子供の英語力を高めるのに読み書き能力の向上は欠かせず、質の良いオンライン英会話を見極めるよい基準になります。
英語を書く力は日常会話ができるようになってからで十分ですが、読むことに関しては幼児期からのスタートでも早すぎることはありません。
はじめまして!
英語講師の「はむ先生」と申します。教歴は15年ほど。
現在、大学の非常勤講師として働いています。
子どもの英会話はリスニングとスピーキングが中心になっていることが前提です。
しかしそれだけでは不十分で、会話と同時に読む能力も高めていくカリキュラムに基づいていることが大切になります。
この記事では、
- 英語の読み書きも身に付けられるオンライン英会話
について紹介したいと思います。
参考にしていただければ幸いです!
オンライン英会話で子供の読み書きは身に付く?
子供が英語力を身に付ける上で、読み書き能力を高めることは重要です。
しかし、人間には言葉が身に付く自然な順序があるため、それを無視することはあまり得策とは言えません。
人間の生まれ持った言語能力に則り、お子さんの実年齢と英語力に合った英語環境を整えていきたいですね。
親世代の英語教育を繰り返さないようにしたいものです。
言葉には身に付く順序がある
言葉の習得には決まった順序があり、
- 聞いて分かる
- 話せる
- 読める
- 書ける
の順序を基本として、言語能力が身に付いていきます。
人間が使っている言葉はもともと音が先にありその音にのせる形で文字が後からできました。
近代日本では誰もが読み書きできますが、日本に文字ができたのも2千年ほど前の話しです。
識字率が上がったのは教育が充実してからですね。
早期英語教育が広まってきたものの、日本では母語(日本語)が身に付いてから意識的に学び始める場合も多いため、読み書き中心になりがちです。
しかし、人間が言葉を身に付けるためには「聞いて分かる」ことが重要であることは変わりありません。
英語の音を中心に読みは早いうちから始める
母語であれ、外国語であれ、音声を聞いて意味が分かるようになることは大切です。
音を聞いて分からなければ文字は暗号解読と変わりなく、自分の言葉として使うことはできないからです。
つまり、何歳から始めても音声を中心に英語を学ぶことは重要だと言えるでしょう。
理論でも、音声を聞かずに言葉を身に付けることは不可能だと言われています。
英語の音を取り組みの中心に置くことを忘れず、4歳を越えたら英語の読みに取り組み始めることはお勧めです。
日本語を母語にする人が英語を身に付けようと思うと、少なくとも2500時間から4000時間ほどの取り組みが必要だと言われています。
※ 個人的にも2000時間を越えたくらいで、ぐっと英語が話せるようになると感じます。
しかし、2000時間の取り組みは1日1時間で計算しても5年半の月日を要しますから、決して短い時間ではありません。
日本語の読みを始める年齢に差し掛かったら、英語でも会話と読みを同時進行で進めていくタイミングです。
子供の読み書きが身に付くオンライン英会話はどこ?
子供に英語の読み(書き)を素人が教えることは難しいので、プロの手を借りる必要があります。
日本語は文字と音が対応している為、ひらがなを覚えれば文字を1つづつ拾い読みすることができます。
しかし、英語は文字と発音が違い、アルファベットの組み合わせによって発音が決まっている(フォニックス)のでそれを覚える必要があるのです。
英語のスピーキングを中心に、同時に読み方を教わることができる英会話スクールをうまく選んでいきましょう!
英語の書きは話せて読めるようになった後です。
幼児期から低学年ならNovakid(ノバキッド)
英語を話せて読めるようになる英会話スクールとして幼児期から低学年におすすめなのがNovakid(ノバキッド)です。
ノバキッドはゲーム形式でレッスンが進められるので、単調になりがちな勉強がまだ早い年齢のお子さんに向いています。
息子も4歳からノバキッドを利用していますが、カリキュラム・先生の質が高く、自然に英語を話せ読めるようになりました。
▷ 【動画あり】レッスンの雰囲気は、こちら
ネイティブ講師・ノンネイティブ講師は問わないので、お子さんと相性の良い先生を探して固定することをお勧めします。
おすすめの頻度は週2‐3回、まずは1年間続けてみて下さい!
▷ ノバキッド公式HPは、こちら
お子さんが大好きに慣れる先生を探してくださいね!
高学年ならGOschool(ゴースクール)
少し大人びてきて、知的好奇心が高まってきた小学生のお子さんにおすすめなのがGOschool(ゴースクール)です。
海外のリアルな写真を使った教材は、外国や異文化に興味を持ち始めたお子さんにぴったりです。
言葉の習い始めはどうしても学ぶ内容から幼稚になりがちなレッスンですが、高学年の子供たちがワクワクするような仕掛けがされているレッスンです。
▷ GOschoolの口コミは、こちら
ゴースクールはインターナショナルスクールと同等のレッスンを受けられるため、帰国子女やより高い英語力を目指したいお子さんにもぴったりです。
毎回、英語を書くが宿題として出るため、ライティングの指導も受けられる珍しいオンライン英会話だと言えるでしょう。
▷ GOschool公式HPは、こちら
レッスン外の取り組みも指導してくれるのでお任せできる英会話です!
子供オンライン英会話で読み書きを身に付けたい場合の注意点
オンライン英会話スクールで、英語の読み書き能力を高めるヒントを教わることは可能です。
しかし、週1-2回の取り組みだけで上手くできるようになることはあまりありません。
私は英語とピアノは似ていると思っていて、自宅で練習をしなければ期待するような上達は見られないと考えています。
毎日5分で良いので、レッスン時間以外でも読み書きに取り組むことを習慣にしたいですね。
我が家で実践していることをお伝えします!
自宅で毎日読むことを習慣にする
読み書き能力を高めたいお子さんにお勧めなのが、英語力にあった簡単な絵本の音読を習慣にすることです。
声に出して文章を読むことはリーディング力を高めるだけでなく、スピーキングにも効果を発揮するのでおすすめです。
英作文の上達には良い文章をたくさん読むことは欠かせないので、最終的にはライティングの上達にも役立ちます。
頭の中に正しい言葉の表現を積み上げていくイメージです。
つまり、練習をする順番は
- たくさん読む
- たくさん書く
の順になります。
英会話レッスンで読み方を少しずつ覚え、徐々に読めるようになってきたら自宅で1日1冊絵本を読むことがうまくなる秘訣です。
音読に使う絵本教材はOxford reading treeがおすすめです。
イギリスの小学校で国語の教科書として使われていて、ネイティブの音声を付けることで英語を学ぶ子供たちにも最適な教材となっています。
Stage1-13まで用意されていますが、まずはStage5までを読み切ることを目標にすると良いと思います。
Stage1の教材は文字が少なく言葉の意味が分かるように作られているため、音声が付属していれば子供一人でも読み進められます。
▷ 音声ペン付きORTセットは、こちら
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個人的には使いやすいので音声ペンがお勧めです!
CD付き
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文章を書くことのハードルを下げる
英語で文章を書けるようになるには、日本語で文章を書き慣れていることも大切です。
そもそも外国語は母語レベルを越えることはありませんから、日本語でできることを増やすことは重要なのです。
例えば、自分の意見をまとめて言葉で表現する力がなければ、内容の薄い文章しか書けなくなります。
英語で書くことが難しいようであれば、日本語で構わないので、毎日文章を書くことを日課にできると良いと思います。
テクニック的なうまい文章の書き方を教わることは、年齢が上がってからいくらでも可能です。
幼いうちは自分の気持ちや考えを言葉にする練習を積み重ねることをお勧めします。
自分の思いを話すこと、日記に書き留めるなど良いですね!
参考にしていただければ幸いです!