中学生になると、
「学校の英語だけでは、話す機会が少ない」
「オンライン英会話も取り入れたほうがいい?」
「もう少し英語に力を入れたい」
と考えるご家庭も増えてくると思います。
一方で、オンライン英会話は数多くあり、どこにしようか迷うのではないでしょうか。
大学英語講師はむ先生はじめまして!
英語講師の「はむ先生(村上里実)」と申します。教歴は15年ほど。
現在、大学の非常勤講師として教えています。
毎日受けられるところ、日本人講師がいるところ、中学校の教科書を使えるところ、カリキュラムに沿って学べるところなど、特徴はさまざまです。
そこでこの記事では、
中学生におすすめしたいオンライン英会話を5社に絞り、目的別に比較
します。
今回紹介するのは、
- 学校英語とつなげたい
- 日本人講師から始めたい
- 予約なしでたくさん話したい
- 安く高頻度で体系的に学びたい
- 学習の進め方までサポートしてほしい
という5つのタイプです。
おうち英語をしていたり、すでにある程度英語を学んでいたりして、「どこのオンライン英会話にしよう?」と探している方は、このまま比較してみてください。
オンライン英会話は中学生にどこがおすすめ?5社を比較

今回、中学生向けとして比較するのはこちらの5社です。
| オンライン英会話 | こんな中学生におすすめ | 特徴 |
|---|---|---|
| ボーダーリンク英会話 | 学校英語とつなげたい | 中学校の教科書をそのまま使える |
| DMM英会話 | 日本人講師と始めたい 外国人講師と安く始めたい | 日本人・外国人講師を使い分けられる |
| NativeCamp | 予約なしで高頻度に受けたい | 「今すぐレッスン」は予約不要・回数無制限 |
| Kimini英会話 | 安く高頻度+体系的に学びたい | 中学生向けカリキュラムが充実 |
| CampusTop | 高頻度+学習サポートもほしい | 外国人講師との1対1+学習の伴走 |
「どこが一番いいか」ではなく、何をオンライン英会話に求めるかによって選ぶのがおすすめです。
① 学校英語とつなげるなら|ボーダーリンク英会話

「まず学校の英語をしっかり身につけたい」
という中学生なら、最初に候補にしたいのがボーダーリンク英会話です。
ボーダーリンクの家庭向けオンライン英会話は、公立中学校の英語教科書をそのまま教材として使った1対1レッスンになっています。
学校の授業とオンライン英会話を連動させることを目的としたサービスです。
これは中学生には大きなメリットだと思います。
たとえば学校で、What did you do yesterday?という表現を習ったとします。
学校では意味や文法を理解する。
そしてオンライン英会話では、先生から実際に質問してもらい、自分のことを答えてみる。
すると、学校で習った英語 → 実際に聞く・使う英語 へつなげることができます。
オンライン英会話だけでまったく別のカリキュラムを進めるのではなく、学校 → オンライン英会話 → 学校 という循環を作りたい家庭には、かなり分かりやすいサービスです。
特に、
- 学校の英語をもっと理解したい
- 教科書の英文を実際に使ってみたい
- 定期試験につながる内容も大事
- 「英会話だけ」のレッスンにはしたくない
という中学生に向いています。
わが家でも実際に利用しています。
② 高頻度で安く受けたいなら|DMM英会話

「できるだけ頻度を上げて、料金を抑えながらオンライン英会話を続けたい」
という中学生なら、DMM英会話も候補になります。
DMM英会話には、さまざまな国の外国人講師が在籍しています。
スタンダードプランなら、毎日1回25分のレッスンを月額6,980円(税込)で受けられるため、オンライン英会話の頻度を上げたい家庭にも取り入れやすい料金です。
中学生の場合、週1回だけ英語を話すよりも、学校で学ぶ → 家で復習する → オンライン英会話で使うという経験を何度も繰り返せるほうが、学校で覚えた英語を実際に使う機会を増やせます。
その点で、毎日の生活の中に英語を使う時間を作りやすいのはDMM英会話の大きなメリットです。
また、DMM英会話には日本人講師も在籍しています。
日本人講師を受講する場合はプラスネイティブプランになりますが、
「外国人講師とのレッスンはまだ少し不安」
「学校で習った文法について日本語でも質問したい」
という中学生なら、日本人講師から始める方法もあります。
たとえば、
「学校で現在完了を習ったけれど、よく分からない」
「この英文はどうしてこの形になるの?」
といった疑問を日本語で確認する。
そして理解できた英語を、今度は実際の会話の中で使ってみる。
中学生にはすでに日本語で仕組みを理解する力がありますから、分からないことまで無理に英語だけで理解する必要はありません。
日本語で短く理解し、そのあと英語を聞いたり話したりするほうが効率的なこともあります。
慣れてきたら外国人講師とのレッスンを中心にして、英語を使う量を増やしていくこともできます。
特に、
- 料金を抑えながら高頻度で受けたい
- 毎日の生活に英語を使う時間を入れたい
- 最初は日本人講師にも相談したい
- 慣れたら外国人講師とのレッスンを増やしたい
という中学生には使いやすいオンライン英会話です。
「必要なときには日本語で理解を助けてもらいながら、普段は外国人講師とたくさん英語を使う」
そんな使い分けができるのも、DMM英会話のよさだと思います。
③ 予約なしで高頻度に受けるなら|NativeCamp

部活や塾で忙しい中学生には、NativeCampの仕組みがかなり便利です。
大きな特徴は、「今すぐレッスン」なら事前予約をしなくても、待機中の講師とその場でレッスンを始められること。
しかも、今すぐレッスンは回数無制限で、5分や10分など短時間でも利用できます。
中高生向けページでも、予約不要・24時間365日・回数無制限を特徴として案内しています。
中学生って、意外と予定が読めません。
「今日は部活が早く終わった」
「塾まで20分空いた」
「夕食まで少し時間がある」
そんなとき、
「じゃあ今から英語を話そう」と始められるのは大きな強みです。
オンライン英会話を高頻度で使いたい場合、レッスンそのものよりも、実は予約する面倒さが継続を邪魔することがあります。
その点ではNativeCampはかなり使いやすいと思います。
向いているのは、
- 部活や塾で予定が不規則
- 英語を話す回数を増やしたい
- 週4〜5回以上取り入れたい
- 25分取れない日にも少し英語を使いたい
という中学生です。
ただし、「いつでもできる=いつまでもやらない」にもなりやすいので、ある程度、家庭の中である程度ルールを作っておくのがおすすめです。
▷ ネイティブキャンプ(NativeCamp.)は子どもにどう?プラン/教材/料金/特徴を解説!
④ 安く高頻度+体系的に学ぶなら|Kimini英会話

「オンライン英会話を頻繁に受けさせたい。でも料金も抑えたい」
という家庭なら、Kimini英会話はかなり使いやすいと思います。
Kiminiは学研のオンライン英会話です。
中学生向けには中学生コース1・2・3があり、中学校の学習指導要領に基づいて、英文法を中心に学びながら4技能を伸ばす構成になっています。
たとえば中学生コース1では、
- be動詞
- 疑問文・否定文
- 三人称
- リーディング
などを順番に学んでいきます。
なので、私の感覚では、自由なフリートーク中心のオンライン英会話というより、「塾寄りのオンライン英会話」というイメージです。
今日は何をするのかが決まっていて、教材に沿って順番に進めていく。
そのため、
- フリートークでは何を話せばいいか分からない
- カリキュラムがあるほうが取り組みやすい
- 文法と英会話をつなげたい
- 学校英語も意識したい
という中学生には使いやすいと思います。
また、現在は毎日1レッスン受講できるスタンダードPlusが月額7,480円(税込)、スタンダードが月額6,380円(税込)など、高頻度で利用できるプランがあります。
「安く、頻繁に、決められた教材で進めたい」なら、候補に入れていいサービスです。
▷ kimini英会話は小学生の子供にどう?料金と口コミ5つのポイント
⑤ 高頻度+学習サポートなら|CampusTop

「オンライン英会話を高頻度で取り入れたい」
「子どもに合わせてカリキュラムを調整して欲しい」
「自分で学習を管理するのは難しい」
という場合には、CampusTop(キャンパストップ)も候補になります。
CampusTopは外国人講師とのマンツーマンレッスンを提供しており、公式サイトでも24時間レッスン、1対1レッスン、子どもから学生まで幅広い対象を案内しています。
▷ 公式HP|Campus Top(無料カウンセリング&体験あり)
私は実際にカウンセリングを受けていますが、CampusTopの魅力は、単に外国人講師と25分話して終わるのではなく、どう学習を続けていくかまで相談しやすいことだと感じました。
中学生になると、
「今日は何の教材をやる?」
「今どのくらいのレベル?」
「次は何を伸ばす?」
という学習管理も必要になります。
これをすべて本人に任せられる子もいますが、まだ難しい子もいます。
CampusTopの子ども向けサービスでも、学習進捗をフォローする担当者によるサポートが案内されています。
- 外国人講師とのレッスンを増やしたい
- 毎日または隔日くらいの高頻度で取り組みたい
- レッスンだけでなく学習の進め方も相談したい
- 子ども一人では継続が難しい
という家庭なら比較してみてもいいと思います。
おうち英語をしてきた中学生にはどのオンライン英会話がおすすめ?

ここは、このサイトを読んでくださっている方には特にお伝えしたいところです。
幼い頃からおうち英語をしてきた子の場合、「オンライン英会話で英語を話すこと自体」にはすでに慣れていることがあります。
わが家もそうです。
小さい頃なら、
- 先生と英語で遊ぶ
- 好きなものについて話す
- 簡単な質問に答える
それだけでも、英語を使う大切な経験になります。
でも、中学生くらいになれば、オンライン英会話の使い方も少し変えていいと思います。
英語で「何を話すか」を考える
英語力が上がってきたら、フリートークだけでなく、読んだものについて話す(意見交換する)という使い方ができます。
たとえば短い記事や物語を読んで、
- どんな話だった?
- どの部分がおもしろかった?
- あなたならどうする?
- この意見に賛成?
- 先生はどう思う?
と意見を交換する。
すると、
読む → 理解する → 考える → 英語で話す → 相手の意見を聞く
までつなげることができます。
オンライン英会話が、単なる「英語を話す時間」から、英語を使って考える時間へ変わっていきます。
中学生以降のおうち英語では、こういう使い方もぜひ取り入れてほしいと思っています。
このような場合、建設的な考え方を英語で学ぶレッスンなどよいと思います。
▷ OUTSCHOOL|Formal Logic 101: Valid Arguments (4-Week, 8-12 Y/O)
英語を始めたばかりの中学生は「おすすめ」だけで選ばないで

今回紹介した5社は、それぞれよい特徴があります。
でも、
「中学生だからKimini」
「英語が苦手だから日本人講師」
と単純に決められるわけではありません。
特に、
- 英語を始めたばかり
- 小学校英語がほとんど身についていない
- 学校の英語についていけない
- 外国人講師との25分がまだ難しい
という場合は、サービス比較の前に、「今どのくらい英語が分かっているのか」を確認したほうがいいこともあります。
そのうえで、
- 日本語で助けてもらうのか
- 学校英語とつなげるのか
- まず教材に沿って学ぶのか
- 外国人講師との会話量を増やすのか
を考えます。
英語初心者の中学生向けの選び方については、こちらに詳しくまとめています。
▷ 中学生のオンライン英会話はどう選ぶ?日本人講師・効果で比較
中学生におすすめのオンライン英会話は「目的」で決めよう

今回紹介した5社をもう一度まとめます。
学校英語とつなげたい
→ ボーダーリンク英会話
高頻度で安く、または日本人講師から始めたい
→ DMM英会話
予約なしでたくさん話したい
→ NativeCamp
安く高頻度+体系的に進めたい
→ Kimini英会話
高頻度+学習の進め方もサポートしてほしい
→ CampusTop
どこが一番優れている、という話ではありません。
大切なのは、今の子どもの英語力で、オンライン英会話にどのような役割を担ってほしいのかです。
中学生になると、学校英語、英検、高校受験なども入ってきます。
一方で、せっかく学んだ英語を「問題を解くためだけの英語」にする必要もありません。
- 学校で学ぶ
- 本を読む
- 英語を聞く
- オンライン英会話で実際に使う
いろいろな英語経験をつなげながら、その子に合ったオンライン英会話を選んでみてください。
※サービス内容・料金・キャンペーン等は変更される場合があります。申し込み前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。

