我が家は息子が生後3か月のときからDWEの正規会員になっていますが、早いもので、息子は小学生になりました。
10年近く使ってきた今の結論を、先にお伝えします。
0歳から3歳くらいまでの「英語を理解できるようにする」目的であれば、ディズニー英語システムの教材は中古で十分です。
我が家は正規購入をした側ですが、正直、中古にしておけば良かったと感じています。
大学英語講師はむ先生英語講師の「はむ先生(村上里実)」です。教歴は15年、大学で非常勤講師を務め、第二言語習得を専門としています。
誤解のないように書いておくと、DWE教材そのものの質は高いです。私の周りには英語教育関係者が多くいますが、専門家の間でもディズニー英語システムの教材には定評があります。
問題は教材の質ではなく、フルセットで約100万円という金額に見合う使い方を、10年間続けられる家庭がどれだけあるかという点です。
この記事では、
- 中古でそろえたいDWE教材は具体的に何か
- 中古の価格相場と探し方
- それでも正規購入の恩恵を受けられるのはどんな家庭か
について、正規会員として実際に使ってきた立場から書いていきます。

ディズニー英語システムとサンリオイングリッシュマスターの比較しました。
個人的には、0-1歳ならディズニー英語システム、2-3歳以降はサンリオイングリッシュマスターが軌道に乗せやすいのではないかと思います。
中古で十分|ディズニー英語システムの教材は何を買えばいい?

結論から言うと、買うのは次の3点だけで十分です。
- ストレート・プレイDVD(12枚/お話)
- シング・アロングDVD(12枚/歌)
- 上記DVDに対応した音声CD
乳幼児期の英語インプットに必要なのは、この3つです。
教材の種類はほかにもたくさんありますが、「英語を聞いて分かるようにする」という目的に絞れば、これ以上は必要ありません。
多くのお子さんは歌の方を好んで聞きますが、言葉を身に付けるための中心はストレート・プレイDVDです。
映像があることで音と意味が結びつき、英語が意味のある言葉として入っていきます。歌だけでは、この部分が補えません。
なぜこの3つで十分なのか|DWE教材の目的はインプット

子供の頭の中に英語の言葉を貯めることは、英語を身に付けるための最初のステップです。専門用語では、これをインプットを増やすと言います。
日本語でも英語でも同じですが、インプットがなければ言葉は身に付きません。
現役英語講師はむ先生言葉を聞かせることは「土台を作る」ことです。
ディズニー英語システムの教材は、
- 英語を理解できるようにする(0歳から3歳)
- 使える英語として実力を高める(4歳から10歳)
この2つの目的のために、長期的に設計された教材です。
DWE教材の購入目的が1番であれば、DVDとCDだけで足ります。
使われている言葉は質が高く、言葉のレベルが易しいので、乳幼児期の英語インプット教材としてはぴったりだと思います。
そして1番の目的に、正規会員のサービスは必要ありません。かけ流して、見せるだけだからです。
赤ちゃんの時期に、DVDなどの映像を見せたくない場合はこちらを参考にしてみてください。
中古DWE教材の価格相場と探し方

個人的に中古品を探すときにはメルカリを利用しています。
価格の目安は次のとおりです。
| 教材・年式 | 価格の目安 |
|---|---|
| ストレート・プレイDVD(2018年前後の版) | 1万円前後 |
| ストレート・プレイDVD(最新版) | 2~3万円前後 |
| シング・アロングDVD(絵本・CD付き) | 2万前後 |
※ 中古のメリットは価格です。版が古くとも、インプット教材としての効果は変わりません。
※ 出品状況によって価格は変動します。最新の相場は検索結果でご確認ください。
DWE中古は何年版を買えばいい?古めのDVD版でも十分

乳幼児期の英語インプットを目的にするなら、私は2018年前後のDVD版で十分だと考えています。
我が家も2018年度版を使いました。
最新版でなければ英語学習の効果が落ちる、というものではありません。
中古の最大のメリットは価格です。映像の新しさよりも、「子どもが見てくれるか」「必要な教材がそろっているか」を優先してよいと思います。
はむ先生のお勧めは:
はむ先生おすすめ|メルカリショップ「あーる★」でDWE教材を見る >>
一方、最新版は映像が新しく、こちらを選びたいご家庭もあると思います。
中古での出品も増えてきたので、価格差を見ながら選ぶとよいでしょう。
現役英語講師はむ先生1点物なので、気になるものは早めに動くのがコツです!
ディズニー英語システム教材|中古で十分だと思う3つの理由

DWEのDVD教材は、1歳を過ぎた頃から数年間の英語インプットのための教材です。
それを踏まえると、やはり正規購入でなく中古購入で十分だと感じます。
理由は次の3点です。
- DWE教材の値段が高いこと
- 2〜3年も使うと飽きること
- DWE教材を聞かせるだけでは英語を話さないこと
理由1|DWE教材は値段が高い

DWE教材をフルセットで購入すると、約100万円かかります。
さらに毎月払い続ける会費が約3,740円必要で、月額の会費だけでも年間約4万5千円です。
10年間会員だと考えると、会員費だけで約45万円になります。
大学英語講師はむ先生合計約145万円になりますね!
※ 価格・会費は変更される場合があります。最新の金額は公式でご確認ください。
月額の会員費を払い、正規で教材を購入する利点は次の3点です。
- 教材が壊れた時の無償交換
- 英語で交流できるイベントに参加可
- サマースクール等に参加できる
1番は、0〜2歳のお子さんをもつ親御さんにとって魅力的に感じると思います。
しかし3歳にもなればそうそう物を壊しませんし、正規購入の価格を考えれば、必要なときに中古で買い足した方がコスパが良いです。
現役英語講師はむ先生3歳を超えると、子供自身の意思がでてきて「好きなもの」「嫌いなもの」がはっきりしてきます。
2番と3番は、子供が3歳を過ぎた頃から効果を発揮します。
ただ、イベントやサマースクールに参加できる年齢になるまで英語インプットを楽しく続けられるかどうかは、やってみなくては分かりません。
140万円の投資をする前に、2万円の中古教材で試してみる。
この順番の方が、私は理にかなっていると思います。
理由2|継続が全てなのにDWE教材に飽きる

これはDWE教材に限ったことではありませんが、いくら効果的なよい教材でも、同じDVDを何年も見聞きしていたら飽きます。
教材紹介のサンプルDVDに出てくるような、放っておいても自らDWE教材を手に取り、何年にも渡って学習を進めていく子供さんは稀です。
現役英語講師はむ先生普通に考えたら分かることなのですが、忘れがちです。
最初はよいでしょうが、半年から1年くらいしてからが問題です。
- 子供がDWE教材を見たがらない
- 親自身が飽きた
ということが、起こりがちです。
何年にも渡ってモチベーション高く英語教育に取り組むことすら、大人でもなかなか出来ることではありません。
それに加えて同じ教材を使い続ける必要性が加わると、現実的にはかなり難しいと思います。
中古でDWEを購入し、子供の成長に合わせて英語教材を買い足していく方が、英語インプットの継続は容易です。
ただ、価値がある教材だと自分で判断してお金を払ったからこそ続けられる、ということもあります。
そういう意味で、どちらがご自身に合っているのかを考える必要はあるでしょう。
理由3|DWE教材を聞かせるだけでは英語を話せない

正規購入した場合、週末イベントやサマースクールなどに参加できます。
週末イベントへの参加は、
- 英語を実際に使ってみること
- 英語を使う同年代のお友達から刺激を受けること
が目的です。
しかし実際に参加できるイベント数は少なく、イベント内でも英語を話す機会はほとんどありません。
お友達や先生と出会い、英語学習のやる気を維持するという役割は果たすと思います。
ただ、子供が英語を話し出す刺激としては不十分です。
結局、DWE教材の購入とは別に、英語を使う場としてスクールを利用することになります。
現役英語講師はむ先生実際に、ディズニー英語システムが開講している英会話教室(Classes for Kids)に多くの子供さんが通っています。
第二言語習得の観点から言えば、これは当然のことです。
インプットだけで発話は生まれません。
DVDのかけ流しは土台づくりであって、話せるようになるための取り組みは別に必要になります。
それでも正規購入の恩恵を受けられるのはこんな家庭

公平に書いておくと、正規購入が向いている家庭も確かにあります。
DWE教材の2番目の目的である「使える英語として実力を高める」段階は、テレフォンイングリッシュ(週1回、電話越しに先生と歌ったり話したりする)やDWE卒業を目指す課題など、正規会員のサービスを使う前提で設計されています。
ここを使い切るなら、中古購入は向きません。
判断の軸は1つだと思っています。
DWE卒業を目指して、7〜10歳まで親がサポートを続けるかどうかです。
「やる」と決められるなら正規購入、「やってみないと分からない」なら中古で試す。
私はこう考えています。
現役英語講師はむ先生卒業には親のサポートが必須なので、そこを引き受ける意思があるかが分かれ目です。
なお、正規購入する場合にフルセットにすべきかどうかは、また別の判断になります。
買って後悔するパターン・買わずに後悔するパターンの両方を別記事にまとめました(我が家は後者です)。
▷ ディズニー英語システムで後悔しない|フルセット向き不向きを解説
ディズニー英語システムは中古で十分だった|正規購入した私の後悔

ここからは、私自身がどう買って、何を後悔したかの話です。
はむ先生のDWE教材の購入歴
1回目|straight playなどのメイン教材
2回目|ミッキーのタッチペンなどが入っているサブ教材一式
最後|Step by stepの卒業を目指すセット
我が家は、何度かに分けて教材を購入するという、最もお金のかかる買い方をしています。
本当におすすめしませんが、参考までに書いてみます。
最初にフルセットを購入するには踏み切れず、お金がかかることは分かっていても、このような購入の仕方になってしまいました。
現役英語講師はむ先生なぜこのような買い方になってしまったのか、振り返ってみます。
理由1|DWE教材は種類が多い
DWE教材は、とにかく教材の種類が多いのが特徴です。
アドバイザーと呼ばれる営業の方から話を聞くと、教材パッケージの一覧表を見せられます。
パッケージごとに入っている教材が違います。
種類が多い理由は、学ばせたい英語の内容をさまざまな方法でインプットさせるためです。
あるときはDVDで、歌で、単語カードで。あの手この手で子供に英語を聞かせたり見せたりできるよう仕掛けられている教材は、どれも魅力的に映り、そのうち使うならと考えてしまいました。
実際は「いつ頃・どの教材が必要か」は決まっているのですが、判断材料を持たない状態で一覧表を見ると、結局全部必要に思えてきます。
理由2|初めての子育てで経験不足だった
私は英語を仕事として長年教えてきており、英語学習経験もありますし、多くの中学生から大学生が英語を身に付ける過程も見てきました。
しかし、0歳の赤ちゃんを相手に日本語と英語を同時に育てた経験はなく、先が見通せませんでした。
営業の方に言われることを鵜呑みにしたわけではありませんでしたが、初めての子育てで知識と経験が足りず、正しい判断ができなかったように感じます。
理由3|当日購入のお得感に負けた
当日の購入を決めると、たくさんの特典が付きます。
購入するパッケージによって特典内容が変わる仕組みです。
私も多少なりとも、このお得感に揺らいでパッケージを選んだように感じます。
確かに当日購入するとお得なのですが、それは正規会員になる前提の話です。
中古という選択肢もあるよと、当時の私に伝えたいです。
大学英語講師はむ先生だからこの記事を書いています。10年前の自分に読ませたい内容です。
中古ディズニー英語システム教材で足りない部分は外注する!

正規購入・中古購入に関係なく、DWE教材だけでは不足する部分があります。
それは、
- 0〜2歳に読み聞かせる英語絵本
- 英語アウトプットの環境
の2つです。
母語である日本語をきちんと育てながら、自分の言葉として英語を話せるレベルまで持っていこうと思うと、この2点の補強は必須です。
0〜2歳|英語絵本の読み聞かせ

長時間の映像視聴は、その内容に関わらず小児科学会から推奨されていません。
赤ちゃんは信頼のおける養育者とのやり取りの中から言葉を身に付けていくため、言語発達が遅れる可能性が指摘されています。
私は英語教育に関しても、0歳の赤ちゃんには絵本の読み聞かせがぴったりだと考えています。
英語ネイティブ音声付きの絵本を使えば、英語の音を聞かせながら情操教育にもなり、一石二鳥です。
ただ、Amazonなどで探すと分かりますが、英語圏で親しまれている有名な絵本には音声が付いていません。
現役英語講師はむ先生日本語の絵本にCDが付いていないのと同じですよね。
単品での購入が難しいので、私がおすすめしているのは音声付きの絵本セットです。
例えば、
baby all 科学 英語仕掛け絵本20冊 パズル車 マイヤペン対応 >>
Liaoリストは、誰もが知っているような世界的に有名な絵本が130冊そろったセットです。
どちらも英語ネイティブの音源付き。
毎日の読み聞かせで迷うことがありません。
単品で買い集めるよりも圧倒的にお値打ちです。
130冊×3回聞き読みすれば、それだけで1年間使えます。
0〜2歳の1年間は、英語絵本と歌だけで十分ではないでしょうか。
現役英語講師はむ先生音声ペンは1本あると便利ですよ!
3〜4歳頃から|英語アウトプットの環境を用意する

0〜2歳は音声付き英語絵本と歌で英語に慣れ親しみ、その後は中古のDWE教材(映像付き)でたくさん英語を見聞きします。
十分な英語インプットができると、2〜3年ほどでぽつぽつと英語を口にするようになってきます。
現役英語講師はむ先生最初は単語を、その後は短い文章を話すようになります。
しかし、日本の生活環境下では英語を使う機会がないので、日本語のように英語を話そうとはしません。
子供は大人のように「英語が話せるようになりたい」と勉強しているわけではないので、英語を使う必要がある環境を作らない限り、英語を話すようにはなりません。
我が家の場合、息子は2才終わりくらいから多少英語を口にし始めたものの、幼稚園に通う頃になっても発話が全く進みませんでした。
親がこのように感じたときが、英会話スクールを検討する適切な時期だと思います。
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まとめ|ディズニー英語システム中古なら買うのはこの3点

長くなったので、最後にもう一度まとめます。
0歳から3歳の英語インプットを目的にするなら、そろえるのは次の3点だけです。
- ストレート・プレイDVD(12枚):言葉を身に付ける中心教材
- シング・アロングDVD(12枚):子供が楽しんで英語に触れられる
- 対応するCD(あってもよい)
中古なら、2万円前後から始められます。
フルセット約100万円+会費との差額を、絵本やオンライン英会話に回した方が、我が家の場合はうまくいきました。
はむ先生おすすめ|メルカリショップ「あーる★」でDWE教材を見る >>
そして中古教材で足りないのは、0〜2歳の音声付き英語絵本と、4歳頃からのアウトプット環境の2つです。
ここを外注すれば、DWE正規購入と同じ、あるいはそれ以上の道筋を作れます。
現役英語講師はむ先生高額な投資の前に、まずは中古で試してみて下さい!

