おうち算数(そろタッチ・RISU・公文)我が家4年間の教材戦略

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「おうち英語」という言葉は、ずいぶん広まってきました。では「おうち算数」はどうでしょうか

塾に通わせるにはまだ早い。でも、学校の勉強だけでは物足りない。家庭で何かできることはないかな。

そう考えたことのある親御さんは、きっと多いはずです。

我が家では、息子が年長のときから約4年間、家庭を拠点に算数の学習を続けてきました

大学英語講師はむ先生

英語講師の「はむ先生(村上里実)」です。当サイトはおうち英語が中心ですが、家庭学習という意味では算数も地続き。母として伴走してきた記録をお届けします。

そろタッチで暗算力を育て(これは今も継続中です)、RISUで定着を試し、小3の今は公文で先取りを始めました。

振り返ってみると、これはまさに「おうち算数」と呼ぶべき取り組みでした。

この記事では、我が家の4年間の全記録と、3つの教材を使ってきて見えた「おうち算数の3ステップ」をまとめます。

個別の教材レビューはそれぞれ詳しい記事があるので、この記事は全体を見渡す地図として使ってもらえたら嬉しいです。

タップできる目次

おうち算数とは|塾に頼らず、家庭で算数の学力を作るという考え方

おうち算数とは、私なりに定義するなら「家庭を拠点に教材を選び、算数の学力を計画的に育てていく取り組み」のことです。

「おうちで算数」と聞くと、トランプ遊びや買い物での声かけなど、幼児期の働きかけをイメージされる方が多いかもしれません。もちろんそれも大切な入り口です。でも私が考えるおうち算数は、その先まで続きます。

子どもの段階に合わせて教材を選び、乗り継ぎ、小学生のうちにしっかりとした学力を家庭で作っていく。いわば、親が「家庭の学習設計者」になるという考え方です。

おうち英語で「英語教室に通うだけでは足りない、家庭での取り組みが土台になる」とお伝えしてきたのと、発想はまったく同じです。

我が家のおうち算数・4年間の全記録

まず、我が家がたどってきた道のりを年表でご紹介します。

時期学年取り組み
年長の10月年長そろタッチ開始
〜小1の3月小11年半でJステージ修了
小2の4月〜小2〜小3Sステージへ。1年3か月で修了(継続2年9か月)。
※ 以降も量を減らして継続中
小2の7月小2RISU算数を追加(そろタッチと併用、10か月で退会)
小3の7月小3公文算数開始(A教材から)。
※ そろタッチと併用中

ポイントは、教材を「乗り換えて」きたのではないということです。そろタッチは4年目の今も量を調整しながら続けており、公文とも併用しています。

土台になる教材は続けたまま、子どもの段階に合わせて新しい役割の教材を足していく。この「積み重ね」の考え方を整理したのが、次の「3ステップ」です。

体験から見えた、おうち算数の3ステップ

3つの教材を使ってきて分かったのは、家庭で算数の学力を育てるプロセスには段階があり、段階ごとに教材へ求めるものが違う、ということです。

そして大事なのは、前のステップを「卒業」して次へ進むのではなく、土台のステップを続けながら新しいステップを重ねていくという点です。

子どもの年齢、熟達度を考えると、そのままやめてしまうには心もとない部分があるからです。

ステップ1|計算力の土台を作り、維持する(年長〜現在:そろタッチ)

最初のステップは、計算力の土台作りです。

我が家はそろばん式暗算をタブレットで学べる「そろタッチを選び、年長の10月から1年半でJステージを修了。

続くSステージも1年3か月で修了し(継続2年9か月)、現在は量を減らしながら毎日の習慣として続けています。

このステップの目的は、計算を「考えなくてもできる」レベルまで自動化すること。ここで築いた暗算力は、その後のすべての学習の土台になりました。九九も、このステップの中で自然に身につきます。そして暗算力は一度つけたら終わりではなく、続けることで維持され、伸びていくもの。

だからそろタッチは、次のステップに進んだ後も土台のレイヤーとして走らせ続けています。

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ステップ2|既習内容を定着させる(小2:RISU算数を追加)

計算力の土台ができてきたら、次は学校で習う内容の定着です。我が家はそろタッチを続けながら、小2の7月に無学年式タブレット教材の「RISU算数を追加し、10か月使いました。

RISUはゲーム感覚でどんどん解き進められるので、すでに知っている内容の確認・定着にはとても良い教材でした。特に「考えさせる問題」が多く出されるので、計算だけでは物足りないと感じていたわが家にはぴったりでした。

一方で、続けるうちに気づいたこともあります。まだ習っていない分野を子どもが自力で進めるには、タブレットの解説だけでは足場が足りないということです。

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ステップ3|未習分野を自走して先取りする(小3〜:公文を追加)

そして今、我が家はステップ3にいます。

「既習の定着」から「未習の自走」へ。まだ習っていない内容を、子ども自身の力で進んでいくフェーズです。

ここで選んだのが公文算数でした。スモールステップの教材設計により、教わらなくても自分で解き方を見つけて進める仕組みがあるからです。

小3の7月にA教材からスタートし、学年相当を駆け抜けて先取りへ進む計画で取り組んでいます。現在は「そろタッチで暗算力を維持しながら、公文で未習範囲を開拓する」という二層の併用体制です。

役割が重ならないので、この組み合わせは相性が良いと感じています。

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おうち算数で大切なこと|今の段階に合う教材を探す

4年間で痛感したのは、教材に「絶対の正解」はないということです。

そろタッチもRISUも公文も、それぞれ素晴らしい教材です。でも、どんなに評判の良い教材でも、子どもの段階に合っていなければ力を発揮しません

実際、我が家は一度公文を検討して見送り、RISUを選んだ時期があります。当時は暗算力の育成が中心で、公文の計算反復はそろタッチと役割が重なると判断したからです。それが小3の今、公文は「未習を自走する教材」としてそろタッチと併用する存在になりました。

同じ教材でも、段階が変われば役割も評価も変わるのです。

だから教材選びで問うべきは「どの教材が一番良いか」ではなく「うちの子は今どのステップにいて、何を必要としているか」。この視点を持てることが、おうち算数の一番の強みだと思っています。

なお、我が家では本格的な教材学習の前段階として、遊び系の教材や生活の中の学びも取り入れてきました。そうした入り口の記録はこちらです。

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中学受験しない家庭にこそ、おうち算数を

最後に、私がおうち算数を続ける一番の理由をお話しします。

我が家は中学受験をするかどうか、まだ決めていません。おそらく高校受験になるだろうと考えています。それでも、高学年になったとき、中学受験をするお子さんたちと同等の水準で学んでいてほしい——そう願っています。

ところが、「中受はしないけれど、中受組と同等に学べる塾」は存在しません。進学塾は受験に最適化され、補習塾は学校進度に合わせる。この空白地帯を埋められるのは、家庭しかないのです。

中学受験をしない家庭にとって、おうち算数は「塾の代わり」ではなく、むしろ受験という締め切りに縛られず、子どものペースで遠くまで学力を伸ばせる積極的な選択肢だと考えています。

小学生のうちに積み上げた学力は、高校受験でも、その先でも必ず土台になるのではないでしょうか。

おうち算数の記事一覧|目的別ガイド

当カテゴリの記事を、目的別にご案内します。

暗算力を育てたい方(ステップ1):そろタッチの体験記録4本(口コミ評判デメリットSステージ継続効果なし?)からどうぞ。

タブレット教材を検討中の方(ステップ2)RISU算数の口コミと、そろタッチとの比較記事へ。

先取り学習を考えている方(ステップ3)公文算数を3年生から始めた記事へ。今後、進度の経過も追記していきます。

幼児期の入り口を探している方ワンダーボックス九九ソング時計学習の記事へ。

我が家のおうち算数は現在進行形です。

この記事も、息子の歩みとともに更新していきます。

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