供専用のオンライン英会話を試したみたい場合にには、Global Crown(グローバルクラウン)が日本語を交えながら楽しくレッスンをしてくれます。

▷ グローバルクラウンについては、こちら

子供と相性の良い先生から教われるのがオンライン英会話はWorldTalk(ワールドトーク)で、教え上手な先生を自ら選ぶことができるので手間はありますが一押しです。

▷ ワールドトークについては、こちら

現役英語講師
はむ先生

良い先生の探し方、少し次にまとめます!

子ども英会話に日本人講師を選ぶなら厳選する

日本ではあまり「先生を選ぶ」機会はありませんが、個人的には講師は選択制の方が良いと思っています。

近年急激に普及してきたオンライン英会話では、先生を選ぶことができるシステムを採用しています。

子どもの英語力が伸びるかどうかは実力のある先生との出会いにかかっていると言っても過言ではありません。

先生との偶然の出会いに任せても良いですが、偶然の出会いを自ら探しに行くことも悪くないと私は考えています。

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ここでは日本人講師に絞って書きますね!

講師の英語力は高い方がいい

日本人講師の場合、講師の英語力はピンキリです。

もちろん英語を教えようと教鞭を取っている人なので、一定レベルの英語力と熱意はあると思います。

しかし、子供の英語講師の採用基準は、求められている英語力が低めだと言わざる得ません。

講師の英語力は高い方が良いです。

人間性、子どもの扱い方、性格など、教師として必要な要素は多々ありますが、自分の英語力が「教えられる英語レベルの限界」です。

講師は目の前の子供がどのレベルにいて、英語力を高める為にどのようなサポートを求めているのかを明確に理解する必要があります。

それには、講師自身が英語力を高めてきた学習経験が助けになります。

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はむ先生

今も勉強し続けている先生がいいですね。

子どもと相性が良い教え上手な先生を選ぶ

一定レベル以上の英語力を備えた上で、子供の相手が上手な先生を選ぶとうまくいきます。

子どもの性格も、講師の性格も様々なので、相性の良い教え上手な先生を選ぶと良いですね。

  • 元気いっぱいに教えてくれる先生
  • 優しく丁寧に教えてくれる先生
  • 面白おかしく教えてくれる先生

どんな先生がお子さんに合いそうですか?

小学校高学年くらいの子供さんだったら、憧れの対象になるような先生もいいですね。

そういう意味では、英語力の高い大学生を多く採用しているオンライン英会話グローバルクラウンはおすすめです。

▷ グローバルクラウンについては、こちら

相性の良い教え上手な先生との出会いは、子どもの英語力をグンと高めます。

現役英語講師
はむ先生

良い先生と出会えますように!