海外生活で身に付けた英語力も、悲しいかな、使わなければあっという間に忘れてしまうのが現実です。
帰国子女の英語力を維持向上させるための手段としてオンライン英会話はおすすめです!
はじめまして!
英語講師の「はむ先生」と申します。
教歴は15年ほど。現在、大学の非常勤講師として働いています。
オンライン英会話のメリットは、英語アウトプットの機会を頻度を上げて用意できることでしょう。
また、オンラインレッスンは基本的にマンツーマンであることから、同年代のお子さんと英語レベルが合わないということも起こりません。
この記事では、
- 帰国子女のお子さんに合うオンライン英会話
をご紹介させて頂きます!
帰国子女の英語維持|帰国後の対策にはオンライン英会話がおすすめ!
Twitterでは、海外の生活で身に付けた英語をすっかり忘れてしまったというような、リアルな声も見られます。
せっかく身に付けた英語、せっかくなら残してあげたいと思うのが親心です。
怖い話しますね。今年の春に海外から帰国して同じ公立小に入った小1ムスコの友達。生まれてから6年間英語圏にいたので英語は流暢だった…はずだったのに、この半年できれいさっぱり忘れてしまったらしい🥶もう名前すら書けない。6年間何だったんだと親御さん嘆いていた。。。
— ペグ🍀『わが家はインター。』運営者 (@english_peg) October 22, 2022
ずっと海外育ちで第一言語が英語だった5歳の姪っ子ちゃん、帰国後たった2ヶ月で英語発話が一切なくなったと聞いて衝撃…。
— ミモザ@4y👦2y👧 (@floweringmimosa) January 11, 2023
以前は日本語で話しかけても英語で答えてたのに、今は英語で話しかけても日本語で返ってくるらしい。
日本語があふれている日常生活の中で、英語力の維持・保持に欠かせないのが、英語を使う頻度を確保することです。
理論上、言葉は文字を覚える(読み書きができるようになる)と忘れないと言われていますが、個人的な経験からも継続しなければ後退するように思います。
特にアウトプットは顕著です。英語を話さなければ話せなくなりますし、書かなければ書けなくなります。
子供の将来を考えると英語力の維持だけではなく向上も目指したいところです。
オンライン英会話を勧める理由は?
帰国子女のお子さんに勧める英語学習法は
- 多読
- 動画インプット
- 英語で話す
- 英語を書く
の継続で、その割合はインプット9割、アウトプット1割をイメージしてください。
※ 私の感覚的に、英語レベルが上がればインプット8割、アウトプット2割かと思います。
例えば、毎日1時間の動画と15分の読書をして英語インプットを確保して、週3回25分の英会話レッスンでアウトプットの機会を設けます。
基本的に人は自分の知っている言葉しか話すことはできませんので、インプットで言葉を増やさない限り、それ上達しないのです。
どちらも意識すると良いですよ!
オンライン英会話は週2‐3回の会話の機会を設ける手段として最適です。
高学年のお子さんになれば、英語を話すだけでなく、正しく書くことを練習できるスクールが良いでしょう。
送り迎えの必要がなく、マンツーマンのため十分に話す時間が確保できます。
通学タイプに比べレッスン料が安いところも魅力の1つです。
帰国子女の英語維持|おすすめオンライン英会話はこちら!
帰国子女の英語維持・向上に必要なのは、
- 英語が堪能な経験豊富な講師
- 少し難しいと感じる内容を英語で学べる環境
だと思います。
子供の英語力向上に相性の良い先生との出会いは重要です。
自然な英語表現を身に付けられるという意味では英語ネイティブ講師が良いかと思いますが、アカデミックな内容を学ぶことを目的とするなら専門性が強い講師を選ぶ方がお勧めです。
以下では、数あるオンライン英会話の中から、
- 日常会話レベルの英語を楽しく身に付けるNovakid
- 手ごろな価格でアカデミックな内容を学べるハッチリンクJr
- ライディング指導まで任せられるGo school
をご紹介したいと思います!
帰国子女の強さは「英語で」学べることですね!
日常会話を楽しく英語で学ぶ:Novakid(ノバキッド)
幼児~低学年向き
Novakid(ノバキッド)は1レッスン25分、4歳から12歳の子供が対象となっているオンライン英会話です。
デジタル環境を活かした教材はゲームをしているかのような楽しさで、他に類を見ないレッスンを受けることができます。
お勉強感なく英語を身に付けられるカリキュラムになっているため、英語を楽しく学んでもらいたいと思っている親御さんにぴったりです!
※ ネイティブ・ノンネイティブ講師を問わず、TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)を学んでいることを採用条件としているため講師の専門知識が高いのも魅力です。
レッスン教材は会話だけでなく読解にも力をいれているので、
- 英語を読む力を高めたい幼児から小学校低学年のお子さん
に向いている様に思います。
※ 読解力に不安のある高学年の小学生にも良いと思います。
息子も利用していますが、4歳から2年ほどで自然に長い文章が読めるように(もちろん話せるようにも)なりました。
▷ 息子の成長記録は、こちら
我が家は低学年まではノバキッドの予定です。
ノバキッドの授業料は平均より高めですが、一括払いや割引キャンペーンを利用することでかなり料金をおさえることができます。
例えば、6カ月一括で週3プランを購入した場合、以下のようになります。
1か月あたり20%off | スタンダード | プレミアム |
3カ月・週2 | 14,872円▷11,897円 | 26,464円▷21,171円 |
3カ月・週3 | 20,748円▷16,598円 | 36,912円▷29,529円 |
6カ月・週2 | 13,520円▷10,816円 | 25,200円▷20,160円 |
6カ月・週3 | 18,864円▷15,091円 | 35,160円▷28,128円 |
定期的にキャンペーン割引は実施されており、新規だけでなく継続でも利用できるため、気に留めておくとお値打ちに更新できます。
ノバキッドは幼児期から小学校低学年くらいの、将来のアカデミックな学習につながる英語力をお子さんに負担なく身に付けて欲しい方におすすめです!
\\Novakid//
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教科書を使った格安レッスン:ハッチリンクジュニア
小学校高学年向き
ハッチリンクジュニアのオンライン英会話スクールは1レッスン25分、3歳から18歳を対象にしています。
特に帰国子女などの年齢相応の英語力をもった子供さんには、
- アメリカの小学生レベルの市販教材を使ったレッスン
が準備されており、「what your grader needs to know」シリーズを使用できるレッスンが好評です。
教科書を使ったレッスンの良さは、レッスン外で予習復習ができるなど、必然的に英語を読む量が増えることにあると思います。
海外の小学校に通われていた子供さんが、引き続き英語での年齢相応の学習を継続したい場合に適している内容といえると思います。
逆に、幼児期の子供さんには不向きです。
ハッチリンクジュニアの講師は、全員フィリピン出身のノンネイティブ講師です。
しかし、フィリピンでは英語が公用語として使われていますので、ネイティブに近い英語力をもつ講師も数多くいますので、安心されてもよいと思います。
実際、利用者の中には帰国子女の子供さんもおり、親御さんの感想も肯定的なものが見られます。
娘は帰国子女で、日本帰国後英語環境が激減したのでハッチリンクジュニアさんで英語力維持を目的として、週5回で学習しております。英語教材で『What Your Grader Needs to Know』シリーズを使用してもらえるオンライン英会話スクールは今までなかったので大変助かっております。11才、Mちゃんのお母様
https://www.hatchlinkjr.com/testimonials
月額コース | レッスン料 |
月4回(週1) | 3036円 |
月8回(週2) | 4280円 |
月12回(週3) | 6200円 |
月16回(週4) | 7980円 |
月20回(週5) | 9800円 |
月30回(週6) | 12500円 |
価格の安さがハッチリンクジュニアの魅力です!
英語は基礎が身に付いたからと言って、そこで終わりではありません。
年齢相応の語彙や表現を身に付けることは、特に将来英語を使って仕事をしていこうと考えた時に欠かせない取り組みとなります。
一方、ライティングの指導がされていない点が気になります。
幼いときに学んだ英語を磨ぎ直し、年齢相応の英語力を読解を中心に身に付けたいお子さんにぴったりです!
\ハッチリンクジュニア/
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現地レベルで楽しく学ぶ:GO School
小学中学・高学年向き
GO School(ゴースクール)はプリスクール・インターナショナルスクールを母体にもつオンライン英会話スクールです。
子供を育てるという学校教育の観点はオンラインレッスンでも大切にされており、英語力を高めるだけでなく、将来世界へ出ていく人材を育成するという姿勢が感じられる学校に近い印象を受けます。
会話・読解のみではなく、ライティングの指導も可能な数少ないスクールです。
成果を出しやすくするため、
- 1レッスン50分
- 週2回から利用可能
である点も一般的なオンラインスクールとは異なります。
※ Go schoolの週2回プランは、他スクールの週4回と同じ時間数になります。
英語中級レベルの小学生であれば現地の小学校で採用されているNational Geographic“Reach Higher”を使用します。
多用なトピックをテーマに、現地校レベルの知識を英語で身に付けられるようになっています。
Go schoolは教科書に従ってレッスンを進めますが、電子教材も同時に利用するため、先生と子供がスクリーン上でやりをすることができます。
50分というレッスンお子さんが楽しく受けられる工夫がされていると言えるでしょう。
ノバキッドとハッチリンクジュニアの間を取った教材ですね!
GO Schoolは現地校と同等のレッスンをお探しの親御さん、特に小学校高学年のお子さんに適しているオンライン英会話です!
\GO School/
公式ホームページ
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帰国子女の英語維持|オンラインを活用して環境を整える
海外での生活経験のある帰国子女でも、バイリンガル(年齢相応の言語力を複数言語で保持していること)になることは難しいと言われています。
海外生活で身に着けた英語力を基に、将来仕事に活かせるまで高めていくことは、相当な本人の努力が必要となるのです。
オンライン英会話の他にも、ネット環境が充実した現代、英語に取り組みやすい環境を整えやすくなりました。
以下、自宅の英語環境作りに役立ちそうな情報をまとめていきたいと思います。
親子共々負担のない方法を選ぶことがうまくいくコツです!
YouTube動画をフル活用する
子供の興味は常に同じではなく、成長に伴って移り変わっていくものです。
アニメを楽しんで見ていた幼児期が終わると、有名人に興味を持ち始めるかもしれないのです。
せっかく海外生活で世界中に交友関係ができたのですから、ぜひ親御さんだけでも交流を続けて欲しいと思います。
現地の子供たちの情報にアンテナを張り、それをお子さんに共有して楽しめると良いですね。
年齢相応の英語を身に付けるためにも必要です。
多くの親御さんが嫌煙するYouTube動画は、使い方を間違えなければ英語学習に役立つ教材です。
無料で手に入るものも多くありますので、それを活用しない手はありません。
映像が与える情報量は多く、毎日英語に触れられる習慣も作りやすいと思います。
英語での読書を習慣づける
読書は親が強制して習慣づけられるようなものではありませんが、できることなら洋書を楽しんで読んでくれるようになって欲しいですよね。
お子さんが小学校低学年くらいまでなら、1日のうちどこかで親子で絵本を読む時間を作ることで絵本を読むことへの抵抗が低くなるかもしれません。
今は便利な絵本教材も数多くありますよ!
最近は、音源の付いた絵本が手軽に手に入るようになったので、活用してみると良いと思います。
タッチペンの購入はどちらも良いのですが、読み方が分からない単語が出てきたときなどにタッチするだけで手軽に聞くことができ継続するのに負担が減るようにも感じます。
※ 以下でご紹介する本は、ペン無しでもスマホ再生用の音源が付いてきます。ペンの購入は、お子さんの年齢や性格で決められると良いかと思います。
お話の分かり易さを重視するならOxford Reading Treeがおすすめです。
Stage1-9は難易度順に並べられており、徐々に長く難しいお話になっていきますが、きちんと内容があり楽しく読める短編集です。
読書というよりは、お話を楽しみにながら文字を読む練習ができる教材です。
ORTはイギリスの国語の教科書です。
心動くお話ばかりが集まったAn elephant and piggyシリーズもご検討ください。
英語のレベルは易しいので音源は必要ないかもしれませんが、もう一回読みたいと思わせてくれる素敵なお話ばかりです。
個人的には Waiting Is Not Easy!が大好きです。
Magic Tree House(対象年齢6-10歳)もネイティブ音声付きなら読みやすくおすすめです。
日本語訳もされているほど、知名度の高い名作です。
我が家がよく利用しているメルカリのお店のものです。
他にもあるので、覗いてみると面白いと思います。
参考にしていただければ幸いです!