2020年から正式に小学校3年生から英語授業が開始されるようになりました。
アルク社の調査(2020)では、小学生の全ての学年において、約7割の保護者が学校外での英語学習に取り組ませたいと考えているという結果が出ています。
おうち英語という言葉をご存じの皆さんは、自宅での英語の取り組みの重要性を理解されているのではないでしょうか。
はむ先生
英会話スクールに通わせているにも関わらず成果が見られないという類の話は、一度は耳にされたことはあるのではないでしょうか。
残念なことではありますがそれは真実で、週1回の英会話スクール・学校の授業だけに任せていては、英語はなかなか身に付きません。
英語が身に付くかどうかは、自宅でどの程度英語に取り組むかによって決まります。
一方、自宅の取り組みだけで小学生の英語学習を進めていくことは、英語を教えるプロではない親御さんにとって負担が大きすぎます。
私も知識ゼロの中国語を家で聞かせてと言われたら、「いやいや、無理」となります。
私は、おうち英語と英会話スクールをうまく併用して進めることをおすすめしたいと思っています。
大変な部分はプロに頼ることで、親も子も、より効率よく、楽しく英語が身に付きます!
この記事では、小学1・2・3年生から始める
- おうち英語が必要な訳
- おうち英語の進め方(英会話スクール併用)
- おうち英語のおすすめ教材
について、書いていきたいと思います。
年中・年長さんもやり方は同じですので、参考にしていただけたら嬉しいです。
はむ先生
子供は8歳頃を境に、英語の学び方が変わります。
高学年のお子さんは、こちらの記事へ。
小学生におうち英語は必要?

皆さんが、自宅で行う「おうち英語」を始めようと考えられた理由は何でしょうか?
- そろそろ小学生になったし
- 学校の授業で困らないように
- 将来英語を身に付けて欲しいから
など、色々な想いがあると思います。
いずれの理由にしても、将来的にある程度の英語力を身に付けようと思ったら、小学生から「おうち英語」を始めることは得策です。
親ができることは、英語を生活の一部にできるような仕組みを考え、生活環境を整えることだと考えています。
はむ先生
おうち英語の目的は、自宅で子供が楽しく英語に触れる時間を確保することです。
おうち英語は必須|英語習得には時間がかかる
小学生から英語教育が始まり、子供達は「早期英語教育」を受けることになります。
早期英語教育とは中学生以前に始める英語教育のことを言います。
英語教育の開始年齢が早められた理由の1つは、英語学習時間の確保のためです。
はむ先生
親世代は中学生が英語学習のスタートでしたね!
日本語を母語とする人が英語を身に付けるのに必要な時間は、約2500~4000時間と言われています。
約3000時間と考えた場合、1日1時間365日取り組んでも8年くらいかかる計算です。
高度な英語力を目指す場合は、更に学び続ける必要があります。
小学生から始めても英語授業時間では足りない
日本人に英語が身に付いている人が少ない理由は、学習時間が圧倒的に足りていないからです。
どんなに言語センスの高い人でも、どんなに素晴らしい授業を受けても、英語授業時間だけで英語を身に付けるのは不可能です。
小学生から英語授業が始まった今でも、その点は変わりません。
小学校3年生から高校3年生
英語授業総時間数
\残念ながら全く足りない/
約1200時間
中学校3年間の英語授業時間を見てみると、1年間で140時間、3年間で420時間です。
日本の公教育では、国語の授業時間数以上に、英語の学習時間が多く確保されています。
それでも英語習得に必要な約3000時間には、遠く及びません。
はむ先生
年齢が上がるほど忙しくなるので、今から始めるのが正解です!
おうち英語のやり方|小学生の子供にはどうする?

小学1・2・3年生に特化した、おうち英語の3ステップはこちらです。
- 英語を聞く
- 英語を読む
- 英語を使う
注)2番と3番は、英会話スクールと学校の授業を併用する方法です。
子供の英語教育のやり方は1つではありませんので、私のおすすめの方法をご紹介します!
▷ その他のやり方は、こちら
はむ先生
日本語の基礎が完成する5歳前後で、効果的なやり方が変わります。
1|英語を聞くことから始める
英語を身に付けるには大量に英語を聞くことが必要ということが、多くの調査から分かっています。
親世代で「英語を話す」ことに苦労した人が多いのは、英語学習を「文字や文法」から始めた為です。
文字を読むことや文法を理解することより先に、言葉をたくさん聞いて分かるようになることが大切です。
はむ先生
学び方によって、身に付く力は変わります。
知っておきたい英語学習の常識
英語をたくさん聞くことなしに、英語を身に付けることはできない
小学生になると、そもそも家にいる時間が短くなります。
また、既に使い慣れた言葉(日本語)があることから、嫌がる場合も考えられます。
子供の興味のある内容と英語をつなげ、「嫌がらずに」英語に触れられるものが何かを考えることが、うまいくポイントです。
必ずしも「聞かせる英語」は英語教材である必要はありません。
質が良いものが望ましいことはもちろんですが、遊びながら取り組めるもので構わないのです。

例えば、子供が喜んで見るものにアニメがあります。
特に、イギリスのアニメPeppa pig(ペッパピッグ)はおすすめです!
大人が見ていても楽しいストーリー展開で、教育番組として放送されているだけあって、英語も分かりやすく安心できる内容です。
英語を始めたばかりで難しすぎるのではと感じる方もいるかもしれませんが、8歳までの子供達は英語を耳から聞くことで自然に英語を身に付けられる能力を持っています。
ペッパピッグのアニメは映像から意味をくみ取りやすく、楽しみながらアニメを見るだけで、十分に英語学習になります。
▽DVDの購入も可能です▽
2|英語を読ませる(英会話スクールを利用)
赤ちゃんから幼児期には耳からの音声情報に強かった子供達ですが、小学生へと年齢が上がるにつれて目からの文字情報が優位になります。
個人差はありますが、8歳前後で音声情報から文字情報優位に入れ替わることが分かっています。
この言語発達過程の特性を活かし、英語学習にもうまく文字や読解を取り入れることで効率よく英語が身に付きます。

知っておきたい英語学習の常識
小学生からは
音声と文字とを同時に入れていく
とはいえ、よほど英語が好きな親御さんでない限り、子供に英語の読み方を教えるのは難しいのではないでしょうか。
私は、プロを頼る(英会話スクールを利用する)ことをおすすめしています!
日本語のように文字と音声が一致していないことから、フォニックスに基づき、英語の読み方を教える必要があります。
フォニックスを覚える教材やアプリなどはよく見かけます。
しかし、文章を読むにはフォニックス単体を学べば良いのではなく、フォニックスの知識を「文章を読む力」につなげることが重要です!
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息子はむ
わが家も、子供の英語読解力向上はプロにお願いしました。
大正解だったと感じています!
わが家の事例|息子の英語読解力を上げた英会話スクール

私が息子の会話力と読解力の向上を目的に利用したのが、4~12歳向けのオンライン英会話スクールノバキッド(Novakid)です。
現在、息子はノバキッドを継続して1年3か月ですが、読解力の基礎は約1年で身に付けることができました。
最初の8か月(レベル0クラス)でフォニックス単体を、その後3か月(レベル1クラス)で読む力の基礎力を付けました。
レッスンは平均すると週2回受けています。
全て英語で進められるレッスンの中に、うまく読解力が身に付くようカリキュラムが組まれているので、総合的な英語力が高まるところが気に入っています。
はむ先生
世界的に人気を誇っている理由が納得できるクオリティの高さです!
▽ノバキッドを始めた頃▽
画面の前にいることがやっと
▽1年後の様子▽
長い文章も徐々に読めるように
ノバキッドは、世界40か国の子供たちがレッスンを受けており、カリキュラム・教材・教師の質が非常に高いのが特徴です。
オンライン英会話に馴染みのない方も多いかもしれませんが、インターネット環境さえ整っていれば、送迎なしに、自宅の隙間時間を利用してレッスンを受けられとても便利です。
▷ ノバキッドのレッスン料は、こちら
4歳息子の1年間で見られた驚くほどの変化は、英語を教えるプロに任せたからこそ成しえたものだと思っています。
息子が英語を話せるのは、私が英語を話せるからだとよく言われるのですが、私はそんなことはないと思っています。
「子供に無理に英語を話させない方がいい」とか、そういう言語習得に関する知識があるので、英語を学ぶ環境としては少しはお得かと思いますが、その程度のものです。
なかなか良いカリキュラムを提供する英会話スクールと出会えないのが現状です。
「会話+読解力」を英会話スクールに任せたいなら、ノバキッドがぴったりです!
はむ先生
楽しく英語を身に付けたい方に向いています。
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3|英語を話す・使う体験をする

自宅での英語の取り組みとして、英語アニメなどの動画を見ていたとしても、それだけでは子供は英語を話すようにはなりません。
英語を使わなくてはいけない場所が用意されることで、子供は初めて自分の言葉として英語を使おうとしますし、結果として英語が身に付きます。
これが、マンツーマンの英会話レッスンを利用する必要性であり、メリットです!
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子供にとって、言葉を話すというのは簡単なことではありません。大人でも同じですね。
多少のプレッシャーというか、子供が「英語を話すしか逃げ道がないぞ」と感じる環境においてあげることが必要なのです。
はむ先生
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日本語が分かる先生がおすすめ
小学生は英語の授業があるのでお得?
小学校では3年生から英語授業が始まります。
今は1年生から英語を取り入れている小学校も多いと聞きます。
授業数は多くないかもしれませんが、外国人の先生と触れ合える機会あるのなら、自宅での取り組みが発揮できる場となります。
クラスで発言することはなくても、先生が話すことが分かるかもしれませんし、お友達と一緒に果物の名前が言えるかもしれません。
小さな成功体験の積み重ねは、子供の自信につながります。
英会話レッスンは話す練習をすることが目的で、決められた内容を話すことが多いと思います。
少し英語が話せるようになってきたら、お休みの期間を利用するなどして、英語で工作を習ったり、季節のパーティーイベントに参加したり、子供が自由に英語を使う機会を設けるのもおすすめです。
小学生のおうち英語|その他、おすすめ教材は?

おうち英語の基本は、自宅で英語を聞かせる・読ませる環境を整えることです。
一部、英会話や読解をプロに任せたとしても、日常生活で英語に触れられる環境を作ることは大切です。
はむ先生
私なら、ここから始めるという英語教材をご紹介します!
最初に試してみる教材として
- 英語絵本
- 英語アニメ
をオススメしたいと思います!
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小学生の英語学習が
分かり易く解説されています
CD付き英語絵本:何歳でも望ましい

何歳のお子さんにも、絵本は質の良い英語教材となります。
読み方を教えてもらうことを英会話スクールに任せるとしても、子供の手の届くところに英語絵本を置いておくことは必要です。
最初はCD付きの簡単な赤ちゃん用の絵本を利用するのが良いと思います。
Baby English Laboの絵本は、赤ちゃん用として販売されていますが、小学生のおうち英語の取り組みにも利用できておすすめです。
CDがあれば同時にリスニングにもなりますし、子供一人で絵本を読むことができるメリットがあります。
はむ先生
何度も聞いているうちに内容を覚え、ひとりで読めるようになっていく過程は、日本語も英語も同じです。
英語が少し理解できるようになって、お話を楽しめるようになったら、An Elephant and Piggie Bookの絵本もおすすめです!
ゾウのelephantとブタのpiggyの掛け合いが面白く、最後に落ちが必ずあるストーリー展開も子供に大うけです。
▽私が特に好きなお話はこちら▽
我が家では、結局25冊のセットを揃えることとなり、寝る前に楽しんでいます。
子供に「今日はどれがいい?」と選んでもらうのもいいですよ。
はむ先生
YouTubeで読み聞かせ動画も見つけられるので便利に利用できますよ!
英語アニメDVD:子供がハマりやすい
先に紹介したPeppa pig(ペッパピッグ)をおすすめしましたが、やはり英語アニメは子供の英語インプットを支える教材として欠かせません。
ペッパピッグはよりも、もう少し難易度が易しめのDVDアニメ2本をご紹介します!
はむ先生
初めて見る英語アニメにぴったりです。

英語教材として作成された
- うっかりぺネロぺ
- Goomies(グーミーズ)
は、どちらも子供ウケがよく、短編で楽しく見られる英語アニメDVDでおすすめです。

英語教材として構成されたDVDのメリットは、ストーリーの後に単語が編集されているなど、英語が身に付きやすいよう工夫されている点です。
ペッパピッグは英語圏の子供達が見るアニメなので、そのような配慮はありません。
子供が興味を持って見られることが大切なので、サンプル動画などを見て、一緒に選んでくださいね!
DVDお値打ち情報
Amazonなどで購入できますが、公式HPが一番お値打ちです!
定価3960円
→ 3600円(税・送料込み)
はむ先生
公式HPでサンプル動画が見られます!
小学生からのおうち英語は「読解」が肝!

子供の英語習得において、英語を聞く時間を多く作ることは基本です。
小学生にもなれば、赤ちゃんの時のように英語を聞かせ過ぎて、日本語に影響がでることもまずありません。
英語を身に付けてもらいたいと思ったら、子供が無理なくできるだけ長く英語に触れられるような仕組みを考えてみて下さい。
はむ先生
インターナショナルスクールに通わせている場合は話は別です。日本語のフォローをしっかりしてください。
また、小学生という年齢を考えると、読解力をいかに身に付けるかが英語力を高めるための肝になっていきます。
私のおすすめは、
- 自宅で「英語を聞く」
- ノバキッドで「発話と読解力」
- 小学校の英語授業で「実体験」
することで、総合的な英語力の向上を目指すことができると考えています。
参考にしていただければ幸いです!