コラム・雑感

dweだけでは話せない|4歳息子が克服した方法

記事内に広告を含む場合があります

0歳でdwe教材をスタートした我が家、2歳終わり頃にポツポツと英語を口にするようになり、このまま英語を話すようになっていくのかなと待つこと1年弱。

3歳から普通の幼稚園に通い始めたことで日本語の発話が増え、このままでは英語を話せるようにはならないと確信するに至りました。

現役英語講師
はむ先生

はじめまして。
英語講師の「はむ先生」と申します。

教歴は15年ほど。現在は子育てをしながら、大学で非常勤講師として働いています。

個別相談も行っています。どうぞお気軽にご利用下さい!

そこで、年少さんの夏にdwe教材以外のサービスを利用することを検討し、計画を立て直しました。

DWEを利用しているけれど、子供の発話が進まず悩んでいる親御さんは多くいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、

  • DWE教材を聞いてきた子供の発話を促す方法

をご提案していきたいと思います。

参考にしていただければ嬉しいです!

▷ 息子5年間のおうち英語ブログは、こちら

dweでは英語を話せない?卒業しても?

英語を身に付けるにはたくさん聞かせることが大切という類の話は、dwe購入時に説明を受けたかと思います。

母語・外国語に関係なく言葉を身に付けるには、頭の中にたくさん言葉を蓄積してあげることが欠かせないのです。

外国語である英語に関しては英語で直接話しかけることができませんから、子供にDVD教材を使ってお話を見せたり、歌を聞かせたりして代用していると言ってよいでしょう。

つまり、dwe教材は基本的に英語をインプットする教材なのです。

一方で、dwe教材を使って英語を聞かせ続ければ「話すようになるのか」という疑問の答えはNOなのだと思います。

現役英語講師
はむ先生

我が家もその1例です。

英語を聞かせてきたのに話せない理由は?

この記事にたどり着いた方の中には、既にある程度英語を聞かせている(聞かせてきた)方も多いのではないでしょうか。

子供が英語を全然話し出さないと、

  • いつになったら話すんだろうか
  • 本当に話し出すのだろうか
  • 何かやり方が間違っていたのだろうか

そんな気持ちにもなると思います。

理論上はインプットの量が一定時間を越えれば、言葉を理解できると同時に話せる力が付いているはずです。

しかし、本人が積極的に英語を使おうとするかどうかは別問題で、英語で話したい相手がいるという環境があってこそ意欲が高まります。

dweを卒業できるまで課題に取り組んだとしても、英語で話したい相手がおらず、英語を使う必要性のない環境にいては流暢に話せるまでになることは難しいでしょう。

※ 年齢相応に身に付いている第一言語を持ち、聞いて理解できるけれども話せない第二言語を持つ状態を受容的バイリンガル (passive/receptive bilingal) と言います。

ここで息子の例を書いてみたいと思います。

息子は言葉を話し始めたころに少しずつ物の名前を英語で言ったり、2歳頃に信号を見て it’s blue. などの短い英語を話すことがありました。

時間が経てばそれ以上に英語を話すようになるのかと思っていた時期もありましたが、それ以上、英語の発話が増えることはありませんでした

今思えば、子供が英語で話し始めた地点で、私が英語で返事をしたり話しかけたりすれば状況は変わっていたように思います。

英語を耳にするのはDVDのみで、誰からも英語で話しかけられることもない日常で生活する息子にとって英語で話す理由がなかったのでしょう。

現役英語講師
はむ先生

当時、親である私からの発話は日本語と決めていました。

当時、幼稚園(一般的な日本語を使う園)に通うようになり、日本語の力がぐっと伸び、英語は理解できる言語にとどまっているように見えました。

そのうち英語を話すのかなと3歳半を過ぎるまで様子を見ていましたが、それ以上に英語のスピーキングが自然に伸びることはありませんでした

※ やはり外国語は聞かせるだけではダメなのだと、私の中では大発見でした!

当然のことではありますが、幼い子供は英語が上手くなりたいとか、将来のために英語を勉強しようとか思っていません。

英語が必要でない日本で英語を使うように促すには、子供が英語を使いたいと思う環境を用意する必要があるのです。

▷ 【動画あり】息子はオンライン英会話を活用、こちら

英語を話すまでに必要な時間は?

日本語を母語とする人が英語を身に付ける場合、おおよそ2500時間から4000時間ほど英語接触時間が必要だと言われています。

流暢に使いこなせるようになるには、1万時間から2万時間のインプットが必要という話もあります。

私の感覚的にも、あながち間違っていない数値だと感じます。

6歳の息子は英語インプットが2000時間くらいになってから、正しい文章でアウトプットできるようになって会話が成り立つようになりました。

▽息子6歳・年長・冬▽
英会話レッスンの様子

現在でも、母語である日本語同様、文法ミスは当然のようにしますし成長途中であることには変わりありません。

やはり長い目で見て、1万時間くらいのインプットは必要なんだろうと思います。

言い換えると、ざっくりで良いのでどのくらい英語を聞かせてきたのか計算する必要があります。

  • 1日1時間:1年で365時間
  • 1日30分:1年で182時間

よく言われることでありますが、まずは英語に2000時間触れることを目標にすると良いと思います。

案外、2000時間を達成するには時間がかかります。

子供が自然に英語に触れられる仕組みをつくり、毎日コツコツと積み上げていく他ありません。

現役英語講師
はむ先生

私が息子にアウトプットの場を用意したのは4歳の頃で、英語を500~600時間くらい聞かせたタイミングでした。

dweでは英語を話せなかった4歳息子の克服事例

息子の場合、dweで用意されている場では発話は促されませんでした

dweではアウトプットの場として、

  • 週末イベント
  • テレフォンイングリッシュ

などが企画されています。

しかし、週末イベントはアウトプットの機会としては心もとないですし、テレフォンイングリッシュ(TE)で会話力を高めるのは難しいように思います。

現役英語講師
はむ先生

電話は表情が見えず大人でも難しいですよね。

英語を使う環境を整える方法としては、インターナショナルスクール、英会話スクール(通学・オンライン)の利用などあります。

子供の発話を促すことに重点をあてると、

  • 自分に向かって英語で話しかけられる時間が長い
  • 自分が答えるしかない状況

があることが必須です。

我が家はさまざまある選択肢の中から、オンライン英会話の利用を決めました

我が家のアウトプットの増やし方

我が家がオンライン英会話を選んだ理由は、

  • マンツーマンである
  • ネイティブ・マンツーマンという条件でも価格が安い
  • 週2以上のアウトプットの機会を多く作れる

この3点です。

現役英語講師
はむ先生

この選択は我ながら正解だったと思います。

現在、オンライン英会話スクールは数多くあり、正直その質はピンキリです。

しかし、世界的にオンライン教育が普及したことで、質の高い英会話スクールが増えたことは喜ばしいことです。

1年後は英語を話せて読めるように!

年少の夏休みを利用して、我が家では5社ほど体験レッスン受けました。

その中でも、カリキュラムの質が高かった、子ども専用のオンライン英会話Novakid(ノバキッド)を選びました。

▷ ノバキッドの料金は、こちら

当時4歳だった息子が楽しく受けられるレッスンは数少なかったことは確かですが、6歳になった今でもノバキッド以外の選択肢はないと思っています。

ネイティブ・ノンネイティブ講師共に英語を教える資格(TESOLなど)を持っており、言語習得に関する専門知識があることも信頼に値しました

ノバキッドを利用していなければ6歳の息子は英語を話すようにも、読めるようにもならなかったと思っています。

4歳からずっと息子の英語の成長を見守ってくれている先生には感謝しきれません。

\\Novakid//
子供に英語を贈ろう!
45日間返金可能!

体験後、解約手続き不要
お友達紹介コード PROMO329625

※ 紹介コードで通常1500円のところ【4000円割引】になるポイントがもらえます!

dweは子供のインプット教材|英語を話せない壁を乗り越える!

ディズニー英語システムの教材は決して万能なものなのではなく、子供が初めて英語を身に付けるために適切なインプット教材です。

別途、world familyが運営する英会話スクールや休暇に実施されるキャンプなどを利用することで実際に英語を使う機会を得ることができます。

▷ dwe教材についての考察は、こちら

言い換えると、dwe教材を使い続けていても限界があり、年齢に合った英語インプットを継続していく必要があることは知っておきたい点です。

現役英語講師
はむ先生

日本語で考えてみると、この教材だけで大丈夫とは言えませんよね!

話せるようになるまでに気を付けたこと

オンライン英会話の利用を機に、息子は英語を話せ、読めるようになりました。

親である私がやったことは、

  1. 英語インプットを継続
  2. 息子と相性の良さそうな先生を探した
  3. 指導を先生にお任せした

この3つです。

まず、インプットはYouTubeで英語アニメを解禁し、dwe教材は使わなくなりました。

1歳・2歳の頃はdweを中心に見ていましたが、3歳にもなると、子供も(親も)楽しめなくなった為です。

現役英語講師
はむ先生

同じもの見続けられませんよね。。。汗

せっかく買ったdweを使って欲しいという気持ちも正直あります。

一方で、12枚のDVD教材の中に英語を身に付けるために必要な言葉がすべて網羅されている訳もありません。

dwe教材のみでは圧倒的にインプット量が不足するので、時期をみて言葉の世界を広げていく必要があります。

オンライン英会話を始めたあとは、信頼できそうな先生に主導権を握ってもらい、親の私はサポート役に徹しました

先生選びは大切なので、子供と相性の良さそうな先生を厳選した方が良いと思います。

レッスンを始めると、熱心な親御さんは口を出したくなる場面を多く見かけると思いますが、子供のやる気がそがれるくらいなら親は黙っていた方が良いです。

先生は親ではないので余計な感情が入りませんし、プロですからとても褒め上手です。

うまく褒められているうちに、先生ともっと話したい気持ちが生まれます。

もし、子供の教育に力が入りすぎてしまうという自覚があれば、少し引いて、見守るスタンスに変更することも良いと思います。

現役英語講師
はむ先生

レッスンカリキュラムの質は英語力を伸ばすのに重要です。

何歳から始めても遅くありませんが、スピーキング力が伸びやすいことから小学校低学年までにアウトプット環境を用意するのがおすすめです。

特に、dwe教材を使って、少しずつでもインプットを増やしてきた子供さんは、英語を使う機会が与えられれば短期間で話すようになります。

  • 子どもに英語を使うアウトプットの機会をお探しの方
  • あまり英語を話さないことに不安を持っている方
  • 教材を使うのをやめてしまいやってきたことが意味がなかったのかなと感じられている方

騙されたと思って、一度試されてみても良いかと思います。

▷ Novakid公式HPは、こちら