子供の英会話スクールは無駄だという声は、私自身も本当によく耳にします。
それはきっと「結果が伴わない」と思われているからですよね。
はじめまして!
英語講師の「はむ先生」と申します。教歴は15年ほど。
現在、大学の非常勤講師として働いています。
確かに週1回の英会話レッスンに通っているだけでは、10年通ったところで、親御さんが期待するような結果は得られないでしょう。
英会話スクールの誤った活用の仕方は、言葉を身に付けるために満たさなければいけない条件を知らないから起こることだと考えています。
この記事では、
子供の英会話スクールが無駄だと言われる理由と正しい活用方法
について書いていきたいと思います。
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子供の英会話は無駄という話をよく耳にする理由は?
子供の英会話は無駄という話をよく耳にするのではないでしょうか。
お子さんを英会話に数年通わせてみての感想もあるでしょうが、親御さん自身の実体験という場合もあるように思います。
一体、なぜ英会話は無駄だ(無駄だった)という結論になるのかを考えてみたいと思います。
詳しく見ていきましょう!
親御さんの経験から話されることが多い
英会話スクールは意味がないという話は、親御さん自身の体験談から話されることが多いと思います。
私自身、何人もの方から聞かせてもらったことがありますが
- 小学生(幼稚園生)の頃から英会話に通っていたけれど全く話せるようにならなかった
という類の話です。
他には、英語が得意だった親御さんの経験で、
- 中学生から英語を始めたけれど試験勉強に困らないくらいには身に付いた
という話もよく耳にします。
早くに始める必要性を感じないということですね。
いずれも親御さんのリアルな体験で大変に参考になると感じます。
確かに、週1回の英語レッスンに通うだけではいつまで経っても身に付きませんし、中学生から始めても努力を重ねられる方であれば試験に困ることは無いからです。
一方で、お子さんにとってより良い選択肢が他にないのかは検討して見ても良いように思います。
無駄だったという経験談に共通すること
幼い頃の英会話や英語学習は無駄だったという経験に共通することは、
- 週1回のレッスン外で英語時間を作っていないという点
です。
習い事の中にも、週1回レッスンに通っているだけで、何となく身に付くものもあるでしょう。
スイミングはその一例でしょうか。
しかし、英語(英会話)はピアノと同じで、自宅で練習するからこそ身に付く類の習い事です。
ピアノを習うとなったらピアノを購入して「自宅での練習」を当然としているご家庭がほとんどですよね。
英語はというと、レッスンに通うだけでいずれ身に付くと考えられているような気がします。
週1回の英会話レッスンでも、自宅で毎日レッスン内容を復習すれば成果が見られたはずなのです。
英語習得に対する間違った認識がそこにあるような気がします。
なぜなんでしょうね?
逆に、中学生からでも間に合う派の親御さんは、遅めの英語学習開始でもコツコツと勉強を重ねていった方でしょう。
もともと勉強が得意な方もいるかもしれませんし、何かがきっかけに英語にハマった方もいるかもしれません。
いずれにしても、語学に関しては直感やひらめきで身に付くことはありませんので、どこかの地点で非常に努力された方だと思います。
しかし、理解しておきたい点は、誰しもが同じ熱量で継続的な努力ができる訳ではないと言うことです。
子供の英会話を無駄にしない活用法!
子供の英会話レッスンを無駄にしない活用方法についてまとめていきたいと思います。
英語を身に付けるコツは、
- 週1回のレッスンだけで成果を出そうと思わないこと
です。
週1回1時間のみの取り組みだけで、新しい言葉が身に付けられる人はほぼいないのではないかと思います。
少なくとも、私は今まで出会ったことがありません。
子供が英語に触れられる時間を1週間単位で把握し、どうしたら日常の中で英語環境が作れるかを考えていく必要があるでしょう。
必ずしも机の上の勉強である必要はありません!
週1回のレッスンで成果を出そうとしない
子供の将来を見据え、早めに英語を習わせたい場合には、
- 2000時間を目安に英語時間を作る
ことを目標に取り組んでいくことをオススメします。
2000時間というのはどのくらいかというと、1日1時間積み上げていっても「5年半」かかる計算になります。
なぜこんなに長時間…と思われるかもしれませんが、日本語を母語とする人が英語を身に付けるには2500-4000時間もの学習が必要だと分かっています。
英語を仕事に使うことを等を目標にするのであれば、もっと長時間の取り組みが必要でしょう。
言い換えると、週1回1時間のレッスンを続けていても英語を言葉として身に付けることは難しいのです。
言葉の習得って大変です!
1週間単位で英語学習時間を考える
1日1時間、英語時間を作ると考えると、結構大変だと思います。
共働きのご家庭はもちろん多忙な毎日でしょうし、そうでなくとも小学生にもなれば英語に十分な時間が割けるとは限りません。
おすすめは1週間で5-7時間の英語時間ができるような仕組み作りです。
1日1時間を目標にしつつ、無理なく取り組めると良いと思います。
例えば、
- 音声ペン付きの絵本を使って本を読む(10分)
- 英語のアニメを見る(15分)
- 英会話レッスンを受ける(25分)
という具合です。
これで50分の英語時間を作ることができます。
英語のアニメを楽しんで見られるようなら、アニメ30分でも良いのです。
一般的に想像されるような教科書をつかった英語学習は子供に必要ありません。
お子さんが楽しんで取り組めるような英語時間(その内容)を親御さんが考えてあげて欲しいと思います。
無駄にならない子供の英会話のおすすめは?
子供の英語学習を進める際、やはり英会話スクールは利用することをおすすめします。
英語でアニメを見たり、絵本を読んだり、総合的に英語力を高めつつ、専門家がか考えたカリキュラムに沿って進んでいる学びもあると効率が良いからです。
例えば、英語を自分で読めるようになるカリキュラムをもとに考えられている英会話レッスンを受けていたら、子供が気がついたら文字が読めるようになっています。
英語アニメだけを見続けていても、文字は読めるようになりません。
ここでは親御さんのタイプに合わせて、3つのおすすめ英会話スクールを紹介したいと思います。
親御さん自身のタイプを見極める
賛否両論あるかもしれませんが、子供の英語教育を「親の取り組み」だと私は思っています。
年齢が幼いほど、子より親の継続する力が問われます。
子供は親が用意した環境の中で生活します。
各々の生活空間の中に英語に触れる仕組みを作ることで、英語を自然に身に付けようという取り組みが子供の英語教育です。
ですから、子供は楽しく遊んでいるだけで努力する必要もなく、せっせと環境作りをするのは親御さんの役割なのです。
これを成功させるためには、親御さんがご自身のことをよく理解する必要があります。
- 子供と伴走できる
- 気軽に相談できる先生が欲しい
- 習慣化は苦手
など、色々なケースがあるでしょう。
親御さんのタイプに合った良質な英会話スクールを利用することで、継続することへのストレスが軽減されると思います。
3タイプのおすすめ英会話スクール
ここでは、目に見える成果を出せる子供の英語教育をすることを前提に、毎日の英語時間を作る手助けとなる良質な英会話スクールをご紹介したいと思います。
スクールは3タイプで、
- 情報収集が得意な伴走タイプの親御さん向き
- 先生と二人三脚で取り組みたい親御さん向き
- 自宅で取り組みたい(忙しい)親御さん向き
の英会話スクールです。
どのスクールもそれぞれに良い特徴のある英会話ですので、検討されてみてくださいね!
伴走タイプ:カリキュラムと教材が最高!オンライン英会話Novakid
お子さんに適した取り組みを考えるのが好きな親御さんには、子供専用のオンライン英会話Novakid(ノバキッド)をおすすめします。
▷【公式HP】Novakidは、こちら
この英会話スクールはカリキュラムの質が良いだけでなく、「楽しく学べる」という点で教材が非常に優れているのが特徴です。
年齢に合った教材が用意されているので、幼児期から小学生のお子さんに合ったレッスンが受けられます。
我が家も4歳からお世話になっています。
また、自然に話せるようになるだけでなく、文章が読めるようになる点も魅力です。
自宅で文字を読めるようにさせるのは一苦労なので、プロに任せられるならそうした方が効率的が良いと思います。
▷【動画あり】レッスンの様子は、こちら
ノバキッドはオンライン英会話の中ではレッスン料が決して安くないので、個人的には、週2-3回が妥当な頻度だと思っています。
※ ノンネイティブ外国人講師(スタンダードコース)で構わないので、週2回のレッスンは確保した方が良いと思います。
レッスンのない日は、各レッスンの復習ができる宿題や豊富に用意されている無料教材(ゲーム・動画・絵本など)を使って、英語時間をしっかりと作ることをおすすめします。
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通学タイプ:毎日使える学習アプリが魅力のビースタジオ
いつでも気軽にできる先生やスタッフが身近にいることは、子供の英語教育を進める上で間違いなくメリットになります。
自宅での日々の取り組みの重要性を理解しており、それを公言している(珍しい?)大手の英会話スクールにビースタジオ(BE studio)があります。
週1回のレッスンを脱するための施策は、レッスンと連動した学習アプリの活用です。
教科書ベースの副教材は以前からありましたが、なかなか自宅で取り組めないのが現実です。
それを打破する方法として子供だけでも取り組めるアプリは優秀だと思います。
アプリ学習は日々の英語時間を作るのにぴったりです!
ベネッセが運営する英会話スクールなだけあり、全国各地にスクールがあるのも魅力です。
- 先生の自宅
- テナント
- モールの中の店舗
と3タイプの教室があります。
まずはご自宅からの通学できる範囲に教室があるかどうかを調べてみると良いと思います。
\\ベネッセBe Studio公式HP//
レッスンに連動したアプリ学習が魅力
レッスンで習慣化タイプ:毎日でも安いKimini英会話
毎日の英語時間と言われても忙しいし、何をして良いのか分からない…と感じる親御さんも多いでしょう。
私もこれが英語ではなく、中国語でと言われたら同じことを思います。
そういう場合には、毎日オンラインで英会話レッスンを受けて英語時間を作りましょう。
1レッスンは25分、自宅の隙間時間で受けられます。
寝る前にパジャマで受けても良いので、移動の必要なくとても便利に活用できます。
毎日レッスンを受けられるオンライン英会話の中では、学研が教材を作っている英会話Kimini(キミニ)がおすすめです。
色々なコースがありますが、市販されている学研ワークが無料で使えて、それをベースに会話レッスンをします。
幼児さんから小学生まで楽しく英語に触れることができるでしょう。
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