おうち英語のやり方

生後6か月の英語教育スタートは良い目安!

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0歳からの英語教育をお考えの親御さんも多いのではないでしょうか。

我が家も0歳スタートですが、特に生後6か月は英語教育を始める良いタイミングだと思います。

現役英語講師
はむ先生

はじめまして。
英語講師の「はむ先生」と申します。

教歴は15年ほど。現在は子育てをしながら、大学で非常勤講師として働いています。

個別相談も行っています。どうぞお気軽にご利用下さい!

まだまだ言葉を話さない6か月の赤ちゃんですが、親御さんからの日々の語りかけによって表情が豊かになってきているはずです。

自宅で英語に触れる時間を作る「おうち英語」のスタートにおすすめの時期です。

しかし、超早期英語教育に関する調査はまだほとんど行われておらず、明らかになっていないことも多いのが実情です。

この記事では、

  • 生後6か月から始める英語教育の進め方

について書いていきたいと思います。

参考にしていただければ幸いです!

生後6か月からの英語教育はやり易い!その理由は?

赤ちゃんを対象にした実証研究は、倫理的な観点からもその実施は難しいのが実情です。

従って、英語学習を始める最適な年齢は明らかになっておらず、専門家の間でも意見が分かれるところです。

しかし、0歳から英語教育を始めるならば、生後6か月というのは良いタイミングだと思います。

現役英語講師
はむ先生

理由を見ていきましょう!

調査からも良いタイミングであると考えられる

赤ちゃんは生まれながらに決まった言葉をもって生まれてくる訳ではありません。

育ててくれる大人が話しかける言葉の蓄積によって、必要な言葉を身に付けていきます。

つまり、どんな言語の音も聞き分けることができる能力を生まれながらに持っているということです。

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はむ先生

すごいですね!

しかし、この特殊な能力は半年を過ぎた辺りから無くなっていきます。

調査結果からは、生後8か月頃を境に脳が不要(生きていくのに必要ない)と判断した音が聞き取れなくなっていくことが分かっています。

言い換えると、子供にとって母語となり得る言葉を優先的に聞き取れるようになるということです。

ここからは憶測の話になります。

生後8か月がおおよその境目になっているということは、生後6か月頃から英語を耳にすることで「英語を聞き取れる耳」を残せる可能性があると考えられそうです。

赤ちゃん自身が少ししっかりしてくる

人間の赤ちゃんは生まれてからの1年で、著しい発達が見られます。

生まれたばかりの頃は全てが未発達の状態で片時も目を離せない赤ちゃんですが、半年もすると離乳食が始まり、ハイハイをしながら移動することを覚えます。

ちょうど生後6か月頃は五感を刺激するようなおもちゃにも興味を持ち、視覚が最も発達する時期とも重なります

カラフルな英語絵本や楽しい歌などで、楽しく英語に触れられる時間をもつことができます。

ちなみに、WHO(世界保健機構)が推奨している1歳未満のスクリーンタイムは0時間で、TVやスマホの映像を見せることは避けたいところです。

子供の視力を育てる大事な時期ですので、無理はさせない方が良いと個人的には考えます。

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はむ先生

1-2歳は推奨0時間、多くても1時間以下です

英語だからという理由で嫌がらない

生後6か月の赤ちゃんは、聞き慣れない英語だからという理由で嫌がることはありません

これは英語教育に興味のある親御さんにとって朗報です。

なぜなら、4歳にもなると多くのお子さんは「何を言っているか分からない」と英語を拒否するようになるからです。

現役英語講師
はむ先生

日本語がうまくなるので仕方ないことですが

何でも受け入れてくれる0歳の時期だからこそ、影響を受けすぎてしまう側面もあります。

闇雲に英語教育を進めるのではなく、親の役割として指針を決めて進めていきましょう。

生後6か月で始める英語教育は保護者の習慣作りから!

英語を身に付けるコツは、毎日こつこつ10年くらい続けることです。

毎日10年もやれば誰だって英語が身に付くと思われた方もいらっしゃるかもしれません。

本当にその通りで、必要量さえ超えれば言葉は誰でも身に付くものなのです。

ただ、そのコツコツ継続することが難しい。

子供の英語教育は「親が継続できるかどうか」にかかっています!

現役英語講師
はむ先生

コツコツの練習から始めましょう

英語環境を用意するのは親の役割

毎日どうやって」英語に触れさせるかを考えることが、自宅での英語教育(おうち英語)の課題です。

生後6か月のお子さんが「これ見たい!あれ読んで!」とは言いませんので、親が用意した生活環境がそのまま影響すると言っても良いでしょう。

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はむ先生

家庭内からの影響が強い時期ですね!

スクリーンタイムを避けたおすすめ英語時間は、英語絵本と歌を活用することです。

情操教育の面を考えても絵本や歌は欠かせませんし、0歳からの読み聞かせは絵本が大好きになるので良いと思います。

例えば、Baby English Labo(ベビーイングリッシュラボ)の英語絵本セットは使いやすい教材の1つです。

有名な英語絵本(音声付き)と英語歌が、毎月6か月に渡って届きます。

価格は26400円(税込み)なので、ひと月4400円でおうち英語が始められます。

お値段も手ごろ、生後6か月から1歳まではこれだけで十分です。

現役英語講師
はむ先生

4-5歳頃に読みができるようになったときに有効利用可!

私の一押しは、付属CDをかけ流さなくてもスマホで再生できる点です。

毎日コツコツ継続することは、ひと手間がない環境を作ることが重要だと考えています。

▷ 公式HP(資料請求可)は、Baby English Labo

英語に毎日触れる時間を作るのは親自身

子供の英語教育は、親の伴走が欠かせません

従って、お子さんが0歳の今すべきことは、親自身が毎日英語に触れる時間を作ることです。

気が向いたときに英語を聞くのではなく、毎日習慣として生活に取り入れるのです。

現役英語講師
はむ先生

私はピアノの練習と似ていると思っています

私自身の経験を書くと、息子が0歳のときには

  • 1日3曲英語の歌を聞くこと
  • 寝る前に3冊本を読むこと

を仕事として捉え、毎日取り組みました。

子供が病気の時以外は、毎日欠かさず行います。

逆に言えば、毎日欠かさずできそうなことを習慣として取り入れることでハードルが下がります。

この記事を読まれている方の中にも、高い英語力をお持ちの方もいらっしゃると思います。

振り返ってみると、相当な時間を英語学習に費やしたのではないでしょうか。

いくら子供から英語を始めても、言語は中途半端な取り組みでは身に付きません

毎日コツコツやるんだと心に決めて取り組むことが大切です。

生後6か月で始める英語教育はメリットが多い!

1から2歳のお子さんにもスクリーンタイムは推奨されていませんが、全く映像を見せず英語を身に付けさせることは困難を極めます。

意味が推測できる状況下で英語を聞くことが、言葉の習得を促すからです。

言い換えると、目からの意味理解のヒントなしに耳だけで聞いていても言葉の習得は難しいと言えます。

各家庭の方針を明確にして、1歳以降もコツコツと英語時間を貯めていきましょう!

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はむ先生

将来どのレベルを目指すのかを考えるといいですね

1歳からはインプット時間を徐々に増やす

1歳くらいから映像を伴った英語インプットを徐々に増やすことを考えましょう。

英語絵本も視覚情報を伴ったインプットになるのですが、親が付き合える時間には限度があります。

日本語でも何十冊と本を読み聞かせることは至難の業です。

映像教材は親が関与できる英語インプットでは足りない部分を補うためのものだと捉えることができます。

乳幼児期の2年間に必要な英語インプットを網羅している教材として、ミライコイングリッシュがあります。

▷ 公式HP(サンプル音声映像あり)は、こちら

個人的に気に入っている点は、1日30分の映像を2年間見せる計画で製作されているところです。

1年あたり34,300円と価格も手ごろでおすすめです。

現役英語講師
はむ先生

分かりやすく、使いやすいですよね!

0歳スタートであればディズニー英語システム(DWE)も良い教材です。

しかし、10年間飽きずに使える確信がもてない場合には、約100万円と高額なこともありリスクが大きいかなと感じます。

そういう意味でも、個人的には中古教材をお勧めしています。

▷ dwe中古教材については、こちら

1歳から始めて映像を見せ始める場合(他の動画は見せてない状態)、嫌がって見ないということはまずありません。

1-2年間お休みせず見れば、親御さんも飽きてくるぐらいDVDの内容は頭に入るはずです。

しかし問題は、2年間も毎日同じDVDを見れば親も子も飽きるということです。

どんなに楽しく見ていたものでも同じです。

しかし、そこを乗り越えてこそ、言葉を覚え身に付くので何とか続ける手立てを考えることが必要です。

現役英語講師
はむ先生

お母さんが見たいから~とかでも良いのでかけ流しておくとか、あの手この手で時間を作りましょう!

毎日コツコツ英語時間を2年間分貯金する

子供が英語を自分の言葉として使えるようになり始めるまでには、約2000時間の英語インプットが必要だと言われています。

これは今までの研究からも証明されていますし、私が息子の英語力の変化を見ていても、おおよそ正しいと感じます。

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はむ先生

2000時間を超えると成果がよく見えますよ

恐らく1000時間くらいで決まったフレーズや簡単な言葉を口にすることもあるかと思います。

ただし、年齢的にも内容のある話ができるのは早くて4~5歳からかと思います。

我が家は、

  • 0歳:絵本1~3冊と歌/日
  • 1歳:30分/日
  • 2歳:1時間/日

という配分で英語インプットを続けました。

この場合、3歳のお誕生日までにおおよそ550時間の貯金ができました。

生後6か月で始める英語教育の成果はいつ分かる?

英語は聞かせるだけでは話せるようにはならない

「外国語は聞かせているだけで話すようになるのだろうか」と疑問に思いませんか?

第二言語習得の分野でも意見が分かれるところです。

聞かせているだけで十分という説もありますし、相互のやり取りがないとダメだという説もあります。

現役英語講師
はむ先生

人を使って実験ができないので結論が出ないのだと思います

近年やっと乳幼児期に自宅で映像からインプットをすることへの効果を調査する研究が始められました。

この調査から、英語のインプットだけではなく、後の英語を話す機会(アウトプット)も重要であることが示唆されています。

3歳から4歳で英会話スクールを利用する

我が家も映像からの英語インプットだけではなく、英語を話すアウトプットの機会をおおよそ4歳から設けています。

私もそれなりに英語を話すことができるので、親から英語で語りかけをすることは可能でした。

しかし、

  • ネイティブと同等レベルの英語力がない
  • 子供の日本語習得を優先したかった

という理由から、私から子供に英語で話しかけることはしませんでした。

理論上、英語を聞かせているだけでも話すようになる可能性もあるので、ある程度見守っていた部分もあります。

しかし、3歳半になっても発話は見られなかったため、年少さんの夏休みにアウトプットの場を探すことに決めました。

英語を話す相手ができることで、息子の発話力は驚くほど伸びました。

▷ 4歳から利用している英会話(動画あり)は、こちら

現役英語講師
はむ先生

この選択は正解だったと思います

生後6か月の赤ちゃんを育てている頃には、どのように育っていくのか近い未来も想像が付きにくかったように思います。

私の経験では、英語インプットを十分に行い、3-4歳頃からアウトプットの機会を設ければ、子供は自然に英語を話すようになります。

おおよその道筋が分かっていると、英語教育も余裕をもって楽しく取り組むことができますね。

不安を感じる要素があれば早めに取り除き、親御さんが楽しくコツコツ取り組んでいける環境を整えることが上手くいくコツだと思います。

よろしければ、個別相談もご利用下さい。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!