ネイティブ講師から学べる子供のオンライン英会話は数が少なく、その多くは外国語として英語を学んでいるバイリンガル講師によるレッスンです。
更に、ネイティブ講師から学べるオンライン英会話の中でも、子供専用として運営しているスクールは数が限られています。
大学英語講師はむ先生はじめまして！
英語講師の「はむ先生」と申します。教歴は15年ほど。
現在、大学の非常勤講師として働いています。
子供は「小さい大人」ではないように、子供の外国語の学び方は大人のそれとは異なります。
ネイティブ講師に教わるだけでなく、子供の英語習得には子ども専用にカリキュラム・レッスン教材・講師を用意しているスクールがお勧めです。
この記事では、
- ネイティブ講師から教わるメリット
- 子供専用おすすめスクール
- ネイティブ講師が向く年齢
について書いていきたいと思います。
子供オンライン英会話でネイティブ講師から学ぶ3つのメリット！
子供がネイティブ講師から英語を学ぶメリットは、
- ネイティブらしい英語表現に触れられる
- 子供の発音がネイティブに近づく
- 母語にない音を聞き取る耳を育てられるのは幼少期のみ
という3点だと考えています。
英語を外国語として学んできたバイリンガル講師ではなく、英語ネイティブ講師に教わるメリットを考えていきたいと思います。
大学英語講師はむ先生詳しく書いていきます！
ネイティブらしさは母語話者には敵わない
オンライン英会話で教えているバイリンガル講師（or ノンネイティブ講師）の多くは、子供に英語を教えられるだけの十分な英語力を持っていると考えています。
特に日本の子ども達は日常生活で英語を使う機会がないため、英語初級レベルのお子さんがほとんどであるはずです。
国民全体の英語力が高いとされるフィリピンなどは幼稚園から英語教育が始まり、小学校以降は英語で授業が行われます。
日本人講師は英語を話すことを極端に苦手とする場合もありますが、諸外国のバイリンガル講師であれば初級レベルの子供に英語を教えることに困ることはまずいないと考えて良さそうです。
現役英語講師はむ先生それでも個人差はあるので、見極めたいところではあります。
一方、レッスン内で使われる英語はレッスン計画にあるものばかりではありません。
ちょっとした会話の中でのやり取り、指示の出し方、子供の回答への反応など、それらは先生の英語力+教える力が試される場面だと言えるでしょう。
ネイティブ講師は英語が母語というだけの括りなので、ネイティブなら誰もがが語彙や表現が豊かで、子供にとって最適な学びの場となるとは限りません。
しかし、この場面ではそういう言い方はしないなど
- 英語が母語だからこそ分かるネイティブらしさや言葉への違和感
は、英語学習者にとって言葉の限界を感じる部分であり、ネイティブ話者には敵わない点だろうと思います。
子供が毎回のレッスンでネイティブ講師と自然な言葉のやり取りをする中で、ネイティブらしい表現や言葉の使いかを身に付けることができるメリットがあるのではないでしょうか。
発音はネイティブ講師から学ぶのが正解
英語の発音にネイティブらしさを重要視するかどうかについては、専門家の間でも意見が分かれるところではありますが、相手に通じる発音であることは重要だと言えるでしょう。
特に日本人特有のカタカナ英語は分かってもらえないので、子供のうちに何らかの対策をしたい点です。
大学英語講師はむ先生発音の良し悪しの基準となるのはネイティブ話者の英語ですね！
子供は大人よりも言葉をマネするのが上手いという特徴があります。
誰でも年齢が若いときほど、マネ上手なのです。
説明など不要で、マネすることで英語の正しい発音を身に付けることができます。
そういう意味で、お子さんが園児・小学生の早いうちにネイティブ講師に教わっておくのは1つの戦略だと考えています。
※ 音を聞き取る耳の良さには生まれ持った個人差があります。しかし、誰でも年齢が上がるほど母語にない音は聞き取れなくなるため、人間の身体的な問題です。
聞き取り能力が育てられる時期は限られている
人間はいつからでも外国語を学ぶことができますが、
- 言葉を身に付けることを得意とする時期
があり、いつでも同じように能力を発揮することができる訳ではありません。
特に音を聞き取る能力は、母語話者と遜色なく身に付けられる期間は限られていることが知られています。
そういう意味で、できるだけ早いうちに英語ネイティブ話者の音声を耳にする機会を設けることは効果的であると考えられます。
現役英語講師はむ先生年齢が若いほど、聞き取り能力は育ちます！
一定の年齢を越えてから始める外国語学習には
- 母語からの影響が少なからずあり
- 開始年齢が遅かった故に越えられない壁のようなもの
が存在します。
生れたばかりの赤ちゃんが最も言語習得能力が高いことは確かですが、限界が何歳にあるのかは正確に分かっていません。
ある年齢を越えたからと言って、急に100％がゼロになる訳ではなく、人間はいつからでも新しい言葉を身に付けることができることは知っておきたい点です。
スタートが遅すぎて無理だということはないので、気が付いた時に後回しにせず、できるだけ早く始めて継続することが大切だと思います。
私自身は中学1年生から英語学習を始めたので、母語からの干渉はありますし、6歳の息子が聞こえる英語が聞こえないということも多々あります（TOEICリスニング満点ですが、聞こえないものは聞こえません）。
これは開始年齢による影響で仕方のないことと分かっていても、純粋に羨ましいと思いますし、英語を子どもの頃から始めるメリットだと感じます。
ネイティブ講師から学べる子供オンライン英会話ならココ！
子供がネイティブ講師から学べるオンライン英会話は、
- Cambly Kids（キャンブリーキッズ）
- Novakid（ノバキッド）
- GLOBAL STEP ACADEMY（グローバルステップアカデミー）
と3つのスクールがあります。
その中でも、特に子供におすすめのオンライン英会話「ノバキッド」を紹介したいと思います。
ノバキッドは英語習得や教授法を学んだ資格を持っていることを採用基準としており、お子さんと相性の良いネイティブ講師を毎回指定できるという2点がそろった唯一のスクールだからです。
大学英語講師はむ先生息子にも4歳からノバキッドを利用しています！
※ キャンブリーキッズは資格取得を講師の採用基準としておらず、グローバルステップアカデミーは講師を選ぶことができずノンネイティブ講師がレッスン担当になる可能性があります。
Novakid（ノバキッド）
Novakid（ノバキッド）はアメリカ発のオンライン英会話で、世界30か国以上の子ども達に利用されているスクールです。
レッスン時間は1回25分、先生と生徒1対1のレッスンを受けることができます。
ノバキッドの特徴は、
- 子供が楽しめるデジタル教材
- 子供を教えることが好きな先生
- 子供に効果的な考え抜かれたカリキュラム
が特徴で、日常で英語を使う機会のない日本の子ども達でも、しっかりと繰り返し練習ができるようなプログラムとなっています。
▷【動画あり】レッスンの様子は、こちら
現役英語講師はむ先生息子は4歳から利用して、今年3年目です！
オンライン英会話スクールの中では比較的レッスン料が高めですが、カリキュラムの質が良く、有資格者の教え上手な先生の中から気に入った先生を固定できるという点で価値があると感じます。
レッスン頻度のおすすめは週2‐3回で、レッスン日以外は無料で取り組める教材が豊富なのでそちらを使うと英語力の伸びが違います！
▷ レッスン料は、こちら
＼＼Novakid公式HP／／
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ノバキッドをより効果的に使うために取り組みたいこと
ノバキッドは質の良いオンライン英会話スクールですが、週数回のレッスンだけで英語力を飛躍的に高められると考えるのは間違いです。
人間の脳は、母語・外国語問わず、そんなに短時間で言葉を身に付けられるようには出来ていないからです。
※ 一般の通学タイプによくある週1グループレッスンはさらに難しく、英語が話せるようになるまで上達することはまずありません。
大学英語講師はむ先生毎日コツコツの積み重ねをどうしたら出来るかを考えましょう！
英語を聞くことを中心に取り組む目安時間は2000時間と考えると良いと思います。
2000時間は1日1時間で約5年半かかります。
1歳スタートで、だいたい6歳になるお誕生日までかかる計算です。
決して少ない時間ではなく、簡単に超えられるものではありませんが、試行錯誤しながら英語時間を作り出すことで言葉が少しずつ身に付いていくことを実感できるはずです。
ノバキッドには無料教材が豊富に用意されています。
1時間が難しければ30分、30分が難しければ15分でも良いので、毎日英語の時間を作る方法を考えたいものです。
▷ その他の無料教材は、こちら
子供オンライン英会話はネイティブ講師にこだわるべき？
子供のオンライン英会話スクールは、ネイティブ講師にこだわるべきなのでしょうか？
個人的には、子供が幼児期であるならネイティブ講師にこだわりたいと考えています。
一定の年齢を越えたら、バイリンガル講師（ノンネイティブ講師）でレッスン頻度を高めることの方が効果的だと感じます。
それぞれの理由を書いていきたいと思います。
現役英語講師はむ先生参考にしていただければ幸いです！
幼児期ならネイティブ講師にこだわりたい
子供は年齢が低い程、言葉を自然に身に付ける能力が高く、聞き取り能力も高いと言えます。
一方、オンライン英会話スクールを利用し始めるのに適した時期は4歳くらいからだと感じます。
- 一定時間スクリーンの前に座っていなくてはいけない
- 他人から何かを学ぶことができる年齢
という点を考えると、早くても年中さんくらいで開始年齢が早すぎても上手くいかないからです。
3歳までは英語教材でネイティブの音声をたっぷり聞くことで、英語を聞き取ることができる耳を育てることができます。
その後、4歳頃からはネイティブ講師とコミュニケーションを取れる機会があれば最良なのではないかと考えています。
大学英語講師はむ先生3歳以下の場合は、こちら！
小学生以降はレッスン頻度を優先
母語の基礎力が身に付く年齢は5歳だと言われており、それ以降は、徐々に英語を意識的に学ぶ姿勢が求められる年齢です。
ネイティブ講師から英語を学んでも、母語である日本語からの影響も少なからず見られる年齢だと言えます。
現役英語講師はむ先生日本語で考えられるようになっているので、幼児期より学びは早いですよ！
小学生以降はネイティブ講師かどうかということよりも、英語に触れる時間を増やしてレッスン頻度を優先した方が効果が高いと感じます。
おすすめのパターンは2つです。
- Novakidスタンダードコース（バイリンガル講師）を週3で利用する
- QQKids（キューキューキッズ）のレッスンを毎日受ける
予算はどちらも月1万円ちょっとです。
1つ目は、英会話レッスン以外で英語アニメを見たり、英語ゲームで遊んだり、意識的に英語に触れる時間を作ることができる方におすすめです。
ノバキッドはカリキュラムと教材の質がとても良いので、毎日英語時間を30分から1時間程度作れるなら、バイリンガル講師でも利用する価値はあると考えています。
▷ 【無料体験あり】Novakid公式HPは、こちら
2つ目は、自宅でなかなか英語時間を作れない方におすすめです。
何をして良いか分からない、毎日の習慣作りは難しいという方には、QQKids（キューキューキッズ）の月30回コースを利用して毎日レッスンを受けるのが良いと思います。
▷ お勧め教材などについての詳細は、こちら
QQKidsはお気に入りの講師を見つけにくい、固定しにくいという難点がありますが、教材の質もよく、月謝も手ごろでおすすめです。
▷ 【無料体験あり】QQKidsの公式HPは、こちら
参考にしていただければ嬉しいです！
