英語と日本語はどちらも言葉です。
個人が生まれ持った能力の高さに関係なく、環境さえ整えば「誰もが身に付けられる」という特徴があります。
それにも関わらず、英語が話せる日本人は決して多いとはいえず、幼いときから英語を始めても思ったように上達しないこともあります。
大学英語講師はむ先生はじめまして！
英語講師の「はむ先生」と申します。
教歴は15年ほど。現在、大学の非常勤講師として働いています。
誰もが身に付けられるはずの言葉が上手く習得されない理由のは、実践している方法の「何かが」子供に合っていないからだと言えます。
私が子供の英語学習で難しいと感じるところは、適切な学習環境は年齢によって変わるだけでなく、性格や興味にも合わせて調整しなければいけないことです。
これは大人の英語学習と大きく異なる点です。
この記事では、
- 子供の英会話を無駄にしないために押さえたいポイント
について書いていきたいと思います。
参考にしていただければ幸いです！
子供の英会話が無駄に思える理由
今までに「外国語は幼いときから始めた方が有利」などという話を聞いたことがあるのではないでしょうか。
その一方で、幼い時期から英会話スクールに通っていても、英語で日常会話ができるまでに言葉を身に付けている子供を見かけることは稀です。
よくて英単語や決まったフレーズを返せる程度で、日本語のように自分の気持ちを話すことができるようになるまでにはなかなか至りません。
大学英語講師はむ先生私は今までに出会ったことがありませんが、皆さんはどうですか？
いつまで経っても英語が話せない
子供の英会話が無駄に見える理由は「成果が見えにくい」ことに尽きるのではと思います。
- 週1回の英会話レッスン
- 5年間続けている
月8000円×5年の計算だと48万円になります。
決して安い教育費でないのにも関わらず、いつまで経っても英語が話せるようにならないというのは、皆さんも何となく想像が付くのではないでしょうか。
恐らく、これを10年続けたとしても、結果はあまり変わらないと感じます。
英語で会話ができるようになることを目的に英会話スクールに通っているにも関わらず、なぜ効果が見られないのでしょうか。
子供の英会話が無駄になる3つの条件
私は子供の英会話が無駄になる代表的な理由として、以下の3つが挙げられると考えています。
- 週1回のレッスンのみ
- 途中でやめる
- 親の意思で通わせる
現役英語講師はむ先生それぞれ詳しく見ています！
週1回の英会話レッスンのみ
通常の教室に通うタイプの英会話スクールの場合、週1回のレッスンが基本的なプランです。
- 1レッスン/50分
- 1年間/40時間
1年間でたったの40時間では、英語に触れる時間が短すぎます。
この時間では5年経っても、10年経っても言葉を話せるようになるには不十分だと言わざる得ません。
英語は知識として頭で理解するだけでなく、何も考えずに使える言葉になるまで到達しなければいけないので時間がかかるのです。
大学英語講師はむ先生専門用語で自動化といいます。
途中でやめる
私たちの母語である日本語の基礎力は、おおよそ5歳に完成すると言われています。
赤ちゃんの頃から毎日耳にして、日常で使ってきた言葉でさえ、基礎力を培うのに5年かかるのです。
現役英語講師はむ先生英語を身に付けるには少なくとの2500時間は必要だと言われています。
外国語である英語の場合も同じで身に付けるまでに時間がかかります。
まずは成果が見え始める2000時間を目指して、コツコツ取り組む必要があります。
1日1時間取り組んだ場合、約5年半で2000時間になります。
英語だけでなく「続けること」は難しいのですが、途中でやめてしまっては「何もなかったこと」と同じになってしまいます。
親の意思で通わせる
英会話レッスンを含め子供が楽しんで英語に触れていることは、時間とお金を無駄にしないための大切な条件の1つです。
英会話スクールの体験レッスンを見学に行くと、高い確率で「帰りたい」オーラを放っている子供に出会います。
これでは月謝を捨てているのと変わらないように思います。
英語が嫌いになる可能性が高いので、今後のことを考えると悪い影響の方が強いかもしれません。
言葉を身に付ける能力の高い子供の時期にと焦る気持ちもあるかもしれませんが、そこに意思がない場合には決して無理強いしないことが大切です。
大学英語講師はむ先生子供は楽しいと感じることしか基本しませんね。
子供の英会話を無駄にしない為の対策
子供の英会話で成果を出すためには
- 週2～３回の英会話レッスン
- 質の高い英会話スクールを見極める
- 自宅でも英語に触れる時間を作る
ことが、ポイントになります。
週２～３回の英会話レッスン
通学タイプの英会話スクールでは週1回が基本プランになりますが、英会話レッスンは週2回、理想を言えば週3回欲しいところです。
週1回のレッスン頻度では慣れる以前に、次回のレッスンまでに学んだ内容を忘れてしまいます。
週3回あれば1日おきに英語を話す機会があるので、きちんと復習も含めたレッスンを行っているスクールであれば、各段に効果が上がります。
週2～3回の英会話レッスンを受けるなら、オンライン英会話スクールが圧倒的におすすめです。
送り迎えもなく、低料金で利用でき、最近では対面レッスンを越える質の高さを誇ります。
現役英語講師はむ先生息子にも週1～3回の頻度で調整しながら受けさせています。
結果を求めるならカリキュラムを見極める
英会話レッスンはレッスン回数が満たされればどこでも良い訳ではありません。
特に幼い子供は教わったものをそのまま覚えますので、質の良い英会話スクールを見極めたいところです。
私のおすすめは、子供専用オンライン英会話ノバキッドです。
ノバキッドは
- 子供が楽しめる教材
- 圧倒的に質の高いカリキュラム
- 教師が教え上手
という点で、一度は検討しても損はしないオンライン英会話だと考えています！
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現役英語講師はむ先生息子は年少の夏からノバキッドを始めました。
読解力の向上が肝！
オンライン英会話ノバキッドは、読解力も一緒に高められる点も大きなメリットです。
考え抜かれた教材は、英語を自然に話せるようになるだけでなく、読めるようになるプログラム構成になっています。
レベル0のクラスからフォニックスが取り入れられ、レベル1・2のクラスで実際に読める力に変えていけるよう練習を重ねていきます。
子供にとって、英語を話すことも、読むことも、決して簡単にできることではないので、とにかく子供が楽しめるように考えてあることが特徴です。
キャラクター設定のある楽しいストーリー仕立てで子供がお話の内容を楽しめたり、繰り返しの練習は嫌になる前に切り上げるなど、毎回感心させられます。
子供に英語の読み方を教えることは素人ではなかなか難しいので、私はプロに頼ることをオススメしています。
大学英語講師はむ先生子供は会話力から読解力へつなげることが、英語力を高める鍵になります！
自宅での英語時間を増やす
先に、英語に触れる時間は2000時間を目指すと書きましたが、それを可能にする一番簡単は方法は自宅のテレビやYouTubeの時間を英語にすることです。
映像からの情報量は想像よりも多く、子供の言葉に影響を与えやすいのです。
こちらのTwitterの例は、まさに代表的な事例ですね。
既に好きなだけ日本のテレビ番組を見ている場合には、突然全て英語に切り替えることは難しいと思います。
日本語のテレビやYouTubeの視聴時間を1時間と決め、それ以降は英語であればOKとするなどがおすすめです。
英語での縛りはありますが、子供が楽しめる内容のものを英語で見聞きすることができるので、継続しやすいメリットがあります。
現役英語講師はむ先生5年くらい続けるには子供の好きに合わせることが必要です！
参考にしていただければ幸いです！
