ペッピーキッズクラブの勧誘を受け、入会を迷っている方は多いのではないでしょうか。
特に、ペッピーキッズクラブで英語が話せるようになるのかという点は、多くの親御さんが気にされているようです。
大学英語講師はむ先生はじめまして！
英語講師の「はむ先生」と申します。
教歴は15年ほど。現在、大学の非常勤講師として働いています。
今回の記事では、
ペッピーキッズクラブをどのように利用すると英語が話せるようになるのか
という視点から書いてみたいと思います。
言い換えると、週1回、ペッピーキッズクラブに通っているだけでは、「将来困らない程度の英語を話せるように」という親御さんの願いは叶いにくいと考えます。
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ペッピーキッズクラブで話せるようになるのか？
多くの親御さんが気にされている
- ペッピーキッズクラブで英語が話せるようになるのか
という点についてまとめていきたいと思います。
結論からまとめると、「使い方次第」だと考えていますので、ペッピーキッズクラブの向き不向きについても簡単に書いていきます。
英語は条件を満たせば話せるようになる
最初に親御さんにお伝えしたいことは、
- 英語を話せるようになるのには量が必要
ということです。
つまり、英語に接している時間が十分に取れていることが絶対条件なのです。
言い換えると、英語に触れてさえいれば、それがペッピーキッズクラブでもYouTube動画でも良い訳です。
もちろん、一般的に効果的だと言われている方法はありますが、そこには個人差もあります。
ペッピーキッズクラブのような英会話スクールを利用するのは1つの手段であることは理解しておきたい点です。
▷ 年齢別｜おうち英語のおすすめは、こちら
大学英語講師はむ先生常に別の選択肢は用意されていると言うことです。
ペッピーキッズクラブのメリット！向く人は？
ペッピーキッズクラブを利用することが1つの手段とするなら、どのようなご家庭・お子さんに向くのでしょうか。
ペッピー向きの方：
- 親御さんが英語が得意ではない
- 通学タイプの英会話スクールを使いたい
- 相談できる相手がいれば自宅で英語時間を作れる
- 将来、海外研修や留学に参加したい
- ある程度の予算がある
これらにあてはまる方は、ペッピーキッズクラブに向くと思います。
ペッピーキッズクラブの大きな特徴として
- 家庭学習用の教材を購入する
という点があります。
このような口コミがSNSで流れるくらい、購入する教材は高額で使いこなせない場合にはもったいないのです。
教室に丸投げしたいという場合には、ペッピーキッズは向きません。
海外への留学やホームステイなども一括して利用できるのがペッピーキッズクラブです。
親御さんも「一緒に話せるようになるぞ！」と、お子さんと一緒に英語に取り組める方に向いていると言えるでしょう。
ペッピーキッズクラブで話せるようになるためにやることは？
ペッピーキッズクラブで話せるようになるために、どのような取り組みをする必要があるのでしょうか。
ここでは具体的に取り組みたいことをまとめていきたいと思います。
毎日の自宅での取り組みを怠らない
ペッピーキッズクラブで話せるようになるには、レッスンに参加していれば大丈夫というものではありません。
大切なことは、
- レッスンで扱った内容を自宅で繰り返し復習する
ということです。
レッスン内だけで言葉を覚えられて使えるようになれば、それに越したことは無いかもしれませんが、ほとんどの場合は不可能です。
レッスンだけでできるようになるなら、学校の授業を受けていれば英語を話せるようになるハズです。
ペッピーキッズクラブはカリキュラムに則ってレッスンをしているはずですので、先生に聞けば、毎回のレッスン内容が把握できます。
自宅では
- レッスンで扱う該当部分の副教材に毎日触れる
ということをすれば、レッスンを受けてお終いということは避けられるでしょう。
主にネイティブ話者の音声を聞くことを中心に取り組むことをお勧めします。
現役英語講師はむ先生予習でも構わないのですが、復習の方がおうちで取り組みやすいと思います。
可能であれば小学生で海外研修を利用する
ペッピーキッズクラブには、小学生から参加できる
- 海外留学や研修
- 国内での英語イベント
などに参加することができるので、積極的に活用できると良いでしょう。
レッスン外のイベントに参加することは、英語を教室内で学ぶ言葉としてではなく、日常生活の場で英語を使うリアルな体験となります。
正直なところ、留学に数日・数週間参加するだけで、大きく英語力が変わることはありません。
一方で、
- 英語が通じた！という経験
- 英語を使った楽しい思い出
- 外国に大切な友達や家族ができる
などの経験は、子ども達の英語を学ぶ意欲や価値を高めます。
英語学習は継続が何より大切なので、これらの体験は、子ども達の英語力の向上にも影響するはずです。
ペッピーキッズクラブだけで話せるようにはならない理由
ペッピーキッズクラブに通うだけでは、英語を話せるようにならない理由は単純で、英語に接する量が足りないからです。
ここで、お子さんに英語ができる様になって欲しいとお考えの親御さんに、
- 子供の英語教育について知っておきたい3つのポイント
をまとめたいと思います。
ペッピーキッズクラブを含め、お子さんの英語教育について考えるきっかけになれば嬉しく思います。
10年通ったとしても量が足りない
日本語を母語とする人が英語を話せるようになるために必要な学習量は2500-4000時間だといわれています。
英語を始める年齢にもよりますし、個人差もあり、目標とするレベルも違いますから、一概に断言はできませんが、少なくとも2000時間を越える必要があると考えて間違いないでしょう。
2000時間というのは、
- 毎日1時間の取り組みで5年半
かかる計算になります。
言葉を使えるようになるというのは、1つ覚えさせたら1つできるようになるというものではありません。
子供が日本語を話し始めるときと同じで、2000時間分の英語を貯められるコップをあふれさせなければいけないのです。
現役英語講師はむ先生あふれるまでは聞いて分かるようになっても、話すことはしません。
我が家では、子供が0歳の頃から英語環境を整えてきましたが、2000時間を越えた辺りから英語を（マネするだけでなく）話せるようになってきたので、個人的な感覚としてもしっくりきます。
▷ 我が家のおうち英語ブログは、こちら
週1回の英会話レッスンだけでは、たとえ10年通ったとしても480時間にしかならず量が不十分なのです。
数年通っても、軽い挨拶や自己紹介、動物・色・形などが言えるくらいでも仕方がないのかもしれません。
※ 学校の英語授業は、小3から高3までをあわせて1300時間くらいです。
英語はピアノと一緒であると理解して始める
3-4歳を越えてから始める英語学習は、ピアノと同じだという認識が必要です。
ピアノは家での練習が必要で、レッスンに週1回通うだけでひけるようになると思っている親御さんは少ないはずです。
英語も同じで、上達するには家での意識的な取り組みが欠かせません。
もちろん、
- 何となく英語（ピアノ）に親しんだ
- ABC（ドレミ）が分かる
- I like …が言える（猫ふんじゃったワンフレーズが弾ける）
くらいでよければ、毎週のレッスンを楽しんでいるだけでも可能だと思います。
英語ができるようになりたいなら練習が必要だということを理解した上で、教室探しをすることをお勧めしたいと思います。
大学英語講師はむ先生特に小学生からはお勉強が必要になります。
無料体験レッスンで確かめたいこと
子供の英語は何歳から始めても
- 毎日意識的に英語に触れる
ことが欠かせません。
ペッピーキッズクラブの良いところは、毎週のレッスンがあることで自宅での取り組みが明確になることでしょう。
必要な副教材も購入しますし、先生に分からないことは気軽に尋ねることができます。
現代はオンライン英会話スクールなど、低価格で質の良いレッスンを受けることができます。
一方で、対面でのコミュニケーションがないということは、困った時になかなか相談することがなかなかできません。
ペッピーキッズクラブは対面レッスンというメリットがあります。
この学習環境を活かそうと検討されている親御さんには、無料体験レッスンを通して、担当になる先生の人柄を見て欲しいと思います。
現役英語講師はむ先生何でも相談できそうな先生が良いですね！
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